「秀逸な伝記映画」ストレイト・アウタ・コンプトン ゾンビさんの映画レビュー(感想・評価)
秀逸な伝記映画
実在の人物を描く上で壁となるキャストに関して、これは文句なしだろうと思わされる。ぼくは当時触れたことのない音楽だったけど、映像を見る限り似ているなぁと。
カリスマ性をビジネスに利用され飼い慣らされていく様子と、メジャーシーンで認められつつも空中分解するグループの描写はドラマチック。まさにのしあがるってこういうことかなぁ、と。
命と音楽が天秤にかけられてるなんてなぁ…。海の向こうのリアルをスクリーン越しに触れられたのかな。ロス暴動と相まって当時のアメリカの縮図を垣間見ることにもなった。
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