「脱力できる癒しの空間」セトウツミ かつさんの映画レビュー(感想・評価)
脱力できる癒しの空間
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ストーリーは、川辺で高校生2人がただダベってるだけの作品で、盛り上がりもクソもない作品ですが、池松壮亮さんと菅田将暉さんが作り出す雰囲気が作品とマッチして、極上の癒し空間を演出してくれる作品でした。2人とも20代前半の若手俳優とは思えない味のある演技で、絶妙にシュールな空間を作り上げてた。「間」というか、呼吸というか、無言、無動作の「間」の使い方が絶妙でした。これは、俳優2人だけじゃなく脚本、演出が見事なのもありますよね。
池松さん、夜の花火のシーンで、「夏休みが終わらへんかったらなぁ」「・・・それは無理やな。」のところ、素で笑っちゃってるように見えましたね(笑)2人とも、楽しんで演じてた感が出ててなんか微笑ましかったです♪
原作は、映画見たあとにちょこっと読んだけど、個人的に原作よりも映画の方がよりシュール空間が完成してて断然おもしろかった。この作品の大きな魅力の1つの「間」の取り方とかはマンガではなかなか伝わって来ないですね。。原作≪映像化作品という稀なパターンでした。そして、劇場の大スクリーンじゃなくても大丈夫です(笑)
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