ディストラクション・ベイビーズのレビュー・感想・評価
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救いようがないクズ共
暴力的な表現に免疫のない人は好きな俳優さんが出ているからといって軽い気持ちで見るべきではないしお勧めはしない。
ベビわるの園村アクション監督が携わっていたのでリアルな殴る蹴る頭突きするといった強くも弱くも見えるアクションの振り付けに応える柳楽氏には圧倒された。
柳楽優弥の演技を観るために
柳楽優弥の演技を見たいので、鑑賞。
そのwantが無ければ、普段見ないテイストの作品だし
見たけどやはりなかなか、んー。。。
暴力的であり、救いがなく、何を見たんだろう、、という気持ち。
菅田将暉氏のいやな奴の役
とても嫌な奴が上手だった。ある瞬間ある瞬間で「わ、めっちゃやだわ」な部分があり、ちゃんと苦手だと思えた、あいつのことを。
小松菜奈氏が座る運転席を後ろから「早くしろぉ!!」って蹴りまくるのはめっちゃイライラした笑。演技とは言えあれされたらめっちゃイラつきそう。笑
柳楽優弥氏。
なんと言ったらいいんだろう、言葉にするのが難しいけど
柳楽優弥も、見るの集中してしまう役者だな。見てしまう。
ホアキンとか、そっちのような感じ。見ちゃう。
彼が集中してるから、つられて集中しちゃう。
動きが予想できなくて、予定調和な感じじゃなくて。
動物のような。自然体で、変な理屈とかじゃなくて意志のまま動いてる感じで。
そういうのを見させてくれるのは、面白いな。
でもやっぱり、ストーリーはほんと全然、好きではない系だなあ。笑
うーん、
柳楽優弥
柳楽優弥熱が再燃したので見た。
本当にただ殴る殴られるだけの映画。
菅田将暉が女子殴っても、柳楽優弥が止めるわけでもない。
ここで止めてたらかっこいいキャラになったかもしれないのに。それはそれでありきたりの映画になるけど。
終盤まではただただ胸糞悪いストーリー。唯一小松菜奈がスッキリとしてくれた。
でも人殺したのは小松菜奈だけ、、。
まだ柳楽優弥の弟とかとの展開があればなにか違ったかも。
完成度は高いかもしれないけど好みではない
自分が最近ハマっている菅田将暉さんと小松菜奈さんが出演しているので見ました。
2016年 当時若手だった柳楽優弥さん菅田将暉さん小松菜奈さん。若手ばかりで構成されている割にはしっかりと役にあった演技をしており 完成度は高いのではないかと思います。
それぞれのくずっぷりが原作通り表現されており、これといったオチはなく 普通のひとでは理解できないような内容も多多い印象です。しかし 一部というか評論家などからしたらこの曖昧さ、気持ち悪さが高評価につながるのかな??とも思いました。
the暴力、theクズ、theサイコパスをもろに表現した映画でレビューには[会社の闇を見ているようだ]のようなコメントがあったが、暴力の表現の強さ、若手俳優たちの演技のすごさにより自分の身の回りを想像したり 映画から伝えたいことを感じ取り考えることなどできませんでした。なかなかマニアックな人以外おもしろいとは思わないと思います。出演している女優さん俳優さんが好きで時間が死ぬほど余っているひと以外おすすめできない映画だと思います。
これで賞総なめ?
浅草キッドの柳楽優弥を見たらお勧めで出てきたから観てみた。
なんやこのクソ映画。。。こんなのが賞を取る日本映画って終わりやね。
まず脚本がクソ。弱いくせにイキがる菅田もクソ。こんな奴が幼児虐待やるんだろうなぁ。
キャストが勿体ないわ。
柳楽優弥、菅田将暉、小松奈菜、北村匠海、村上虹郎、、、勿体ない。
不思議と惹かれる作品です。
賛否両論あるかと思いますし、嫌悪感を抱かれる方も多そうですが、僕のツボには嵌ったらしく、滅茶苦茶面白かったです。
なんて言っても柳楽優弥さんの狂気を宿したような演技は驚嘆の一言でしたw(゜o゜*)w‼︎
セリフも殆ど無く、その表情と動作だけであそこまで表現出来るのはさすがですよね。
お調子者でその実かなりの下衆野郎でも有った裕也を演じた菅田将暉さんも“虎の威を借る狐”状態を巧く表現されていましたし、小松菜奈さんの微妙な表情の変化も素晴らしかったと思います。
長回しを多用した暴力描写も生々しくてかなり良い出来でしたが、泰良のダメージが軽過ぎるのと回復するのが異常に早い等気になる点も有りましたが、概ね日本の映画らしさも兼ね備えた良く出来た(?)作品だと思います。とは言っても他人にはお勧め出来ませんが^_^;
先日ハード・ロマンチッカーを観た際に思い出したもので、再鑑賞してみました。
暴力描写はこちらの方がよりリアルですね。
理不尽なまでの暴力はトム・ハーディー主演のブロンクスを彷彿させますが、ある意味こちらの方が主人公の心理が解り難いような気もしますし、観る人を選ぶ作品だと思います。
ただ、個人的には面白い作品だと思いますし、大好きなんですけどね。
何故か何度も観てしまうんですよね。
それだけ自分にとっては魅力的な作品なのだという事だと思います。
菅田将暉さん演じる北原裕也をはじめ小松菜奈さん演じる那奈、北村匠海さん演じる健児と下衆なキャラクターが多いのも好きな要因のような気がしますが(笑)やはり主人公である柳楽優弥さん演じる芦原泰良の容赦も理由もない暴力に惹かれるのだと思います。
怪我の治りも早いですし、喧嘩するたびに強くなっていくのもまるでサイヤ人のようですが、リアリティある暴力シーンが好いんですよね。
まぁ有り得ないですが、続編を観てみたかったです。
不満点も無いわけではないんです。
細かい点では有りますが、事故った後エアバッグが出ていなかったり、100キロを超える速度で事故を起こしてエアバッグが作動しなかったのなら、あの体勢で乗っていた裕也はフロントガラスを割って車外に放り出されているような気がします。
運が良くてもフロント側に投げ出されたはずですよね。
あとラストのシーンですが、警官はいきなり拳銃を抜いたりしないですよね。
まぁ勿論どちらもストーリー上仕方ないのだと思いますが…。
最終的には当然2件の殺しが那奈によるものだとバレたとは思いますが、その描写がなかったのが残念でした。そう言えば、那奈が病室で事情聴取を受ける刑事が二人とも男性だったのも頂けないですね( ˙-˙ )
しかし、一番残念だったのは北村匠海さん演じる健児に鉄鎚が下されなかった事でしょうか。あんなクソガキにはキッチリ制裁を加えて欲しかったですねヽ(*`д´*)ノ
このような細かい点が残念に思えてしまったのも、それだけこの作品を気に入った証拠だと自分なりに分析しています。
なんて言っても、時間を置いてまた鑑賞しようと既に思っているくらいですから(。-∀-)ニヒ♪
本能としての暴力
セリフがほとんどない中にあって、これほど人物像を表す柳楽優弥がすごい。
表情と後ろ姿だけで ここまで演技する彼の才能を引き出した、彼のデビュー作である「誰も知らない」の是枝監督の技量とそれを理解した彼に 日本映画界の未来が開かれた。
暴力映画は本当に好きじゃない。好んで見る事はほぼない。
なのにこの映画は、見始めたら目を離せず最後まで見てしまった。
柳楽演じる男は、弱者には向かっていない。
彼にそういう矜持があるわけでなくーー多分彼は、自分の感情も他人の感情も、言語化する能力はない。
彼は女 子ども 老人 老婆 などに噛み付いてない。
普通であれば、ただのごく普通の喧嘩好きなら
絶対に向かって行かない相手 地元の極道、チンピラ、不良
などが 獲物である。
相手がはむかってくれば なお結構。
殴り殴られ
掴んで離さない。
不気味以外の何者でもない。
そこに 菅田将暉が関わって来る。
彼は自分より強い者に向かって行く事なく弱者を狙い
そして 柳楽演じる男を操る猛獣使いだと思い込む。
しかもそれはあながち間違いでなく、そのうち
虎の威を借る狐となって自分も強靭だと錯覚していく。
だが彼の方には 精神が 残っているため、事件となり犯人となって注目されてしまうと その重圧に耐え切れなくなってくる。
そのフラストレーションは狂気を呼ぶが、それも柳楽演じる男に比べれば、言葉の通じる人間であることに変わりない。
柳楽演じる男は、菅田将暉演じる高校生も
自分と同じように快楽を求めての暴力だと思い込み
彼の嗜好(女や弱者を相手にする事)に口を出すことはしない。
小松演じるキャバ嬢は
こうやってでなければ 生きて来れなかった女。
容姿に恵まれていれば、それだけで遭う事になる境遇というものがある。
周りに恵まれる事なく、誰も彼女の生育状況に責任を持つ事ない結果の今が、見事に現れている。
登場人物たちの多くは
自分の感情を言語化出来ない。
そういう知能なのだ。
ライオンも虎も 山に生息するヒグマも
彼らに感情や本能はあっても言語はない。
しかし、ただ食べ物を獲るために闘争する動物とは違い
彼においては
排泄欲 性欲 と同等の 「格闘欲」を持つ生き者(生き物)
男性が女性化するきっかけは もしかしたら言語なのかもしれない。
それに侵食された脳を持つ男は、次第に暴力から遠く離れて行き、理性を得る。
女も、感情を言語化出来ない人間はもちろんいる。
知能指数が30違うと 会話にならない お互いを理解する事が出来ない そういう文献を読んだ。
30高ければ人間として優れていると言うのではなく
30低ければ人間として劣っていると言うのでもない。
人間性は別次元であり この映画の場合でも
多分 知能で言えば 柳楽演じる男の方こそが菅田将暉演じる高校生よりも知能は低い。
人間形成上問題あるレベルで脳に傷がある。
にもかかわらず、彼の方にこそ ブレない魅力
に近いものを感じてしまうのだ。
この映画で 何を言いたいか不明
という意見をたくさん見かけた。
これは 何を言いたいか と言う映画ではなく
何を感じるか という作品なのだろう、と思う。
【”抑えきれない破壊衝動・・・” 人の道を外れた二人の怪物を描いた作品。】
◆二人の怪物
1.柳楽優弥が演じる、港町で暮らす両親亡き男。人間の最低限の感情すらなく、只管身を削るように、暴力を振るい続ける。
今作で印象的なのは、柳楽優弥が殆ど台詞を発しないところである。
そして、どの様な凄惨な場面でも薄ら笑いを浮かべている所でもある。
2.柳楽優弥に憧れる軽佻浮薄な男を演じる菅田将暉に拉致された、キャバ嬢を演じた小松菜奈がもう一人の怪物である。
拉致された後に、菅田が演じる男を車のドアで、何度も何度も叩いて殺す表情は、彼女のデビュー作の「渇き。」を彷彿とさせる。
<作品としては、罪のない女性に”大街道”で、菅田が演じる若い男が暴力を振るうシーンや、只管に繰り広げられる凄惨なシーンなど、構成は粗いし、エンタメ要素は殆どない。
けれど、それを上回る柳楽優弥の、ラスボス感溢れる狂気の表現方法及び、その狂気に触発されたかのような小松菜奈が演じるキャバ嬢の狂気に目覚めた姿に戦慄した作品である。>
世代交代を突きつけるよう
別段意味のない、ただ暴力衝動に突き動かされる若者を描いた作品。
とにかく突き抜けた作りで、合う人と合わないがはっきりわかれるでしょう。
柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈の演技が素晴らしく、中でも柳楽優弥の存在感は圧巻です。
その作品作りやこれからを担う若いスタッフやキャティング等、まるで世代交代を突きつけるような熱量のある作品でした。
これはすごいですよ。
意味在り気な暴力ゆえ失速。惜しい。
冒頭振り向く柳楽優弥の異様は映画史に残したいが、理由在り気な暴力ゆえ失速する菅田小松との逃避行の凡庸が惜しい。
健さんより鉄矢桃井のキャラが立つあの傑作を想う。
ヒメアノ〜ルと対を成す重要作だが。
人を選ぶ映画
訳もなく暴力を振るう主人公。作品全体を覆う雰囲気は狂気に満ち溢れている。観る人を選ぶ映画には間違いないが個人的には大変楽しめた。全編通して演技も素晴らしかった。
映画は「メッセージ性があり鑑賞者に何かを伝える存在であるべき」という考え方が一般的である。本作からも作品の意図を感じ取ることはできたのだが、上述したように人を選ぶ特殊な作品であり、理解できなければ何度観ても伝わらないだろう。その場合は感性が合わなかったにすぎず、相対的に「駄作」と判断してしまうだろうが、それが作品の絶対的な評価に繋がるわけではない。1から10まで説明されなければ理解できない人間が増えたので仕方ないが、いずれにせよ想像力が乏しく与えられた情報のみで善し悪しを判断する人間には向いていない作品。
衝動
喧嘩に明け暮れる青年・泰良とその周りの青年や少女を巻き込みつつ展開されるバイオレンス群像劇。
何かに取り憑かれた様な衝動を抑える事が出来ず行動に移して行く若者達。
観る側が理解出来なくても映画として成立してしまう所は、これだけの若い才能豊かな俳優陣が勢揃いだからでもある。
無名キャストならつまらなかっただろうなさえ感じてしまう。
いく末を気にしないやりたい放題&暴力的逃避行な部分は、似た1995年洋画「ナチュラル・ボーン・キラーズ」的なものが既に海外作品であるだけに、それを超える事も出来ていない。
そんなバイオレンスをオチが無い日本映画的に作られてもなぁ、、、。
この監督の喧嘩らしさとは、強い弱い関係無く姿勢だけむき出しで喧嘩する姿を「らしさ」と見ているのかな?
宮本の時もそうだったし、、、。
俳優陣だけは素晴らしいです。ハイ。
暴力。何のために。
暴力の場面がほとんどです。
柳楽が当たりばったり喧嘩しまくる。何のため?と思いながら観ていた。柳楽のセリフがほとんど無いので心の中がみえない。心情がわからない。
菅田の役どころは初めは普通のチャラ男的な感じだったが柳楽の喧嘩の強さに感動し。またゲームのアプリの経験値を上げるため柳楽と共に喧嘩を仕掛けていく。女性まで暴力振るった辺りから観るのが嫌になってきた。
いちばんのグズ野郎だと思った。
小松菜奈はギャバ嬢役で汚れ役に挑戦している。それでも存在感があって肝が座っていて逞しく感じた。菜奈ちゃんはどんな役でも魅力があって流石です。
柳楽は銀魂2で初めて観るその時はおもしろいキャラだったので今回はイメージがガラッと変わった。セリフが無い部分で演技が重要になります。結局。喧嘩をする事に自分の生きていることを感じていたのか。その辺はわからなかった。
全149件中、1~20件目を表示