劇場公開日 2016年10月14日

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永い言い訳のレビュー・感想・評価

全237件中、121~140件目を表示

3.0そんなに泣けない

2017年1月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

よくある夫婦の日常だなと思いました。
ただ、もっくんや、子供達の髪の毛が伸びて行き、ラストでみんなすっきりしているのが印象深い。

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ふわり

4.5元木

2017年1月14日
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鑑賞方法:映画館

ちょっと乗れない部分もあったけど、結末にかけて尻上がりに面白くなっていった。
“人生は他者だ。”というそれそのものの映画。
モックンはピストルであり、そのピストルはミスターサタンと触れあうときの魔人ブウだと思う。
子役二人がすごくよかった。

4

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ヨッシー

5.0愛について考える映画

2016年12月14日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

難しい

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はがねちゃん。

3.0愛し始めたのは妻ではない。

2016年12月12日
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鑑賞方法:映画館

"妻が死んだ。
これっぽっちも泣けなかった。
そこから愛しはじめた。"

『永い言い訳』

(あらすじ)
交通事故で妻:夏子(深津絵里)を亡くした、小説家の幸夫(本木雅弘)。
しかし、夫婦間は冷めており、妻の死を悲しむことができない。
同じ事故で夏子の友人:ゆきも亡くなっており、その夫:陽一(竹原ピストル)の自暴自棄を目の辺りにし、自分とは全く違う妻への愛情に唖然とする。
そして、その利発な息子とその妹の世話をする過程で、幸夫にも新たな気付きが……。

冒頭、幸夫が夏子を罵るシーンで始まる。
小説家のPNは津村啓ですが、本名は衣笠幸夫。そう、鉄人:衣笠と読み方が同じなんです。

幸夫は夏子に、電話に出る時「衣笠」と名乗るな。
自分を「幸夫くん」と呼ぶな。あの鉄人と比べられる人生がどれだけ嫌だったか、分かるか?とくどくどと言い続けます。
夏子は「だって、昔から幸夫くんって呼んでるし、衣笠って名字、私は好き」と、涙目になって反論します。
このシーンで、健気な妻、捻れたコンプレックスを抱えている嫌な夫→その後、愛人(黒木華)登場で、可愛い奥さんいるのに、ひでぇ夫の図式となる。
で、奥さんが事故にあった時、幸夫は愛人とHしており。
あとは本作のキャッチ通り「妻が死んだ。これっぽっちも泣けなかった。そこから愛しはじめた。」となる。

トラック運転手であまり子供の世話ができない陽一の代わりに、幸夫はその役目を引き受ける。
それって観客には、幸夫のマネージャー曰く「子供を育てると、自分の今までの罪が帳消しになるような気がする」的な、つまり妻が死んだ瞬間に愛人とやってた自分の罪を浄化したい行いに思えるかも。贖罪ですね。
ただしですね、このキャッチをよくよく読むと、「そこから愛しはじめた」のが、妻だとは言ってないんですよ(笑)

やべ、ひっかかったー!

実は本作、妻の死は背景でしかありません。

だって中盤、夏子のスマホが復旧して、そこに「もう(幸夫を)愛してない」ってあるんですもん。妻も幸夫を愛してないし、幸夫も妻を愛してないんですよ。
相手は自分に醒めたまま逝ってしまったので、こっちだけ良かった思い出に浸って「愛し始める」ことできませんよね?
だから、今までの夏子との生活、殆ど思い出してませんし(笑)
じゃぁ、何を愛し始めたんでしょうね?
それは、冒頭のシーンが鍵ですよ!

『西川美和監督自ら書いたベストセラー小説を映画化した「永い言い訳」をみると、本当にこの監督は男を描かせたら一流だとわかる。一方、女性キャラは冒頭、あっという間に退場する。いかに女に興味がないかも良くわかる。』
某有名?映画批評家の方が、こう仰っていたけど。

女に興味がないというか、極めて女性目線で撮られた映画だと思いました。
西川監督が本作で描いている男達は、あくまで女性から見た理想の夫像じゃないでしょうか?
妻が急に死んで、夫の部屋は雑然とする。
夫は、愛人との関係に後ろめたさを感じる。
また、その愛人からは愛想尽かされ、孤独となる。
またはカップラーメンをすすり、子供達そっちのけで妻の不在を嘆き続ける。
新たな女性と出会うも、それは妻が安心するような家庭的なタイプ。
妻としては、自分がいなくなったら、夫にこうなって欲しい的な。
私の知人は、奥さんが死んだその夜に女の子をナンパしていましたよ。
いや、だからって、彼が奥さんの死を悲しんでいないわけではない。
悲しみの表現は、ひとそれぞれですからね。

登場人物に、いまいち魅力を感じませんでした。
もうちょっと、生々しい感情が渦巻いてるお話かと思ってたので。
唯一、生々しかったのは、もっくんの白いおけつと、マグロ状態の黒木華のシーンですかね(笑)
あと、なんだかんだで、もっくんかっけー!

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夏斗

4.0丁寧なつくり

2016年12月9日
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鑑賞方法:映画館

人の気持ちって複雑やね

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yo

4.0パンツ履いてる俳優

2016年12月8日
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鑑賞方法:映画館

監督はモッくんをかなり追い詰めたというけれど…モッくんはきっと根っからの良い人なんだね、笑。
でもそこが後味の良さに繋がってるのかな。

ピストルさんの演技があってグッと締まった。
そしてほんのわずかな出番なのに、
存在感が凄い深津絵里。
また郊外の街の撮り方が印象的でした。

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yao77

4.0とても良かった。

2016年12月5日
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鑑賞方法:映画館

小説を読んだわけでもないし、特に西川監督のファンだというわけでもなかったのですが…予告を観た時にとても気になっていた作品です。
本当に良かった。
とても繊細な流れ、でもとても鋭くて、心の奥底に響くものがありました。

幸夫と亡くなった夏子の間にはもう愛情はなかったし、子供もいなかった……自由でわがままな幸夫は嫌な夫だし、嫌な人間だったと思います。

だから幸夫は夏子の死を悲しむことが出来なかった………でも、共に亡くなった夏子の親友ゆきの夫と子供達との交流で、彼は妻夏子の存在の大きさに気付くし、人を思いやる気持ちや人間らしい心を取り戻します。

この過程が淡々としてるのですが、とてもナチュラルで本木雅弘さんの演技の上手さを感じました。
そして子役の2人の演技も本当に素晴らしかった。

これといった大きな展開があるわけでもなく、静かに感情の動きを読み取るような作品でしたが、とても心に残りました。

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Mi-chan

4.5予期せぬ別れってある。

2016年12月4日
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悲しい

難しい

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にゃんちゅう

5.0素晴らしい‼︎

2016年12月2日
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♪riko♪

4.0すごくよかった

2016年12月2日
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泣ける

楽しい

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吉泉知彦

5.0先に死にたい

2016年11月26日
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最初の髪を切ってもらうシーンでいきなり何故か号泣してしまった…
いつからこんな夫婦関係になってしまったのか?
幸夫が変わってしまった?いいえ幸夫は変わってない。結婚前から少しも。
夏子が変わったのだ。
遺影の夏子が本当に美しかったな
やっぱり私は先に死ぬ事にした。

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tasuku

3.0木村多江の使い方

2016年11月24日
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kaz55

4.0幸夫のコミカルさが好き!

2016年11月22日
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声が上ずったときに思わず観客から笑いの声が漏れてた。
タイトルに関して特にすごく触れてたわけではない。けどしっくりくる。

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ツン子

5.0胸に突き刺さった

2016年11月19日
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ゆーり

4.0「もっくん」の凄さを知らされました。

2016年11月16日
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もっくんを映画で観るのは
初めてでした。

西川監督の映画も初めて。

どこかしら河瀬直美監督を
感じさせるのは、
女性監督だからなのか。
演出がとてもナチュラルだからなのか。

まずは、とにかく
子役が可愛い^_^
すごくナチュラルな演技でした。
これはもう、演技じゃないのかも(^^;

洗濯物のたたみ方を
妹ちゃんがもっくんに教えるシーン。
本当に日常を切り取ったかのような
そんな素敵なシーンでした。

わがままな年頃の妹に
イライラするお兄ちゃん。
でも、お兄ちゃんだから。
と自分を抑え込もうと大人になる。
でもやっぱりまだ6年生。
父親にも反抗してしまう。

竹原ピストル
演技がむちゃくちゃ
うまいとは思わないし
この映画を引っ張ってる、
とまでは言えないと思うが、
この映画になくてはならない存在。
こんな親父おるよなぁ。
えてしてこんな親父の息子ほど、
しっかり者になる。
で、そんな父親が恥ずかしくて仕方ない(^^;
わかるわ〜。

池松壮亮。
おそらく世代的に「ゆとり」?
自分よりもずいぶん年上の主人公を
どこか達観した目で見守る。
常に冷めてる感じか
ナイスキャストでした。

あらすじから想像されるよりも
重たくなく、気軽に観に行ける。
でもちゃんと心に刺さるものがあるし
泣けるし、クスッと笑える。

もっくんと子供達の
アドリブ?とも思えるやり取りは
自然と笑顔になりました^_^

強い人はね。
逃げずにちゃんと
悲しみと向き合っている。
だから涙が出てくる。
泣いてるから弱いんじゃない。

この言葉には、泣かされました。

やっぱりこの映画は
もっくんにつきます。
すごい役者さんですね。
オープニングで
奥さんに髪を切ってもらってるシーン。
20年も連れ添ってるのに
微妙な「よそよそしさ」を
あそこまで醸し出せるのは凄い。

主人公は
自分に自信がなくて
とにかく女々しい。
イライラするくらい女々しい。
本当はいいやつなのに。
それを見事に演じてました。

なんで、みんなで楽しく鍋食べてんのに
そこで、あーゆー事言うかなぁ(^^;
映画とは分かりつつ
本気でイライラしました(^^;

カップルでも
家族でも、
もちろん夫婦でも
誰にでもお勧めできる良作です。

西川美和監督と
本木雅弘。

今後追いかけたい
監督と役者さんに出会えた日でした。

個人的には
河瀬直美の作品で
もっくんを観てみたい^_^
カメオ出演でいいから
樹木希林も一緒に^_^

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だいきつ

4.5もっくん凄えな

2016年11月15日
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観終わって、何が描かれてるのか説明できないの。でも、解るの。映画でないと伝わんないことが伝わってきてんだよね。そこが良かった。

もっくん演技すごいわ。こういうインテリいそうだもん。

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Scott

4.0よかったかと。

2016年11月14日
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プチトマト

4.0本木雅弘演じる性格悪い夫、幸夫。 20年連れ添った妻、夏子がバス事...

2016年11月13日
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本木雅弘演じる性格悪い夫、幸夫。
20年連れ添った妻、夏子がバス事故で亡くなってしまう。親友、ゆきと一緒に。
妻が死んでこれっぽっちも泣けなかった幸夫と母親が死んで泣けなかった真平くん。同じ泣けなかったでも相手に対する思いが全く違うよね。でも、共通しているのは髪の毛が伸びていくこと。髪の毛で日常の変化や気持ちの変化が伝わるって見事だったわ。

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hiromiko

4.0良い「映画」でした。

Kさん
2016年11月9日
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小説は知らないし、何の前知識もなく監督が西川監督だということも知らずに鑑賞しました。

作り込んだ画ではなく、生々しい画作りや演技がとても良かったです。本木雅弘さんは特に印象に残ってる方では無かったのですが、役にハマっててとても素晴らしかったし、子役の子も自然でとても良かった!

西川監督の「ゆれる」も好きなのですが、心情を表現する時の表現方法がストレートにわかりやすくっていう感じではなく、ちょっと回りくどく表現されている感じが今回もあって個人的にはとても好きでした。
まさに「映画」って感じでした。

わかりやすいストレートな感動が好みな方はちょっとわからなかったり物足りなさを感じるのかな?とも思いました。

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K

4.0さすが西川監督ですね。

2016年11月8日
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観ようか迷っていましたが観て良かったです。深津絵里さんや黒木華さんの出番が少ないのがちょこっと物足りない感じですが、全体の構成は良かったと思います。

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タイガー力石