「言い訳は少なめ」永い言い訳 クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
言い訳は少なめ
非常に痛痒い内容でした。
自分の妻の友人の旦那さんとか、あまり会ったことがない。
それを妻が亡くなってから初めて会い、妻のことを聞かされたとき、自分も幸夫くんと同じような反応、知ってるフリをすると思う。
幸夫くんのマネージャーの池松壮亮のセリフも重かった。
「子育てって、自分がどんなにダメでクズな人間でも帳消しに出来ちゃう、免罪符ですよね。」
携帯が復活するタイミングが良過ぎだが、あの未送信メールはちょっとホラーだ。
好きにはなれない幸夫くんと自分が重なり、ヤダ見な作品でした。
でも、お涙頂戴とかでなく、寧ろ淡々と流れていく時間の中でちょっとずつ変わっていく幸夫くんは良いです。
竹原さんとその子供たちはとても良いです。
化学の先生がサイタマノラッパー、いやグンマノラッパーでしたね。彼女吃音かと思うくらいドモリ多すぎ。
愛人が黒木華ってサイコーですね。(←ゲスですね。)
エンドロールには是枝監督いました。
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