クリーピー 偽りの隣人のレビュー・感想・評価
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香川さんの演技がすごい
香川さんの怪しい雰囲気といい、変人ぷりといい、ほんと気持ち悪かった。(褒めてます) ストーリーは現実的ではないけど面白かった。後半からずっと気味が悪くて怖い。 照明がその気味の悪さをひきだしててよかった。玄関の門では、明らかにここの家はヤバイという雰囲気が出ていた。 それにしてもみんな次々に騙されていく。 明らかに怪しい部屋に、何故みんな行ってしまうのか。私だったら怖くて引き返す。警察も一人で来るなよっていう。 ラストは、ですよねーという終わり方、と同時にホッとした。けど犯人のしてきたことは、この人たちにずっと残るんだろうなという気持ち悪さが残った。
まだまだ行けます。
「クリーピー」を観ました。
「ディストラクションベイビーズ」「葛城事件」に続いてこれです。邦画も変わったと感じました。勿論いい意味でです。さて警察のマヌケさなどツッコミどころはたくさんありますが、物語にグイグイ引き込まれていく作品です。もう一度観たいとはすぐに思いませんが、魅力ある作品です。
ラストもとても良かったです。
それにしても「まだまだ行くぞ〜」にはゾッとしましたね。
まあ、色々と酷いわけだが、まずはとにかく主人公、西島?西嶋?の演技...
まあ、色々と酷いわけだが、まずはとにかく主人公、西島?西嶋?の演技がクソ過ぎて2時間苦痛。これ、致命的です。 ストーリー、設定も無茶苦茶 建物の配置が同じだからって… 重大な伏線なのかと思いきや最後までスルー 製作サイドに誰もストップかける人間がいなかったのだろうか? ここのレビューで高評価している連中の気が知れない おそらくまともな映画を観たことの無い連中なのだろう ハズレが少ないとされるサイコものの中では群を抜く駄作
カムバック黒澤清!!
ザ・黒澤清監督作品! カムバック黒澤清!フォー!! ダークでドゥルッッドゥルした世界観。 おどろしい雰囲気。 通常の人間が引き込まれていく未知。 香川照之さんの演技がもうずば抜けてます…雰囲気といい、表情といい。 あんな人いるもんな。。 釘付けで見てしまった… 明日早いのに、睡眠時間削ってまで見れる。ぞわぞわしたひさしぶりに。 僕は…あの娘が異常になっていく様が一番怖かったですがね。。。 まあ、非常に好き嫌いハッキリしますよ。 だって黒澤清監督なんだもの。みつぅを。
香川キモい!! もっと観たい!!
前半がだるいです。観客には香川照之の事だとわかり切っているので、前半の捜査・証言部分をもっとカットし、テンポの良い構成にした方が良かったと思います。香川照之はナイスなキモさで、捜査パートに切り替わってしまうと彼の変なリアクションをもっと観たくてヤキモキします。巨体を持つ東出がどうやられたか省略したのは残念です。後半は北九州一家殺人事件の松永太そのもので良かったです。最所美咲の肢体はさすが伽椰子仕込みという感じで、白くてスベスベでエロいです。無駄な肉のないマネキン感がサイレントヒルのようで良いです。劇中で使われたevercookのフライパンがお揃いでした。マックス君(大きい犬)が可愛いです!!
こんなに面白い邦画が観られるなんて!
「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です。」
予告編で既にうわぁ〜怖そうだなぁ〜面白そうだなぁ〜とかなり期待しつつも恐る恐る観に行った本作品。巨匠:黒澤清映画を観るのは恥ずかしながらコレが初めてだったのですが…感服いたしました!こんなによく出来た面白い日本映画に出会えるなんて!!生きてて良かった、映画好きで良かった。テクニック的なところは詳しく分かりませんが、ありきたりの郊外の風景・住宅を映してるのに、なんておどろおどろしくて惹きつけられるんだろう!
香川照之さん演じる西野の言動がとにかく怖い!!!でも実は、西島秀俊さん演じる高倉、オマエも怖いよ!!!っていう、救いようの無さ…。
日本の警察マジで間抜けだな!っというツッコミどころは最早ご愛嬌。野上ーーーー。・゜・(ノД`)・゜・。悲しすぎるだろ!!…毎回思うのですが、東出昌大さんってスクリーンに映し出されると、余りのスタイルの良さに魅入ってしまって、ディスりじゃなく或る意味雑音なんですよね。
観終わった後もジワジワくる本当に凄い作品。「まだまだ行くぞぉ〜マックスぅ〜〜〜」が流行語になりました(笑)
MAXオススメです!
いい意味で疲れた
この手の映画はあんまり見たことがなかったけど、いい意味でただただ疲れた笑 犯罪捜査とは別に、同時並行で進んでいく隣人の不可解な行動。もしかして、自分の隣人は、自分が追っている犯罪に関わりがあるのでは?と、思うと、そうでないような演出があり、戸惑いを隠せなくなる。先が見えない謎の恐怖に震えた。 こんな隣人がいたらこわい。その役を見事に演じきっている香川照之。すごい。 自身の趣向もあり、犯罪捜査にのめり込んでいく主人公・西島秀俊の心とは裏腹に、隣人と不可解な関わりを始める奥さんの竹内結子。危ない!そっち行っちゃダメだっていう感じの展開に目が離せなかった。 2回目は見ないかなー笑 でも、ある意味で見応えはあった。
ひたすら恐怖を楽しむ作品
サスペンス・スリラー、と称してるけど 推理というよりは、 ただただスリラーを体感して「怖っ!!」を 楽しめた BGMと 日常的な情景描写と 二つを物語交差、 が かなり効いてきて 自分事として観易い 演繹的な思考でストーリーを追うと、 なんでやねん!?となる強引な展開が散見するので、そこを気にすると低評価というか楽しめないかも
グダグダ
内容は薄いですね。
だから、伝えたい事は、違うところにあるのかな。
内容を求めたい人にはオススメしません。
狭い人間関係の範囲での、展開の仕方は、面白く、観やすかった。
車の処理の仕方が、雑です。
小心者のくせに、変なところ、大雑把なのが、
凄いね。
香川さんの演技力に☆5つ!
なんじゃこりゃー?
キャストと監督に惹かれて鑑賞。
原作は未読。
みなさん書かれてますが、予告でストーリーのほとんどを語りつくしています。
そして、怖いは怖いんだけど、ところどころ、なんでやねんってツッコミどころ満載です。
まず、きみ悪い隣人にどうして近づいていくのか。
なんか「変やな」と思った時点で、旦那なり、警察なりもっと話したりしないのか。
警察って、単独行動しないんじゃない?っていうこととか。
そもそも、香川さんの西野の目的は?サイコパスだからってことなの?
操り人形にするクスリ、なんなんそれ?
てか、水田家と高倉家&西野家の家の配置だからって、それがどんな意味があんの??
R指定じゃないらしいけど、あれは子どもが見たらちょ悪影響かな、と思う。←私はグロ耐性ありだから無問題w
んー。見方によるのかもしれんが、私はビミョー。
個人的には竹内結子と西島秀俊を普通の関係では描けないんだろうな、と再確認。
オススメはあんまりしないけど、
西島秀俊好き、香川照之好きにはぜひ。
あと、グロくもないけど、耐性ある人は見ても大丈夫かなーと思います。
惜しい
この手のサイコパスな題材は昨今珍しくないが、まだまだ需要があり、自分も大いに期待してしまった。故に、こちらの期待が大きく上回ってしまい、「不完全燃焼」の一言に終わった。
黒沢映画独特の描写、不穏な空気感、香川の怪演など、素材は素晴らしいものが揃ってるのに、脚本、物語がとにかく肩透かし。もっとエグく、もっとサイコパスに描いてこそ昇華する作品だ。レーティングをPG15、18に引き上げてでもやるべきだった。
例を挙げると、
・西野の康子に対する支配、平たく言えば康子の西野に対する感情が、「嫌悪」から「性的支配」に至る経過描写
・高倉が最悪な相手に妻を寝取られる事により受ける、苦痛と悶絶の描写
・獲物にした家族をどの様にして服従させ、殺害まで至るのかの詳細な描写
・普通の自宅にあの様な特殊な部屋がある間取りについて、説得力のある説明描写
・隣人が「鬼」と呼ぶ理由描写
直接描写を避けるという手法もあるが、今回の様なサイコパスに重点を置いた作品なら逆だ。描かない事は、観客の期待に応えていないだけ、と言える。
百歩譲って直接描写は無くても、「そうであることを匂わせる」方法もある訳だ。が、本作は匂うまでにも至っていないのが残念。
「黒い家」や「凶悪」の様な良作を観ていると、その辺りがとにかく物足りないのである。観客サイドは「次はこうなってしまうのか?」と予想するも、「え、これで終わりなの?」という展開に終始する。
次にリアリティ問題。
実事件をモチーフにした作品としてはリアリティを追及するべきだと思うが、黒沢節によって一種異様な、ある意味魔界的な過剰演出によって、それは失われている。
詰問シーンのライティング、地獄へのドライブの様な車窓風景など・・・。それらは黒沢映画が好きな自分ならまだ許せるのだが、それを差し引いても、リアリティに欠ける描写が多すぎる。
致命的なのは警察の行動だ。今時単独行動する警察はまずいないし、自分が危険を予測している場所に丸腰?単独で侵入する行動は、どうひいき目に見てもリアリティに欠ける。まるで安いドラマの様で、イコールそれが興ざめにつながってしまう。
西野が所々見せる真面目?風な行動も、腑に落ちない。
決して自ら殺害に手を染めないポリシー(今までの殺人も全て?それは無理があるだろ)や、西野の全てがさらけ出されるはずのアジト(地下室)でも、異常性や性欲を感じさせる行動を一片も見せない不自然さなど、総じて「紳士なんじゃない?」とも見えてしまう。
予備知識無し、さらには過去に「凶悪」や「黒い家」「冷たい熱帯魚」などの良作品を観た事がない方なら、純粋に楽しめるかもしれない。黒沢映画好きも、一定値までは楽しめると言える。
だが、サイコパスものに期待しすぎて観ると、「物足りない」「惜しい」「残念」といった感想が出てしまう事請け合いだ。
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