「刑事が間抜けなのは気になったが」クリーピー 偽りの隣人 Scottさんの映画レビュー(感想・評価)
刑事が間抜けなのは気になったが
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それ以外は良かったなあ。これ原作あるんでしょ。原作は恐らく色んなことが書き込まれてて面白いんだろうなあと思った。
この映画、普通に撮ったら三時間とか四時間とかあるんじゃないかな。それを削りに削ってこの長さにしたんだと思うよ。
だから竹内結子のことがほとんど書かれてなくてね。ラスト近くで突然「わたし色んなことをとっくに諦めてたの」って竹内さんが言い始めて、「お前気持ちを全く考えてなかった」って西島さんが後悔するんだけど、「そんなこと俺たちに突然言われても!」と観客は思ったと思うね。だって、そこまで、そんな描写全然ないんだもん。
香川さんと西島さんの対決シーンでは、西島さんが犯罪心理学の知識を活かして戦ってるのね、多分。そこも言及ないから、想像力で補わないとポカーンとするな。あと、色んな人が香川さんに洗脳されてるんだけど、そこも「洗脳されてる」って描写は薄めだから補ってみなきゃなの。
それとさ、刑事、刑事、元刑事が容疑者宅に単独で踏み込むんだよね。そりゃ殺されるわ。最初に組織的に動けばもう少し早く逮捕できてんだろ、東出!しっかりしろ!でも、演技は死んだような目をして頑張ってて良かったよ。
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