「ミイラ取りがミイラに。だろうか?」クリーピー 偽りの隣人 ko_itiさんの映画レビュー(感想・評価)
ミイラ取りがミイラに。だろうか?
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これは同監督の『CURE』と同じ展開だ。
簡単にいうと「支配は良心をもっている人ほどやりやすい。逆に良心が無い人にはできない」
だから、高倉は西野の支配にならなかった。
「それが、お前の落とし穴だ」と西野に向かって高倉が言うのがそれだ。
そして、それは “ある憶測”を導く。
つまり西野は水野からそれを “受け継いだ”のではないのかという疑問。
そして、高倉は西野からそれを “受け継いだ”とも見て取れる。
それが、この映画の不穏さを強調している。
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