劇場公開日 2016年6月18日

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「これはサスペンススリラーではなくホラー映画の部類。東出昌大、笹野高史など次々に殺されていく人たち。。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」」クリーピー 偽りの隣人 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0これはサスペンススリラーではなくホラー映画の部類。東出昌大、笹野高史など次々に殺されていく人たち。。「あの人、お父さんじゃありません。全然知らない人です」

2016年6月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

Movix堺で映画「クリーピー 偽りの隣人」を見た。

月曜日の初回の上映。
11時半の開映なので、お昼をまたぐ形になる。
なので、食事は場内で摂ることになる。

冒頭から警察官である西島秀俊が容疑者を取調べする場面。

数分後、容疑者が警察署内から逃走を図り、人質を取る。
あっけなく人質は命を落すことになる。

物語が進むにつれ死人の数は増え続ける。
警察官である東出昌大、笹野高史もいとも簡単に命を奪われる。

これはサスペンススリラーではなくホラー映画の部類なのではないか。

例えるなら、1999年に上映された、大竹しのぶ主演の「黒い家」のような。

それから、 ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン が出演し2000年に上映された映画「アンブレイカブル」(Unbreakable)にとてもよく似ていると感じる。

竹内結子が香川照之にコントロールされる方法手段や
藤野涼子の母親がハンドガンで撃ち殺される場面、
その他、多くの死体を香川照之が始末させる場面はぞっとする。

この内容で映倫区分がGだというのはどうだろかと思う。
PG12がR15指定くらいが適当ではないだろうか。
上映時間は130分。
長さは感じない。
ホラー映画として見るなら、
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック