スキャナー 記憶のカケラをよむ男のレビュー・感想・評価
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ミステリーを成功させるのは難しい。
日本映画が久しぶりに挑む純粋オリジナルミステリー。
結果は、やはりそううまくはいかなかったようだ。
人の残留思念をよむことができる男 仙石(野村萬斎)が主人公。音大生の亜美(杉咲花)が、自分のピアノの先生 雪絵(木村文乃)がいなくなったから探してほしいと依頼してくる。
仙石はいろいろありながら事件の輪郭をあらまし解き明かしていく。
古沢良太はいまや人気脚本家ということになっているが、僕はあまり感心したことがない。「キサラギ」(佐藤祐市監督)くらいか。TV「相棒」ではときに素晴らしい作品を書いているが、それくらいである。
ミステリーをものにするのは本当に難しい。本格ミステリーであるはずの「名探偵コナン」も近頃はアクション映画である。
そこへ思念などというものを持ち込めば、それは破綻の一歩手前である。
仙石と丸山(宮迫博之)のコンビはおもしろかったので、続編があるとこなれてくるかもしれない。
それにしても、金子修介ってこんな監督だったっけ。
ホラー、コメデイー、ミステリーの融合
野村萬斎、宮迫博之、木村文乃、杉咲花
良い役者さんが、良い演技をして、良い脚本で、良かったです。
ただ、ホラー的な要素が少しあるのでその方面が好きか嫌いかで評価が別れる気がします。
楽しい映画でした。
続編を見てみたい。
サイコサイコメトリー
序盤と終盤には軽さもあり、本題はなかなかサイコなサスペンス。
テンポは悪くないしちゃんと話は通っているしなかなか良かった。
ただ、クライマックスで残留思念の域を超えてしまったのと明らかに仙石の性格が変わってしまったのは残念。
面白い、期待通り
野村さんの演技は、また他の役者と違った味が出ますね。
ストーリーもテンポ良く、飽きないですね。
宮迫さんの演技自然体でとても上手く、お笑い芸人じゃないみたい。(笑)
最後まで楽しめる映画でした。
続編があったら良いなと思います。
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