さようならのレビュー・感想・評価

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さようなら

劇場公開日 2015年11月21日
15件を表示 映画レビューを書く

少女とロボットのいる世界 ネタバレ

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とても好きになったー!
全体的にあの空虚感が素晴らしかった。

放射能によって破壊されているあいう光景を見せてくれる監督に感謝。

最初からまさかの災難映画だと思ったが、そうであるような、でもないような..
一人の少女の目線で、ストーリーで、色々感じられる作品だー!

またアンドロイドが役になるってのは面白い設定だなあー

世界の果てに唯一残された少女とロボットの話なんだが、
その前にも少女はいろんな人に出会った。
災害の前に結局日本は市民たちを守りきれなかったっといことを大きな背景として...

まずは新井さんが演じる敏志。恋人?のような存在なのに結局避難ができて行っちゃった。
「あなたしたいだろう、結婚」しかし実は彼はそんなにもしたくない。

敏志の父、在日で、日本にも慣れ親しんでなかったようだ。日本に出るってのはいいかも。
もともとこの一家は日本人じゃないから、出ても変わらないだろうと思わせられる。

そして市役所に行く男女。男は前科があり、そのため避難が遅れるという。そのような時にも、人の価値は政治的にもまた決められている、悲しい話。
女はそれを気にしなく、愛を抱いている。
アフリカもいい、アフリカにも行きたいという声。

佐野さん、子供の虐待と関わっている。
夫と息子は避難するが、彼女は火に飛び入れた。
母としての失格が、彼女を残させた。

日本人の佐野さんにとって、どこに避難しても結局難民になる。
虐められる。

が、本当の主人公、ターニャは、日本にいるアフリカの白人難民。
白人は逆差別された。
彼女はどこにでもいけるはずだが、避難できなかった。
日本にいる難民っていうのは、一番最後に残られるだろう。

そんな彼女の元に、アンドロイドはずっといる。
彼女はずっと見ているが、自分の感情など持っていない。ターニャの感情をテータに入力するだけが彼女のできること。
彼女はどんな言語もできそうだが、日本人の顔をしている。
この点ですでにターニャとの区別がわかる。
彼女は苦痛など感じられない。
最後に、ターニャは死んだ。しかしアンドロイドはずっとそのままいた。竹の花を見ることができた。
ターニャより幸福な存在だった。

見終わると、前に避難所で騒いだ男を思い出した。
彼によると貧乏人はすでに政府に捨てられた
二人の男が彼を阻止した。
街にまだラジオの広報がある。
もはや捨てられたその国の最後に、国家の権力はまだ働いている。
その時人々は改めて価値の再判断をされる。日常に一見すると同じ市民としての権利を持っているが、日本のこの最期に差別がだんだん浮かんでくる。

実は、みんな寂しいのだ。

レインオ
レインオさん / 2017年5月12日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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舞台でみたほうが良いかな

設定もアンドロイドが役者に挑戦するのも面白い。でも、想像で補えてデフォルメもしやすい舞台のほうが適しているのではないかと感じた。
アンドロイドももう少し手間を惜しまなければチープ感が出ないように出来たはず。ボロが出ないようにロケーションを限定しているのだから、その枠外の部分だけもコストをかけてしっかり作り込んでほしかった。そうすればぐっと世界にのめり込めたのに。
とはいえ、この映画を観たことで舞台版に興味をもてた。その点においては感謝。

佐ぶ
佐ぶさん / 2017年3月21日 / PCから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ミニレビュー

満足度65点(100満点中)

深田監督らしさはストーリー的には感じなかったが、映像は深田監督らしさを感じられて良かった。とにかく淡々と進む作品なので人を選びます。深さも感じるし、日本の監督でここまでやる監督がいるのは凄いし、演出が何よりも面白い。本物のアンドロイドも何かを感じさせる見せ方をしていて、ただ話題になるためでないのが良かった。ぶっちゃけ眠くはなるだろうけど劇場で見たかったと思うほどの映像美が綺麗な映画でした。

作品に向き合うゆき平
作品に向き合うゆき平さん / 2016年10月19日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  悲しい 難しい 寝られる
  • 鑑賞方法:-
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リアルな静かな映画でした。

設定がまた、凄くて、ありそうな近未来。
おそらく大パニック後の日本なんだろうと感じました。

静かに進む、最悪の日常。 亡国になった日本。
ターニャが直面する現実が、とてもリアルです。

難民の立場、死んでゆく友、断ち切られる恋人との絆。
どれも決して、ポジティブでなく、終末に向けてのカウントダウン。

派手さがない分、逆に リアルに感じられました。

ラストのシーンは、とても衝撃的で、ジワジワきます。

最後にアンドロイドの演技はとても悲しいですが、好演です。

Nobito
Nobitoさん / 2016年2月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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原作を読みたくなった

テレビを観ないからジェミノイドを見たのは今回が初めて。共演って言っても所詮ロボットでしょ?なんて思っていたけど、いやいやどっこい、ラストシーンの演技?には愛おしくて抱きしめたくなるほど。
素晴らしかった。

含蓄が多いから終盤の余白は推敲するのに絶対必要。演出としても大事だけれどちょっと長くて、だいぶ演劇人好みの仕立てなので、心身ともに余裕を持って観るのがオススメ。

単にアンドロイドを役者に仕立てるだけの映画ではない。未来だけれど幻想とは言い切れないリアル感。時事を捉えて心を映す、悲しいけれど素敵な映画でした。ぜひとも原作を読みたくなった。

TKひっち
TKひっちさん / 2016年1月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  泣ける 悲しい
  • 鑑賞方法:映画館
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温かさの中に見る、生と死。

正直バイト終わりで、内容が静かでしとやかなものだと考えており、序盤でさようならするかなぁと考えていたが、そんなことはなかった。(少しは危なかったが....)長回しから感じさせられる、時の流れと光の温かさ冷ややかさ。アンドロイドと人間の間での温度差。そこからの死生観。柔らかいタッチの映像の中に生まれる、命。とても、強く心に響いた。まるで、西欧のアート映画を感じさせるようだが、人間の尊厳について実直に向き合った作品だった。素晴らしい。

sakatea
sakateaさん / 2015年12月20日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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山のあなた ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

芝居臭いというか、演劇調なのが気恥ずかしい。深田監督自身が劇団所属なんでしょうがないのかもしれんが。「アフリカー、アフリカー」と叫ぶシーンなんて面映くて観てる方が俯いてしまう。ランボー、谷川、牧水と出てくるポエム(笑)がかなりベタなのも恥ずかしいなあ。

「演劇調だから舞台でやれば」とは思わない。監督の『歓待』もそうだったけど、カメラワークや音の使い方が面白くて、映画ならではの作品だったのではないか。


移民、原発と現代的な設定も入ってはいたが、そういった社会性・時代性よりも、個の「メメント・モリ」な話だったのではないか。「個」だからこその普遍。

「山の彼方(あなた)」には何があるのか、ないのか。その道行き、メメント・モリ。


私の勝手な解釈だが牧水の「いざ行かん〜」は、男女二人の道行きの歌だと思っていた。
「二人で荒野を歩む勇気はありますか」という愛の告白であり覚悟を問う歌というか。

映画の中で一緒に歩むのは、恋人ではなくアンドロイド。主人公の過去データを全て記憶・記録しているアンドロイドは主人公自身とも言える。

自分の記憶と向き合っての、たった独りの道行き。

それが孤独とか可哀想とかとは思わない。そもそも道行きとはそういうものなのかもしれん。

火に取り込まれて途中脱落する登場人物もいたが、それよりかは、ずっと美しい。ただ朽ちていくだけでも。

追記1:最初に貶すようこと書いたけど、個人的にはけっこう好き。気恥ずかしい映画好きだから。
追記2:イレーネ・ジャコブが途中出てきてビックリした。

追記3:劇中でてくる昔の詩…人の想いや知は、こうやって語り継がれていくんだろうなと。アンドロイドも、想いや知の象徴だなあと。
人間だけが使える「火」によって滅亡していく世界を描い映画だったが、その中で想いや知だけは残るという、しんとした物語だったなあと思う

小二郎
小二郎さん / 2015年12月18日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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静かな劇映画 ネタバレ

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少し前、静かな演劇というのがあって、本作の原作もその演劇の旗手で、すっかり文化人の平田オリザさん。
恐ろしいほど将来の日本の現実になるであろう、原発事故の恐怖を淡々と静かな時の経過と共に美しく撮っているという手法が、すごく怖い事実をあからさまに描いていて、圧倒的な絶望に包まれます。
命は巡るものだとはいえ、この環境ではそれすら信じられなくなります。
世界に何十とある原子力発電所。
後始末できないと分かっていながら作ってしまうのは、人間の欲望が招いた人類の終わりへのレールなんでしょうね。安倍さんは必死で人類の滅亡に向けて原発輸出しているんですねー。あゝ恐ろしい。
もはやこれは、ドキュメンタリー映画だ。

shigeshigeshigeo
shigeshigeshigeoさん / 2015年12月14日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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長回し ネタバレ

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何事も淡々と映しているがゆえにまあ退屈なこと
「泣きそうなくらいキレイ」な竹の花が全然キレイじゃなかったのには逆の意味でビックリw
アンドロイドの演技?は良かったです

シモヤン
シモヤンさん / 2015年12月11日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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いろんなことが淡々と残酷。 その残酷さは、あとからジワジワくる。 ...

いろんなことが淡々と残酷。
その残酷さは、あとからジワジワくる。
が、観ているときは、少し退屈してしまい、3回くらい寝てしまって大事なシーンを見逃したかもしれない。
恋人(もどきの人)との弱い絆、作れなかった家族、人が住めなくなっていく街、などなど希望とは程遠いものばかりのなか、さようならという題名がずっしりくる。

Rubysparks
Rubysparksさん / 2015年12月6日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  悲しい 知的 寝られる
  • 鑑賞方法:映画館
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もっとシンプルに

ディテールが甘く前半は終末感が感じられない。
放射能汚染だよね?
中途半端に設定つくるより、国とか言語とか避難とかあまり細かい設定をせず、人もほとんどいなくて終わることが決定している世界だけで良かったんじゃないかな。

Bacchus
Bacchusさん / 2015年11月22日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい 寝られる
  • 鑑賞方法:-
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近未来がそうだったら。

「ジェミルド」というロボットは凄い。人間みたいだが、感情はない。でも、恋人・友人が去り、ジェミルドと2人となって、「死」を迎える時は胸が詰まった。期待ほどではなかったが、「放射能汚染」の怖さがわかった。近未来が現実ああなったら、怖いな。と思った。あと、映画館が限られているのは残念。新井浩文さんは、好きな俳優なので、演技は上手い!。ロングさんも、素敵。

しほ
しほさん / 2015年11月21日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  悲しい 怖い
  • 鑑賞方法:映画館
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寝てしまいました

映画が始まって5分で、席をたちたくなりました。よく言われるじゃないですか、最初が面白くない映画は、大概ダメだと。私の経験からも、この法則は当たっているのですが、本作のテーマからして、ここは忍耐だろうと思い、頑張りましたが、やはりダメでした。先の法則はまたしても当たってしまったのです。よかったところは…アンドロイド役の演技が凄いなあ、と思っていたら、ホンモノでしてたか(笑) まぁ、そんなところです。

haluka
halukaさん / 2015年11月21日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 1.0
  • 印象:  寝られる
  • 鑑賞方法:映画館
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多少の忍耐を要します

ちょうど正岡子規の「死後」という文章を読んでいて、言い知れぬ苦痛に襲われていたのだが、この映画を見終わって何か二度同じダメージを受けたような感じを受けてしまった。
死に向かう主人公がまさに子規であり、子規が半ば望んだ死の姿というのがミイラであり、ターニャも半ばそのように変わり果てていくー、どんな形で死というのを見せてくれたとしても、なぜか無駄なようにしか思えのが正直なところ。
死というものをジャミノイドFと同じ目線でスクリーンの前の我々が見ている。我々の気持ちは恐らくアンドロイドの彼女と同じであり、何の感情も湧き上がってこない。それが良いのか悪いのか分からない。多分意味なんて無い。ただその映像を美しいとか、酷いなとか、長いなとか、そう思う程度で、死そのものなんてどうでもいい。
アンドロイドを扱い、壊れゆく世界を扱ってはいるけれども、未来的とか革新的映像をとかそういったものとは無縁の映画。もう敢えて挙げてしまうが「サクリファイス」である。あの映画を見るのと同等の忍耐が必要なのである。
監督はかなり映像美にこだわったという発言をしていたが、個人的にはまだまだ不満が残るものであった。確かに、光の具合やロケーションには感心するものがあった。しかし、個人的に、構図と色彩にややこだわりの無さを感じてしまう。確かに、現代において写実的な油絵を発表するような難しさなのかもしれないけれども、それいゆえに尚更、絵的な部分にこだわりを持って欲しかったと思ってしまう。
ただ、フォルクスワーゲンの登場には舌を巻いた。社会的な問題をトコトン詰め込んだ映画にあって、まるで未来をも予測したようなVWの登場だっただけに、これはまさに社会派映画なのでは!?と勘違いしそうになるくらいだった。先見の妙なのか偶然なのか...まぁねぇー。
最後にひとつ、疑問に思ったことがある。死んだ人に、鳥肌が立つものなのかどうか、それだけが気になってしまった。どうでもいいことなんだろうけど。

SH
SHさん / 2015年10月27日 / スマートフォンから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  怖い 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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ジェミノイドFが超好演

レオナ(ジェミノイドF)が感情あるように段々見えてくるね。舞台と違って、映画だと衣装変えられるし、色んなシチュエーションで撮れるから、本当に生きてるみたいに見えてくる。

「レオナ(ジェミノイドF)がいなくなったら、ターニャはどうなってしまうのか」って思うんだけど、冷静に考えるとレオナはアンドロイドなんだよ。それが拠り所にあるって不思議な感じ。

映画の主題は、アンドロイドとは特に関係ないところにある気がしたなあ。前半は、原発や人種差別の話で、後半はメメント・モリなのかな。

後半は象徴的なシーンが続いて眠くなんのね。そこを耐え切って観たら何か解るのかもと思ったけど、今日は眠くて集中しきれなかったな。体調万全にしてもう一度観ようと思うわ。

青年団の俳優さんも何人か出てくるから、青年団好きのひとは「あ、◯◯さんが」と思いながら観たら楽しいと思うよ。

Scott
Scottさん / 2015年10月14日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  知的
  • 鑑賞方法:試写会
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