「タイムパラドクス」僕だけがいない街 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
タイムパラドクス
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本人はそのちょっと前に戻る特殊能力を”リバイバル”と呼んでいたが、いつやってくるかわからない気持ち悪い能力なのだ。母親が殺されたことによって、その原因が18年前の小学5年生の事件だと考えただけで、彼はいきなり小学生の姿に!
事件は1988年。クラスメートで目立たない存在だった雛月加代が母親の虐待に遭っていて、殺人事件に巻き込まれてしまう。犯人は母親の恋人だった男白鳥潤(林遣都)だったが、それが冤罪だと母親は気付いたのだ。
2006年と1988年を往復して生活する主人公の悟。これで未来は変わったか?と戻ってみると、最初は殺害の日が変わっていただけ。何度かリバイバルを繰り返すうち、小学校の担任の先生(及川光博)が怪しいことに気付き、次に狙われそうな大人しい女子を守ろうとする悟。
タイムパラドクスの面白いプロットだったが、未来が変わってしまった登場人物の描写がもうちょっと欲しいところだ。白鳥はどうなったのか?妊娠していた加代の父親は誰なんだ?とか、サプライズがあれば面白かった・・・
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