「あっけない」僕だけがいない街 佐ぶさんの映画レビュー(感想・評価)
あっけない
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この話は、主人公が不思議な力リバイバルを使って、歴史を改変し殺された人を助けていくものだ。だから、何度も失敗を繰り返し、繰り返し、そして解決していくことにカタルシスがある。もうだめか、と諦めかけた先に光明を見いだすから面白いのだ。
映画だから、犯人の心情を深堀出来ないのは仕方ないが、一番大事なところを再現しなくてどうする。
どこかで読んだが、監督は二人の命を救う事への代償が主人公の死だと言っていたようだ。
それなら、そういうテーマの映画として一本の映画にまとめるべきだ。それが出来ないなら余計な自己主張を入れるべきではない。
最後の犯人との対決シーンは何の変哲もない退屈なものになり、途中の複線もど下手で教師が犯人だとすぐわかる。誉める所が見つからない。
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