「勇気ある行動の結末は悲劇でいいはずがないんでしょ?」僕だけがいない街 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
勇気ある行動の結末は悲劇でいいはずがないんでしょ?
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映画「僕だけがいない街」(平川雄一朗監督)から。
正直、設定があまり理解出来ず、そのまま観終わってしまった。
タイムトラベルでもないし、過去を変えることにより、
今の事件・事故・犯罪等を防ぐ、という視点はわからなくはないが
あまりにプライベート過ぎて・・・。
そんなことが出来る能力があるのならなら、
もっと大きな事件・事故・犯罪を防いだほうが・・と思うが、
そんな設定にはなっていないようだ。(汗)
気になる一言は、先生が生徒に教えた台詞、
「勇気ある行動の結末は悲劇でいいはずがない」を、数年後、
事件の真相が解明された時に、その先生に生徒が訊き直す台詞。
「勇気ある行動の結末は悲劇でいいはずがないんでしょ?」
聖職である先生の一言は、小さい子どもたちにとって影響力が強い。
その言葉を支えに生きていく人たちもいるくらい。
だから、その台詞を覆すようなことを先生が起こすと、
そのショックの大きさは計り知れない。
最後に、主人公が呟く。「先生は、正義じゃなきゃダメだろう」
そのとおりである。
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