劇場公開日 2016年3月19日

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「努力は買う、でも仕上げが雑過ぎる。」僕だけがいない街 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0努力は買う、でも仕上げが雑過ぎる。

2016年4月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

なんと言うか「うんともすんとも言えなくなった」一本。

遠い昔、wikiにも詳しくないエロ漫画時代から「一味違う人だな」と感じていた原作者の一般作での評価作。
しかも大好物のタイムリープモノだという期待値が高かったということもあるけれど…

過程は良いのに、仕上げが非常に乱暴だという印象だった。
犯人がすぐにわかるのが、一番説明としてわかりやすいのか。
だったら心理攻防をからめて、「リバイバル」とやらを何度も繰り返して魅せれば良いのにな…と。
伏線らしきものも回収されきらずモヤモヤ、本当に乱暴に言えば「一本調子」なのが非常にもったいなかった。

あとは子役たちの演技が邦画にしては非常に珍しく、素晴らしかった。
それに反して、やはり藤原竜也氏の主演は厳しいな…と思ったところが印象に残る。
演技力を問うことはしないが(個人的にはそこも疑っているのだけれど)、「眉間にしわ寄せ&絶叫」がテンプレの人が2時間の主演ってのは観ていて飽きるよ、本当に。
同じ様な市原氏をサッパリ見なくなったでしょう。。

ともあれ原作の宣伝としてはアリの一本。
本当に読んでみたくなった。

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ