「GoodでもBadでもなく。」僕だけがいない街 せっちゃそさんの映画レビュー(感想・評価)
GoodでもBadでもなく。
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原作未読でいわゆるまっさらな状態での鑑賞。
それが幸いしたのか、個人的には十分楽しめました。
ただ、観ている途中でも時間の尺が足りない気がするな、と思いつつ観ていました。時間を延ばすか二部作にすればもっと丁寧かつ原作により近づけてよかったのかも、と。(原作未読だけども)
主人公の悟を演じた藤原竜也にはさすがの一言。
よくも(悪くも?)出演した作品はすべて自分の映画にしてしまう腕にはあっぱれですが、それ以上に今作は子役の2人の力強い演技が素晴らしかったです。
リバイバルで過去を変えて戻ってきたら、先の世界線で唯一信じてくれていた愛梨との関係が初めからなかったことになっていたり、
最後は真犯人に殺されてしまったりと、
悟にとってはGoodでもBadでもない"Bitter"エンドというのがやりきれないですね。
これは過去を変えた代償なのか、
それともヒーローのあるべき姿なのでしょうか。
これから原作を読んで、
映画で埋まらなかった部分を補完しようと思います。
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