「そういう時代」無伴奏 えりちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
そういう時代
制服廃止闘争や卒業式粉砕などなど原作者と同じ歳の私はくだけて言えばーこっぱずかし
こそばゆくて気恥ずかしくてまともには見たくない感情にとらわれた
ポール二ザンや高橋和巳などなどまさにこの時代の大学生は皆読んでいたー響子が言ったように本当はよく分からないながらも読むーそういう時代だった
そんなまさにその時代の空気感が映し出されていた
その空気感のなかに浸るという幸福感のなかにいた私
が、原作は昔読んでいて良かったという感覚だけが残っていてストーリー全く失念していたので後半になって急にどっとやられてしまった
それにしてもこれは響子の大学入学前の出来事だ
この後の響子の大学生活はいかなるものだったのだろう!?
これほどの事を経験してからの大学生活って⁉︎と驚嘆の思いがするー田舎の無知な女子高生だった私からするとねー
池松壮亮 斎藤工 うまい
茶室という空間が効果的に使われている
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