「1970年は昭和45年だよ。」無伴奏 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
1970年は昭和45年だよ。
予告の嫌な予感通りの「正に近頃の邦画」終いの一本。
雰囲気、物語、時代再現(力を入れすぎた故に公衆電話や言葉遣いで襤褸が出るのはご愛敬か苦笑)は良かったのだが。
とにかく主演陣の演技の酷さで興ざめ。
主演の水死体と、出る映画全てでセックス三昧のゲス専の棒読み、斎藤工のやり過ぎ。
演技が不調和過ぎて仕上がりが酷く、最後まで作品に乗れない。
出来損ないの翔兄みたいな棒読みで「人生は、好きかい?」と言われても、テメェに言われたくないわ!と頭にしかこないのがわかりやすいか。
また、女優足るからには乳を出せば良いとは思わないが。
半端過ぎるヌードで、その時間20分超の無駄なセックスシーンを増やした水死体はなお悪い。
「誰が誰のために作る事になったのか解らない邦画」の典型の作品。
コメントする