「ダメ〜な人に優しいアパトー」エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方 GreenTさんの映画レビュー(感想・評価)
ダメ〜な人に優しいアパトー
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原題の“Trainwreck”は、列車事故が起こった時のような混乱した、脱線した様を表現していて、主人公のエイミーの人となりを良く表している。脚本も書いているエイミー・シューマーが演じているが、ぽっちゃりタイプであまり美人ではないのその「フツー感」が、女性としては自然に感情移入できる。また、ギャグも冴えているし、映画レフェレンスも多いので、邦訳でもかなり笑えるのではないか。アパトー監督は、こういうダメ〜な人たちに対する描写が鋭く、また優しさも感じられるところがいい。最後、アーロンのためにチアリーダーに混ざって踊るエイミーと、自分のために殻を破って踊ってくれているエイミーを愛おしく思うアーロンがなんかいい感じで泣ける。
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