「主人公の妄想に付き合わされて疲れた。」女が眠る時 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
主人公の妄想に付き合わされて疲れた。
一寸難解な作品でした。フランソワオゾン的な作品でした。 主人公が作家であるという設定であるためか正常な時間の中に潜む 異質な空間。いつの間にか狂気とエロティシズムな妄想に引き込まれて いってしまう。観ている自分の心の方が、非常にグラグラと不安定な状態に させられました。途中、虚構と現実の境が判らなくなる場面が多くて疲れた。。 それに加えてリリーフランキーさんの役柄も、また異様に観じて。『恋人たち』 とは、まるっきり違うので素晴らしかった。彼のこういう役柄は、本当にピッタシ。
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