「現実と妄想のはざまで」女が眠る時 とえさんの映画レビュー(感想・評価)
現実と妄想のはざまで
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初老の男(ビートたけし)と、若い女子(忽那汐里)のカップル。
二人を見ながら妄想を膨らませる小説家。
小説家(西島秀俊)が見ているのは現実なのか、妄想なのか。
次第に小説家の妄想は暴走する。
この、小説家の勝手な思いが暴走し始めたあたりで、次の展開が楽しみで右肩上がりに楽しくなっていった映画だった。
男たちは、若い女子にピュアさを求め、勝手に「俺が守る」と思い込み、狂気へと落ちていく様は、滑稽ですらあった。
佐原という男は、小説家が生み出した想像の男ではないか…と深読みしてしまう。
あぁ。本当に面白い映画だった
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