セルフレス 覚醒した記憶のレビュー・感想・評価
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新しい事、好きな人向き
今の技術が進化し、こうなるだろう…。
と、あくまで推測映画でしかならない。
それを利用する人が増えた場合、ややこしくなるのでは?
法的責任問題に発展するのでは?
それより寿命が延びる薬とかを題材に
した映画化は現実味があって面白い。
娘よ。
映像重視の手法を封印して挑んだというターセム監督だが、
冒頭の悪趣味な金ピカ部屋があのトランプ氏の持ち物だと
いうリアルな派手味は入っていた^^;ストーリー重視という
わりにどこぞで観た展開に納まっているのはどうしてだ?
なんて思いながらデップー(ライアンのこと)が今度は誰に
化けてどういう演技を魅せるのか興味深々で期待していた。
余命少ない大富豪が頭脳を転送して得た身体は、クローン
ではなく家族のいる生身の男のものだった、というところ
から秘密を知った男に降りかかる災難を描いているのだが、
まぁ分かり易い内容なのに長い長い。サスペンスフルかと
期待したのだが、家族メインのプールの場面などいささか
感動の押しつけ?に思える余計な描写が多く緊張感がない。
家族も危ないんだからサッサと逃げればいいのにと思うが
感情的な面も描きたかったんだね今回。と映像を抜いたら
どこで足そうかみたいなおっとりしたアクションに身悶え。
(確かに健康な肉体は欲しいけど他人のは居心地悪いよなー)
まずまず
まずまず面白かったが、話が予想を超えて進む部分がほとんど無い。終盤の1ヶ所だけかな。
のでまぁ、ラストまでわりと予想がついてしまう。
けれど、蛇足と思える部分もなかったので上手くまとまったかと。
しかし、あんな磁気テープの上書きみたいに人格が移せるってどういう仕組み?ってか、コピってるだけでオリジナルは死んでるんじゃ…?
あと、あの組織の目的は金儲けだったのかな?
まあまあ、もうひとこえ!!!
まあまあかなぁ、もうひとこえって感じでしたね。
最後マークになってしまうあたりの感情移入が出来なかった。
だいぶ長生きしたからそれでめでたしと私は思ったけど、娘とお別れするのがつらかったのかな?
覚醒じゃなくて
ガンに侵された嫌な金持ちオヤジが新しい肉体を得て大活躍する話しです。いつも苦虫つぶしたような、しかめっ面の前半のオヤジ殿が物語の展開に合わせてどう変わっていくのか、エンドロールで流れるself/lessの原題に改めてニヤッとさせられる映画でした。
1人のオトコの人生の機微を上手く捉えており、中年もいいところの私にとっては、一方では身につまされました。若かかりし頃の躍動感と働きすぎによる家族との冷たい距離感との対比など、画面見ながら、自分の人生を振り返りつつ、自分が同じ立場だったら、どういう選択をしたかなぁと考えてしまいました。
その一方で、アクション的な要素もふんだんに取り込んでいるところもこの映画の魅力の一つかもしれません。お前は、ジェイソンボーンかと突っ込みを入れたくなることもしばしば。
しっとりとしつつ、スリルも味わえる良作です。
shedding
すごく単純に例えるなら、近未来の医療で、余命半年の大富豪老人が、ジェイソンボーンの身体に生まれ変わる…ような感じです。
健康と若さを再び手に入れ、人生を謳歌する主人公ですが、与えられた薬を内服しないと本来の身体の持ち主の記憶が徐々に蘇ってくることで、自らが嵌った謎の闇を探ります。
主人公の場合は、家庭を顧みなかったことによる、娘とのこじれた関係を強く後悔しています。どんな成功者でも、一つも悔いのない人生なんてないのでしょう。だからと言って、人生や生命を再生していいのか。まして他人を犠牲にして、富める者だけ生き直すチャンスを与えられていいのか。金銭目的の臓器提供は現実の問題ですし、類似の作品はちらほらあるものの、意外と見応えはありました。
タイトルが持つ本当の意味。近かりし未来のSFスリラー。
【賛否両論チェック】
賛:新しい肉体を手に入れた主人公が、その身体の持ち主の家族との間で苦悩し、葛藤していく様が印象的。ハラハラする緊迫なアクションの中にも、人間ドラマが重厚に描かれている。
否:展開はかなり都合よく進むので、やや違和感がある。設定も結構ツッコミどころが多く、荒唐無稽感も否めない。
死を前にして、「人工培養された新しい肉体」という言葉を信じ、身体を若返らせた主人公が、その肉体の本来の持ち主の家族と出逢ったことで、予想だにしなかったトラブルや葛藤に巻き込まれていく様子が、緊迫感の中にも重厚に描かれていくのが印象的です。苦悩する主人公の決断も、また見どころの1つだと思います。
アクションもありますが、正直そこまでド派手なものではなく、むしろそこにある人間ドラマがしっかりと映し出されているようです。
展開はかなりのご都合主義で、都合よくポンポン進んでいく感はありますが、現実にも起こりうる近未来のSFスリラーを、是非お確かめ下さい。
物足りない
もっと葛藤して良かったんじゃないだろうか?
なんだか、素直すぎる。
物語の起伏は申し分ないように思うのだが、どうにも元の鞘に一直線なような印象を受ける。
倫理を無視してまで、手に入れた肉体。
それまでの繋がりさえも破棄して。
娘さえも捨てた。
の割には素直すぎるような展開だった。
元々、彼の延命したかった未練が見えてこない…。
軽い話ではなかっただけに、その根幹に違和感を感じてしまうような感じだ。
面白かったけど、もう少し人の闇に踏み込んでも欲しかった…かな。
そもそも。
科学者がそう悪い事をしてるようにも思えず…焼き殺した代償は高いような気がする。
片親なんて境遇はくさる程あるし、
娘も健常者になったわけだし、
父親も望んで手を挙げたわけだし…。
人類の才能を継承する事なく、継続して発揮し続けるってのは、そのまま人類の発展にも繋がるだろうし、
そこから更に生まれる新たな科学もあるだろうし、
そうして迎えた未来には、障害をもつ新たな命などは無いかもしれないし、
実際、新たな体を培養可能になるかもしれない。
…そんな事と同等に思える程のものを主人公が背負ってるように感じなかった。
そこらへんにある、ありきたりの道徳心では釣り合わない。
なので、物足りない。
好きな話
もっと中身のないアクションだけかと思ったら、
結構重たくてびっくりした。
見入ってしまってダレることなく楽しめた。
娘を思う気持ちがあるのに、お金が全ての基準であり、お金で片付けてしまう不器用な主人公。
でも怒らせたらかなり怖い人というのは最初に書かれているのだが、
ちょっとインパクト不足かも。
医者がかなり美味しい役で妄想が膨らむ。
かなり重たい話だけど見る価値はあったと思う。
斬新なストーリー展開
科学者の狂気が
あからさまになるにつれ
その拡散ぶりに
驚愕と同時に唖然…
ニューオーリンズの街で
新たな人生を謳歌する描写や
マーティン宅からの逃走シーンでの
カット割りがとても印象的。
爛れるような映像の歪みには
極度の不安感を掻き立てられた。
「家族」との情愛に
この映画の奥行きを感じました。
こんなことが許される世の中になったら
死を目前にしたおいらは
やはり新たな肉体を望むだろうか…
【好きな感覚】天国から来たチャンピオン似
いつもビールを飲みながらなんで、
伏線を見逃したとこもあったかも。
輪廻転生し、過去の記憶との葛藤。
娯楽アクションも入れて、スピード感。
最後は何事も無く、新たな生活が始まる。
"天国から来たチャンピオン"と同じように、
何度観ても飽きない映画です。
不老不死は夢ですが・・・。
余命幾ばくもない大富豪の建築家が、莫大な金額と引き換えに“新しい肉体”を手に入れて、頭脳を転送する。その“新しい肉体”は、遺伝子操作で培養されたというものだったが・・・。
不治の病を巡る話です。病を治す技術が出てくるまで冷凍保存と言うのはよく聞く話ですし、実際にそう言う活動を行っている団体や企業はありますが、これはそれよりもより進んだ(?)技術が元になっています。人間の神経信号は電気信号であると判っていますので、それのコピーは出来るのかな?でも、コピーするとして、コピー先が必要ですよねぇ。それの手に入れ方が、今回この作品になっているわけですが・・・。
近い、あるいは、遠い将来、どうなんでしょうね?この作品での、新しい肉体の手に入れ方はダメですが、その問題が解決すれば、こう言う精神転送と言うのはあり得るんですかね?精神をクラウドにアップロードして生き続けようとした『トランセンデンス』がありましたので、こう言う精神を転送して生き続けるという話は、意外に最近のハリウッド映画のテーマとしては、多いのかもしれませんね。
結末は、ハリウッド映画王道の、ハッピーエンディング。悪くはないですが、無難な終わり方ですね。
結構面白い。
面白かったです。ぜひ映画館で観よう。
伏線の張り方や回収もなかなか上手い。特に鏡を覆っている所。オーそういうことか!
SFとしての設定が無理なく、映画の中のリアリティーがある。。。ただし、
あれだけ街でどんぱちやって、火炎放射器ぶっ放し、警察はどうしたんだ?という、仮面ライダーチック設定なところがあり、ここが引っかかると一気にリアリティーが下がってまう。
わたしは途中で気付いたこの感覚に蓋を出来たので、最後まで面白く観たぜ!
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