「B級のA級作品。」セルフレス 覚醒した記憶 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
B級のA級作品。
「デッド・プール」で漢気を魅せたライアン・レイノルズに御祝儀のつもりが、思った以上に楽しめた一本。
ライアンの、そして近頃老境で更に気炎を吐くベン・キングスレーの演技は見事だが。
やはり粗は目立つしご都合主義、ツッコミ始めればキリが無い。
それでも「この映画の世界に酔わせてくれた」度合いは中々に無いくらいに力が入っていたと思う。
決して「傑作」と呼ばれ後世に遺ることはないけれど、リラックスして観られて予想以上にドキハラがあったことが嬉しかった。
B級にはB級の、価値も工夫も面白さもあるんだと改めて実感させててくれた作品。
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