バーフバリ 伝説誕生のレビュー・感想・評価
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久しぶりに『AMD』のロゴ
技術協力というか、VFXを作るための機材提供、技術共同開発ということなのだろうけど、それ程今作品、VFXが殆どの映像を演出している。古代インド叙事詩という、およそ知識が皆無の世界観を大スペクタクルなヒストリヱオペラである。テルグ語らしいので、ボリウッドではなくトリウッド映画らしい。
とにかく、映像が圧倒的に表現されているのだが、平面のカットは、大量のエキストラの投入による実写、そして空間はVFXの過剰映像がこれでもかと溢れ出てくる。ストーリー的にもこれ程の話を凝縮して構成するのだから、仕方ないのかもしれないが、とにかく余韻は極力カットされている。どんどんスピーディーに話は進んでいくので、感情を暖めている暇はない。その演出方法、何かに似ていると思ったら、韓国ドラマではないかと思いつく。やはり大陸繋がりだと同じような思考になるのだろうか?
そしてエモーション的には、漫画チックなカットが多数出現する。狙って笑いを取っているのか分からないが、ツッコミどころ満載だ。
で、感想だけど、実は結局何も残らないというのが正直な見解である。勿論、今作品は前半なので、後半を観なければ判断を下すべきではないのだが・・・
初めはバッタもんを借りたかと…
バーフバリの周りの評判を聞いて、王の帰還と一緒に借りて来た。
どんなもんだと観てみたら、初めの30分はバーフバリの偽物でも借りてしまったかな?と何度もパッケージを見直した。
が、ラストに向けてどんどん盛り上がって行き、これがバーフバリか!といや、これがバーフバリの父親か!と納得した。
ツッコミどころも多いけど絵になる場面もたくさんあって、見応えがあった。
インド映画独特なのか、顔をババンとアップにする演出がいちいち臭くて笑った。
王は悩まない、王は振り返らない、王は好きな女に勝手にタトゥーを掘り、王は岩をみかんの皮をめくるように剥ぎ、それを剃りがわりにする。
そこに疑問はいらない、何故ならそれがバーフバリ!
これが現代のボリウッド映画か!
当初全く関心のなかった作品だが、あまりの評判にAmazonプライム・ビデオで鑑賞。
かなり楽しめました。
ミュージカルを思わせる歌と踊り、美しい風景の中での派手なアクション。
これらはハリウッドに見飽きた自分には新鮮に映りました。
インドならではの風習や神話も興味を惹かれました。
衝撃的な求愛シーンも最高です!
全編通して作り手の熱量が伝わってきます。
登場人物もみんな濃い。
みんな髭面で判別できないのはご愛嬌(笑)
時系列やなんかはカッタッパのヒゲの色で判別してください。
…ただし。
「マッドマックス怒りのデスロードの再来!」などといったハマり方は出来なかったのが正直なところ。
まず尺が長い。
この映画、2時間半近くあります。
なんでデスロードのような疾走感が得られるのは前半1時間くらいでした。
更に後半はその大半が回想シーンなんで、主人公の出番なしという。
ハリウッドの文法だったらありえないような意表を突いた構成は面白いんですが、これも長尺になる遠因になっていたと思います。
回想はコンパクトにして本編のスピード感を維持していたらもっと楽しめる作品になったのではと感じました。
いや回想シーンもめちゃくちゃ熱いんですけどね。
それゆえ完全に切り捨てるのは勿体ない。
でも長い、このジレンマ。
めちゃくちゃ気になる所でエンディングを迎えたので、2作目も必ず見たいと思います。
ラストは鳥肌立ちました、親代りだったカッタッパの表情が本当に切ない。
人を選ぶ作品である事は確かですが、食わず嫌いせず一度見る価値のある作品である事は確かです。
生まれながらの王!!
この映画の後半「バーフバリ 王の凱旋」を
先に観たらどうしても前半も観たくなり観て来ました!!
いや〜〜〜最高!!
ぶっ飛んでる後半を先に観たので何も怖くない!(笑)
とにかく主人公が強い!
迷いなく強い!
何の躊躇もなく突っ走る!
だから気持ちいい!!
そんなのあるかい!!と突っ込みながらも
良いんだ!映画なんだから!こんぐらいド派手で!!
と納得させるパワーがもう凄い!!
小理屈は良いからとにかく笑えてスカッとするものが観たい方!
絶対お勧めです。
インド映画で敬遠されがちなダンスシーンもそれほど口説くなく
セリフだけでは表しきれない気持ちを歌詞で補足してくれるので
逆に解りやすくしてくれてます。
後半を先に観たのでその時点で少々疑問だった点も
前半を観ると納得できました。
後半では、
いきなり現れた若者が、いくら見た目が王にそっくりだからと言って
なんであそこまで民衆が狂喜乱舞するのか?
ちょっとご都合主義的に感じましたが
の前半で王の幼少期、それこそ産まれて間もない瞬間から
サクサクと解りやすく描かれていて
子供の頃から母を敬い、民を愛し武勇に優れた子供だったこと、
そして敵役の従兄弟が少々自分勝手な子供だったことも
ちゃんと描かれており、
同じように兄弟として育てられ、
子供の頃は小さな性格の差だったのに、
取り巻く人間の違いによって、やがては大きな差になってゆく。
育ちって大事だな〜〜。
主演のプラバースさんは
後半の「王の凱旋」では最初から威厳のある男だったけど
前半の「伝説誕生」では
小さな村の村長の息子として育った少々子供っぽい青年
として登場する。
日本人から観たら若くても十分濃い顔なんだけど(笑)
やはり後半に比べれば
フレッシュでやんちゃな笑顔がなんか爽やかで
この青年の笑顔をもっと観たいと自然に思わされてしまった。
普通の青年と威厳のある王を
見事に演じ分けたプラバースさん、素敵でした!
今回は爆音上映で前後編続けて鑑賞!
爆音上映初体験だったので若干不安でしたが
要所要所にちゃんと緩急が付けてあるので耳に負担にはならず、
ここぞ!と言うときは大音量が盛り上げる盛り上げる!
映画の音量は大事ですね。
もちろん爆音だからと言って、
音が割れるような無様なことなくちゃんと計算されてるので、
一度体験するのも悪くないです。
★もう一度観るなら?
今度は絶叫上映で
「バーフバリー!バールバリー!バーフバリー!」(笑)
4/4 追記
神戸でマサラ上映でもう一回観ました!
絶叫上映と同じで、掛け声あり、応援あり、鳴り物あり、
紙吹雪、クラッカーあり!楽しい楽しい!!
さながらスポーツ観戦のよう!!
これは癖になりそうです。
何度も観るといかに細部まで丁寧に作られてるかよく解ります。
雪山で女兵士が敵方に捕まり、
助けに来た主人公の顔を見て驚いて助けを乞う老兵士が、
回想シーンでちゃんと若い頃の姿で王の身近にいるんです。
こういう細部がちゃんとしてるから、
全体が荒唐無稽でも、上滑りせず観ていられる。
良い映画って、何度観ても発見があります。
★もう一度観るなら?
「当分あちこちで上映がありそうなので映画館で」そのあとは
「ノーカット版のDVDを買おうかな〜」
2を先に観て、急いで1も観てきました。 なるほど、こういう時間軸で...
2を先に観て、急いで1も観てきました。
なるほど、こういう時間軸でしたか。
2で話のエンディングを迎えますが、どちらから観ても問題無いですね。
2ではチョイ役でしたが、1のヒロインが凄い美人です。
ずっとカッコイイ。
ストーリーはど王道。
2を観なくても展開は読めるなぁという感じなんですが、そのど王道を、完璧に、無駄なく、カッコよくやってくれます。
全てのシーン、1カット、1秒の演出がカッコいいんです。ずっと全力。
莫大な金と時間と手間がかかってるのがヒシヒシと伝わります。
本当に無駄が無いんです。
服がスッと戦闘服になる演出も最高でした。
アクション映画の途中で主人公が葛藤したりして落ちる展開が、なんだかくだらなくて無駄だなぁと感じるタイプなので、ここまでスッキリとアゲ続けてくれると気持ちいいです。
個人的には導かれて滝を登る流れが最高に気持ちよかったです。
中毒性のある映画
最初から最後まで圧倒される濃さ。画面から溢れ出るカレー味。最初15分くらい私は一体何を観てるのだろう?と戸惑ったけど段々、慣れてきて、最後は拳を突き上げてバーフバリを讃えていました。
タイトルなし
歌い踊り💃
飛ぶは跳ねるは首まではねる
グラディエーター、ロードオブザリングも彷彿させ
インド映画は盛り沢山で楽しい🎶
バーフバリは強く逞しく全て??が濃くて素敵❇
出てくる女性がまたまたグラマラスで美しい❇
求愛シーンに度肝を抜かれた!
2作目を先に観てからの本作鑑賞。
2作目の冒頭で前作のあらすじをやってくれていたので大体知っているが十分楽しむことができた。2作目の方がアクションは洗練されているし、話の展開も抑えめだったんだなとわかる。
本作の見所は何と言っても求愛シーンだろう。バレないようにタトゥー彫るなんて見たことない!その後のダンスも笑える!
でも、全体を通してちゃんとアクションしてるんだから困っちゃう。2作まとめて友人知人に勧めるしかない。
バーフバリ!
インド映画と言えば歌って踊ってヤンヤヤンヤ!
だと思ってましたが思いの外、男臭いスペクタクル巨編。
ツッコミどころが楽しくなるほど派手で潔い。
2部作とは知らず、ぶった切りのラストはビックリしましたが
もう完全に乗せられちゃって「早く続きを!」と中毒性はバッチリ。
終わる頃にはバーフバリ!と叫んでいることでしょう。
バーフバリ 伝説誕生
伝説の戦士バーフバリの数奇な運命をVFXを駆使した迫力の映像で描く歴史アドベンチャー大作。
孤児から立派な青年に育ったシヴドゥは暴君が統治する王国を救おうと敵地に乗り込む。
そこで彼は実の母が幽閉されていることと、
自分こそが王子・バーフバリであることを知る。
本作は2部作の前編。
古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」を元にした歴史アクション大作。
何でもありのインド映画なんでツッコミどころ満載ですが、
細かいことは気にしないで楽しく観れました。
凄い映像で押し切る感はあるけど、
インドのVFX技術はここまで凄いのかと驚愕する映像を魅せつけてくる。
クライマックスの“マヒシュマティ王国の軍隊”vs“隣国の蛮族カーラケーヤ部隊”大戦で、
3万人のエキストラを動員して撮影したというこのシーンは圧巻の一言。
本作を映画館で観るのをスルーしたのですが、
面白かったので2作目は迫力のある映画館で観たい。
僕と同様に1作目をDVDで観て、
2作目を劇場で観るパターンの人も多い気もします。
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