バーフバリ 伝説誕生のレビュー・感想・評価
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生まれながらの王!!
この映画の後半「バーフバリ 王の凱旋」を
先に観たらどうしても前半も観たくなり観て来ました!!
いや〜〜〜最高!!
ぶっ飛んでる後半を先に観たので何も怖くない!(笑)
とにかく主人公が強い!
迷いなく強い!
何の躊躇もなく突っ走る!
だから気持ちいい!!
そんなのあるかい!!と突っ込みながらも
良いんだ!映画なんだから!こんぐらいド派手で!!
と納得させるパワーがもう凄い!!
小理屈は良いからとにかく笑えてスカッとするものが観たい方!
絶対お勧めです。
インド映画で敬遠されがちなダンスシーンもそれほど口説くなく
セリフだけでは表しきれない気持ちを歌詞で補足してくれるので
逆に解りやすくしてくれてます。
後半を先に観たのでその時点で少々疑問だった点も
前半を観ると納得できました。
後半では、
いきなり現れた若者が、いくら見た目が王にそっくりだからと言って
なんであそこまで民衆が狂喜乱舞するのか?
ちょっとご都合主義的に感じましたが
の前半で王の幼少期、それこそ産まれて間もない瞬間から
サクサクと解りやすく描かれていて
子供の頃から母を敬い、民を愛し武勇に優れた子供だったこと、
そして敵役の従兄弟が少々自分勝手な子供だったことも
ちゃんと描かれており、
同じように兄弟として育てられ、
子供の頃は小さな性格の差だったのに、
取り巻く人間の違いによって、やがては大きな差になってゆく。
育ちって大事だな〜〜。
主演のプラバースさんは
後半の「王の凱旋」では最初から威厳のある男だったけど
前半の「伝説誕生」では
小さな村の村長の息子として育った少々子供っぽい青年
として登場する。
日本人から観たら若くても十分濃い顔なんだけど(笑)
やはり後半に比べれば
フレッシュでやんちゃな笑顔がなんか爽やかで
この青年の笑顔をもっと観たいと自然に思わされてしまった。
普通の青年と威厳のある王を
見事に演じ分けたプラバースさん、素敵でした!
今回は爆音上映で前後編続けて鑑賞!
爆音上映初体験だったので若干不安でしたが
要所要所にちゃんと緩急が付けてあるので耳に負担にはならず、
ここぞ!と言うときは大音量が盛り上げる盛り上げる!
映画の音量は大事ですね。
もちろん爆音だからと言って、
音が割れるような無様なことなくちゃんと計算されてるので、
一度体験するのも悪くないです。
★もう一度観るなら?
今度は絶叫上映で
「バーフバリー!バールバリー!バーフバリー!」(笑)
4/4 追記
神戸でマサラ上映でもう一回観ました!
絶叫上映と同じで、掛け声あり、応援あり、鳴り物あり、
紙吹雪、クラッカーあり!楽しい楽しい!!
さながらスポーツ観戦のよう!!
これは癖になりそうです。
何度も観るといかに細部まで丁寧に作られてるかよく解ります。
雪山で女兵士が敵方に捕まり、
助けに来たバーフバリの顔を見て驚いて助けを乞う老兵士!
バーフバリの少年時代を回想シーンで
この兵士が若い頃の姿で王の身近にいるんです。
こういう細部がちゃんとしてるから、
全体が荒唐無稽でも、上滑りせず観ていられる。
良い映画って、何度観ても発見があります。
★もう一度観るなら?
「当分あちこちで上映がありそうなので映画館で」そのあとは
「ノーカット版のDVDを買おうかな〜」
時間と空間を超える、血と戦いの物語
「めっちゃ面白い」と多くの人が絶賛していた映画。インド映画の興行収入ランキングでは、私の大好きな「きっと、うまくいく」を上回っています。もちろん、興行収入が振るわなくても面白い映画もいっぱいありますので、興行収入ランキングが映画の面白さを反映しているとは思いませんが、一つの指標にはなると考えています。
ハードルが上がりきった状況で観た私の感想は、「面白い!!続きが気になる!!」です。
続編が出ていることは知っていたんですど完全に二部構成だったのは知らなかったので、めちゃくちゃ続きが気になるところで終わったんで思わず「えっ!?」って声上げてしまいました。スケールの大きなストーリーですので、VFXやエキストラを導入した大掛かりな撮影によって迫力のある映像表現がなされていました。黄金の像や装飾の細かい鎧や剣などの小道具など、随所に「金掛けてんなぁ!!」と感じる部分は多かったですね。すごい。
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巨大な滝の下、女性が赤ん坊を庇うようにして亡くなっているのが見つかった。女性はそのまま川に流されてしまったが、赤ん坊は発見者でもある女性によって助けられ、シヴドゥと名付けられて育てられた。青年へと成長したシヴドゥはある日滝の上から落ちてきた木製の仮面を拾う。滝の上の世界に興味を持ったシヴドゥは自力で断崖絶壁を上り、仮面の持ち主でもある美しき戦士のアヴァンティカと出会い、恋に落ちるのであった。彼女が暴君バラーラデーヴァが統治する王国に閉じ込められた女王を救うために戦っていることを知ったシヴドゥは、彼女に協力することを決めた。
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とにかくスケールが壮大。この一言に尽きる。
十万人規模の戦闘のシーンもあるし、インド映画お決まりのミュージカルシーンも100人規模で歌って踊る。ミュージカル映画結構好きなんですけど、ここまで人数の多いミュージカルシーンは初めて見ました。
ストーリーは王道中の王道。
暴君によって支配された王国から命からがら逃げのびた赤ん坊の王子。何も知らない親切な村人に育てられ、運命の因果で生まれた王国へと戻り、囚われの身にある母親を助けに行く。RPGのゲームにありそうな設定です。これが面白くないワケないでしょ。めっちゃ面白いですよ。
この壮大なスケールの物語を実写映画できっちり描き切ってしまうのが本当に凄い。最新のVFXと作りこまれた小道具、そして異常な人数のエキストラを用いた大規模な撮影。本当に素晴らしかった。
私の個人的な映画の評価基準に「1つの作品として綺麗に完結していること」というのがあるので、本作のような前後編や「20世紀少年」の三部作みたいなのは正直あんまり好きじゃないんですけど、「続きが気になる!!」というクリフハンガー的な面白さは過去の続編ありきの映画作品群の中でもピカイチだったんじゃないでしょうか。少なくとも私は本作のレンタルDVDを返却した直後に続編である「王の凱旋」のDVDを借りました。続きが気になったので。
骨太なアクション映画が見たい方にはオススメです!!
映画ドラッグ!
これぞ劇薬!!二部作の前編であり、上映時間も138分と短いものでは無いが、とんでもなく引き込まれるので全くだれることは無い。
ストーリーは洗練されており、王道である。長い上映時間ながらも無駄なことは一切せず、現在と過去の話それぞれ驚異的な画力と共に語る。
バーフバリを見終わって最も印象に残るのは、ケレン味たっぷりの演出であろう。他の作品でこのような嘘演出をされると冷めてしまうのものあるが、バーフバリはという作品は観客を世界に引き込む力がずっと働いているので、現実的にありえない映像が映っても乗れてしまうのである。「スリーハンドレッド」の正式な後継者と言っても良いだろう。
インド映画、ということで抵抗を感じる日本人もいるかと思うが、米国のアクション映画が好きなら絶対好きになれると思うので是非!!!!!
パワー系映画
インドの英雄物語にどっぷりハマれる映画
当時の史上最高予算をつぎ込んで作られただけあって、目に映るもの全てが燦然と輝き、風を受けてなびく。オペラのような歌舞伎のような様式美と奇跡のような英雄譚。とにかく浮世離れしているので気晴らしにはもってこいかも。そして慣れるとクセになる世界観かも。
インド特有の文化〜英雄像、母親像、ヒロイン像を教養として知るのにもとても良いと思った。
なんだこれ。
スポーツバーで観るべき映画
極彩色の異国情緒+普遍的英雄譚=面白い!
思ってたのと違った( ^_^ ;)
Amazonで観賞。ヒンドゥー教の知識があるともっと面白い
小耳に挟んでいたものの、なかなか見ていなかった作品でした。
本当に面白かったです!
描写は他の人のレビューに任せるとして、この映画の登場人物は、ヒンドゥー教の神々と比較しながらみるとすっごく深みが増します。
主人公はまさにシヴァ神! 育ての親が毎日祈りを捧げた、男性器の形をした石を持ち上げたあの神々しい姿! その時の周囲の、「ああ、もしかしたらこの子はシヴァ神なのかもしれない」といったあの眼差し! 随所で破壊神シヴァらしく神々しい! あの瞬間のクライマックス感はヒンドゥー教の神々を知らないと得られず、以後のストーリーが物足りない作品に感じるかもしれません。
それで、何故日本人にもこんなに染みるかというと、おんなじインドで生まれた仏教が日本人の日常に溶け込んでいて、人間の根本として共感する部分のすぐ上の層に刻み込まれたスピリットが 共鳴するからだと思います。
何度でもみたけどもっと楽しみたい方、ぜひヒンドゥー教の基礎知識を入れて読むことをおすすめします。
美しく、ダイナミック!
まず、本作だけでは完結しませんので注意。いいところで幕引きとなるので、続編「バーフバリ 王の凱旋」も用意しておくといいと思います。
初めてインド映画を観たのですが、イメージしていた大人数での急な踊りはなかったです。なにやら長くなりすぎてしまうため、いくらかミュージカル部分をカットしてあるらしいです。bgmが途切れて場面が変わることがたまにあり少し気になったのですが、このカットの弊害かもしれません。
しかし色々と物量が凄いですね。
序盤の壮大な自然が美しく力強い。シヴァ神の御神体のエピソードも良かったです。シヴドゥの型破りな性格をよく表していました。
迫力と美しさを感じる戦闘シーン。無双系のゲームのようなダイナミックな表現がおもしろかったです。戦略も意外性があり、様々な武器が出てくるので長い戦闘シーンも飽きさせません。戦闘に残虐表現はあるにはあるのですが、さっぱりとした表現なので不快感はあまりなく、観やすいと思います。
戦闘前の軍議の様子も模型を用いていて、絵的におもしろく、わかりやすかったです。
勧善懲悪的なストーリーのようですが、単純すぎないのがいいですね。前半はシヴドゥの生い立ちと、アヴァンティカとの出会い。後半は過去の王位継承争い。王道を征く運命的展開が熱い。
ヒロインのアヴァンティカが格好良く、美しいです。シヴドゥのアプローチ力が強いのなんの。こっそりタトゥーを描くシーンが素敵で、なんとなくディズニーっぽさを感じました。シヴドゥとのミュージカルシーンで関係を展開していくのが楽しかった。映像も美しい。水に映るアヴァンティカの姿の対比も良い。心情が伝わってきました。
少し気になったのは、字幕版で観たのですがセリフが一部アフレコのように聞こえたことです。特にシヴドゥ。音響の問題なのでしょうか。私の気のせいだったら申し訳ないです。
観ると元気が出る熱い作品でした!
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