ダウト・ゲームのレビュー・感想・評価
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これはこれ、それはそれ
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主人公の検事であるミッチは人身事故を起こしてしまう。しかし、ミッチはとっさに保身を考え逃げてしまった。かろうじて救急車の手配はしたが現場の安全確保や応急処置などやることはたくさんあったはずで絶対に逃げてはいけない。もちろん後の隠蔽でおかしな展開になっていく。
今回の場合は被害者は殺されることにはならなかったはずだ。さらに拷問された痕や被害者の証言が聴けるので連続殺人犯は即座にお縄になっただろう。結果論だが。
隠ぺい工作をしたことで事件がややこしくなり、責任感から自ら捜査するが兄と家族を危険に巻き込む形になってしまう。最後は間一髪刑事が間に合って助かったがこれで良いの?と疑問符がつく。彼のお手柄になったのか。妻のために体を張ったことや事件解決で帳消しになったという解釈になるのだろうか。
アメリカは司法取引があるくらい、超合理的にプラスマイナス勘案してプラスという解釈かもしれない。しかし、ひき逃げてしまったことへのケジメについてふれてくれないとしっくりこない。これはこれ、それはそれなのである。
軽犯罪を隠蔽すると、重犯罪に巻き込まれる。
やっぱり飲酒運転はダメです!
酒を飲んで運転したばっかりに、人を引いてしまった弁護士。
仕事も家庭も順風満帆だったのに、この一瞬で全てが水の泡…。
恐れをなしてしまった彼は、その場から立ち去ってしまうのでした。
一見ひき逃げ事件のようですが、事はそう単純ではありません。
実は裏でこの事件を操っていた真犯人がいたのです!
真犯人の都合のいいように、仕立て上げられていた事件には、弁護士への嫉妬と過去の事件への復讐が関係していました。
恨み嫉みは、人を狂わせる恐ろしさを秘めています…。
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