殿、利息でござる!のレビュー・感想・評価
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エピソードが足りません。
貧困にあえぐ宿場町が、仙台藩主にお金を貸すことで伝馬役負担を失くそうと企てる物語。
題名は「コメディ」ですが、内容はヒューマンドラマです。
貧困にあえぐ宿場町の人々、それを憂う旦那衆。それらの人々を、少しコメディ色を交えて描いています。特に阿部サダヲの芸達者は良いですね。少し大げさな表情が、程よくマッチしていました。
ただ、旦那衆の人情や想いに共感はしますが、映画として描くにはややエピソードが不足しているように感じます。しかも129分の上映時間。正直言って、冗長に感じました。
よって、私的評価は辛口です。
悪人が一人も出てこない人情話。
村に課される労役を軽くするため、お上に金を貸して利息を徴収すること...
タンス預金、内部留保まで・・・
肝煎とはどんな役かも知らなかったけど、よーくわかった。この肝煎の中でも大肝煎千坂仲内役の千葉雄大がいい演技をしていた。もちろん伝馬町と言われる独特の存在のおかげで重課税に苦しむ庶民の姿が映し出されていました。そして、破産や夜逃げする者が増え、打破すべく仙台藩に逆に借金をさせてその利息で伝馬役を助ける秘策を打ち出すというもの。
五千貫文とか言われてもさっぱり感覚が掴めないが、千両に値するその額も丁寧に説明されていて、全て史実だという驚きもあった。それにしても金集めにも年月がかなりかかっていてその間に飢死したらどうすんだ!などと、中盤まではそれほどのめり込めませんでした。
もちろんいい話だな~と感じたのは先代浅野屋を演ずる山崎努パート。竹内結子や萱場役の松田龍平も素晴らしい演技。こわいよ、龍平ちゃん。さらに羽生結弦の特別出演や磯田さん本人も出演、なんだか知らないけどパンチ佐藤という名前もあった。どこにいたのよ?
史実、でもそれだけ。です。
タイトルなし(ネタバレ)
このようなことが史実にあったことが驚き。
落語の人情話にでもなりそうないいプロットなのだけれど、
映画としては少しドタバタに脚色し過ぎてるようにも思えてしまいました。
最後の最後だけ登場した仙台藩主として羽生結弦!
サプライズではあるけれど、ちょっと制作サイドはやりすぎかと。
本来は通貨発行権のあるお上の仕事
お金集めは大変だ
楽しい映画にまとまってます。
コマーシャルで羽生くんが出てることしか言わないので、中身の宣伝がない映画かあと思っていました。
さっぱりまとまった話でみやすい!楽しい!中だるみもなく、ほんのちょっぴりのハラハラが、微弱に続く感じ、面白かったです。
役者さんの表情もとってもいい味出てました。
苦悩怒り喜び困惑、形容し難い何か、どの表情も見応えあり。
時代劇まったく見ず、ライト向けのこういった映画作しか知りませんが、日本の役者さんは屋内のほのかな灯りや、月夜の明かり、暗闇にひっそり浮き出る顔とか映えるなあ〜
時代劇の絵面だわあと思います。
コロナで疲れて弱ってるせいかエピローグのナレーション部分で泣けました。
安心俳優陣
お金は人を変える、良い方にも。
面白かったー
歴史のことも、現代の価値についてもくどくならずに説明してくれてわかりやすかった。人情味溢れてて胸が熱くなった。最終的に心底悪いやつはいなくて皆がいい人で終わるのが爽やかで素敵。続々と出演する宮城出身の方々にびっくり。吉岡まで穀田屋さんの酒を買いに行きたくなりました!
名誉と無私の狭間にて
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原作(無私の日本人)は未読。
お上に金貸しつかまつる!
これが実話なんだから恐れ入る(笑)。
明るく楽しい作風で、最後まで面白可笑しく観ることが出来ました。穀田屋十三郎(阿部サダヲ)と父親(山崎努)のエピソードという泣き処もきちんと完備。たまにはチャンバラの無い時代劇もいいなぁ、と思いました(笑)。
損得を捨て、名誉を求めず、宿場町のために…
無私の人たちの想いが心に沁みました。
※修正(2024/04/09)
奉仕の心
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