「タンス預金、内部留保まで・・・」殿、利息でござる! kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
タンス預金、内部留保まで・・・
肝煎とはどんな役かも知らなかったけど、よーくわかった。この肝煎の中でも大肝煎千坂仲内役の千葉雄大がいい演技をしていた。もちろん伝馬町と言われる独特の存在のおかげで重課税に苦しむ庶民の姿が映し出されていました。そして、破産や夜逃げする者が増え、打破すべく仙台藩に逆に借金をさせてその利息で伝馬役を助ける秘策を打ち出すというもの。
五千貫文とか言われてもさっぱり感覚が掴めないが、千両に値するその額も丁寧に説明されていて、全て史実だという驚きもあった。それにしても金集めにも年月がかなりかかっていてその間に飢死したらどうすんだ!などと、中盤まではそれほどのめり込めませんでした。
もちろんいい話だな~と感じたのは先代浅野屋を演ずる山崎努パート。竹内結子や萱場役の松田龍平も素晴らしい演技。こわいよ、龍平ちゃん。さらに羽生結弦の特別出演や磯田さん本人も出演、なんだか知らないけどパンチ佐藤という名前もあった。どこにいたのよ?
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talismanさんのコメント
2020年9月16日
kossyさん、コメントありがとうございます。30万円。う~ん、わかんない。物価違うんだろうし、と想いながら、いいなあと思いました。最近、やさぐれです。香港映画、Netflixでわりとやってるんですね。面白いです、元気いっぱいで。でも一方で、凄いというかグサリとくる映画があって、ワケわかんないです。いきなり香港映画祭りにかったので。それより今の香港が…。
talismanさんのコメント
2020年9月16日
kossyさん、こんばんは!落語でも、何千両とか聞いてほぼわからないのが悲しいです。登場人物がびっくりしてるから多分凄いんだろうと思うしかないです。「火焔太鼓」(この漢字でいいのかな)とか「文七元結」とか…。