「コメディーではなく、本格派の感動作です。いいもの見せてもらいました。」殿、利息でござる! Push6700さんの映画レビュー(感想・評価)

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殿、利息でござる!

劇場公開日 2016年5月14日
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コメディーではなく、本格派の感動作です。いいもの見せてもらいました。

出演者が少しふざけた感じだし、ポスターも予告編もふざけているので、コメディーなんだろうと思っていた。

でも、見てみたら、笑う部分などほとんどない、本格派の感動作だった。

テーマ的に深いし、いろいろ考えさせられて面白かった。

日本人なら、見ればきっと共感すると思う。

しかし、内容的には素晴らしいけれど、映像的にはチャンバラもないし、どっかで見たようなセットを使って延々と撮っているだけで、いまいち地味だった。

これで出演者も地味だったら、お客さん入らないないだろうな、という感じになってしまう。

そこで、出演者を豪華にして、コメディーみたいに見せかけて宣伝したのだろうと思った。

でも、看板に偽りあり、という感じではなくて、内容的に素晴らしかったので、まったく文句はないし、いいもの見せてもらったという気持だった。

この映画の原作は、映画『武士の家計簿』を見た人の情報が元になって作られたらしい。

個人的には『武士の家計簿』は大好きで、”名作と思う映画”に入れている。

『武士の家計簿』の原作は一般向けの教養書で、それを映画化した故森田芳光監督はやっぱりすごい監督だったとあらためて思った。

この映画は『武士の家計簿』と似たような感じで、実話が元になっているけれど、主人公が武士ではなく、町人になっている。

でも、この人達が武士よりも武士らしくて、自分を殺して公に尽くすところに感動する。

「町人にしておくのはもったいない。」という台詞が何度も出てくるけど、日本人のいいところの代表者みたいな感じだった。

狭くて、なんの資源のなく、食料も満足に生産できない極東の島国で、今までなんとかやってこれたのは、こういう人々のおかげだ。

しかし、日本人のこういうところは、いいとこでもあるけれど、悪いところでもあって、外国や外国人(特にお隣の国)にはまったく通用しない。

外国や外国人相手にこんなことしていれば、うまくやられて利用され、全部取られて終わり。

基本的にグローバル化なんて、日本には合わないような気がする。

そして、やっぱりお金持ちや大企業からは、たくさん税金とって公のために使った方がいい。

税金を払うのがいやで外国に逃げるのなら、当然のことながら日本で活動できないように厳しく取り締まればいい。

そうでなければこの映画の宿場町のように全体がおかしくなって、いずれ共倒れしてしまうだろう。

政治家や学者や評論家はグローバル化しないとダメだと言うけれど、逆に日本はガラパゴスでいいし、そうでないとやっていけないと思う。

Push6700
さん / 2017年8月29日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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