「構図的には山崎努VS松田龍平」殿、利息でござる! akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
構図的には山崎努VS松田龍平
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250年前の仙台藩の小さな村が舞台。実話だというが、面白すぎる。いや、たいへんためになる作品だった。「マルサの女」の山崎努が、登場シーンは少ないものの重要な役回りで出演している、ご高齢で大変だったろうと思う。松田龍平君がほんとに嫌味な役をやっているが、ものがたりの中では、これまたキーパーソンである。しかも登場シーンすべてに緊張感があり、物語を締めてくれている。さらに、仙台出身フィギュアスケート選手羽生結弦の特別出演がある。脚本がよいので泣ける上に、最後には笑えるという深い感銘を受ける仕上がりになっていた。妻夫木聡、瑛太、阿部サダヲみないい。出てくる役者が全て顔つき体つきから扮装まで当時を研究して再現しているかのようで、リアリティを感じた。基本はコメディだが、サスペンス要素もあり、原作を読んでみたい。
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