劇場公開日 2016年7月9日

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「守るための戦い。やりすぎ感満載の超ド迫力SFアクション!!」インデペンデンス・デイ リサージェンス 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0守るための戦い。やりすぎ感満載の超ド迫力SFアクション!!

2016年7月13日
PCから投稿

悲しい

単純

興奮

【賛否両論チェック】
賛:エイリアンの侵略に対し、人類が協調し合って立ち向かっていく姿が印象に残る。愛する者との再会や別れが、まるで群像劇のように描かれていくのも、感動させられる。
否:フルCGでのアクションシーンや、あまりに大きすぎて荒唐無稽感満載のスケールには、一歩引くと興ざめしてしまいそうで、好き嫌いは分かれる。前作の知識もあった方がイイ。

 前作から飛躍的にスケールアップした世界観で、人類の存亡を賭けたエイリアンとの戦いが繰り広げられ、そのあまりのド迫力に思わず圧倒されてしまいます。ちょっとやりすぎなくらいの規模なので、人によっては逆に冷めてしまうかも知れませんが(笑)。
 劇中でも言及されていますが、“エイリアンによる侵略”という未曾有の危機に瀕し、初めて1つにまとまって戦い、その後の復興に当たってきた人類の叡智が、本作で再び試されていくのが印象的です。そんな中、まるで群像劇のように、登場人物達1人1人が愛する人との再会に喜び、突然の別れに悲しみに暮れる様子もまた、愛の強さや儚さを象徴しているかのようです。
 何はともあれ、アクション映画やSFが好きな方には、絶対にオススメです。

映画コーディネーター・門倉カド