「お得意のアレ。」ヴィジット ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
お得意のアレ。
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鑑賞前に読んだレビューがやたら「原点回帰」となっていて、
なにが原点回帰?と思いながら観てみたら、あーなるほど、
結局シャマランお得意のアレだったわけね。あーハイハイ。
という感じに落ち着いた。今作が完全復活!?といわれる
背景はまったく分からないが、確かに彼らしいのは本当だ。
ただ、今さらPOVを使っての(低予算だからもあるけど)
撮り方も、色々散りばめた伏線も、あのバカっぽい母さんも、
その母さんに似た感のある不快な振舞のなぜか潔癖症な弟も、
とにかく謎!そこまで回収はできていない。笑って終わりだ。
結局そのくらい力を抜いて作った作品であることは明らかで、
やっていることは「シックス・センス」と大して変わってない。
監督が仕掛けたかったのはそこで、観ている客が「えーっ」と
なる後半まで、引っ張って引っ張って、どうだ!?なのよね。
しかし思い込みというのはホントに怖い。そこは確かだな。
老人の痴呆や障害、徘徊する様などを随所に見せ、子供達が
初めて出会う祖父母が実はボケていた!?それとも…という、
子供ながらの疑念&解決法を自力模索しているうちに恐怖が…
というスリラー。ある意味本当に怖い経験なのは確かなので、
昨今のオレオレ詐欺じゃないけど親子が疎遠になってはダメ。
常に声を聞き、顔を見て、生活行動を把握する。そうすれば、
こりゃおかしいぞ!?と気づけるわけだ。え、そういう映画?^^;
(半ケツ丸出しとか全裸とか、笑いようのない恐ろしさが満載)
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