オデッセイのレビュー・感想・評価
全760件中、681~700件目を表示
ミラーボール(宇宙)輝く中で四打ちビート
リドリー・スコットといえば、『ブレードランナー』『エイリアン』それと『ブラックレイン』ともう誰でも知ってるような有名な作品を撮っている。調べたら『Sir』の称号も貰ってるらしい。
そんなナイト(騎士)な監督が得意の火星で、サタデーナイトフィーバー宜しく、ハリウッド王道の『あきらめたらそこで試合終了だよby安西監督』的不屈モノの作品を撮ったので、まぁある意味ファンタジー(苦笑)だから鑑賞。
確かに音楽は往年のディスコサウンドで、普段のストリングス系の壮大さというより、軽く乗り越えていこうってイメージが表現されている。
只、軽いんだよなぁ。。。色々なサバイバル術が凄いのだけど、サラリとやってのけてしまう流れや、アクシデントの重要性もまた、なんだか低いハードルのような気がして。
でも、それがある意味テーマなのかもしれない。『思ってるよりも簡単だよ』って。いやいやいや、そんなことないだろw
火星から脱出する際、ロケットの上部の天蓋を外して重量を軽くするとか、発想の転換(結局火星も空気がないのだから成層圏というものがない?ので摩擦熱が起きない)等々、考え方を変えてみるっていう教訓は随所にみられた。
でも一つ! 中国が助けるって言う件、あれは全く意味がない。とってつけたようなスポンサーのごり押しなのか心遣いなのか分からんが、中国マネーがちらついて腹が立つだけ。ロシア位にしておけっていいたい。
正に、可もなく不可もなく
大まかなストーリーを聞いただけで、全て分かってしまう映画。といった点は覚悟の上だったのだが、辺境の地で如何に生き延びるか、その過程に期待したのだが、結論からすると、こんなものか、だった。宇宙でのサバイバル系で記憶に残っているのは、ゼログラビティだが、あの映画にあるような緊迫感は無く、比較的まったりと進行するので、事もあろうか、途中で睡魔が襲ってくる始末だった。4DXじゃなかったら、後半、しかもクライマックス付近でウトウトしたかもしれない。自宅に3D環境があるなら、ブルーレイの発売を待っても良いかも知れない。脚本家の問題もあるのだろうが、題材が斬新なだけ勿体無い映画だった。リドリースコット監督は、ブレードランナーとか大好きで、最近のプロメテウスも嫌いじゃないが、老いて丸くなっちゃったかなぁ。
【思ってたんと違うww】それでも星4つ
ノリノリで観れるかがカギ
『ロビン・フッド』以降のリドリー・スコット監督作品は、なんかパッとしないと言うか、自分には合わない。
『ロビン・フッド』は論外として、『プロメテウス』とかなんか難しくて良く理解出来ないし、イマイチ面白くない。
それでも新作が公開されればなんだかんだ観ちゃうのは『エイリアン』『ブレードランナー』という傑作と『グラディエーター』があるから。
本作は70年代のディスコミュージックが流れ、火星で一人ぼっちのわりにはあまり絶望的な感じや悲壮感が無いように描いている。歌詞も状況にシンクロしていて笑える。
そして知恵と工夫で淡々と冷静に作業し、前を向いて希望を捨てずに生き抜いていく訳だけれど、でも何か観ていて物足りなさを感じてしまうって言うのが正直な感想だ。
帰還したときのシーケンスなどは、もう見飽きた感がある。
本作を楽しめるかどうかは絶望的な状況とノリノリな曲のギャップを楽しむことが出来るかどうかなのだろう。
シリアス一辺倒ではないところが新しいと言えばそうなんだが、私は今ひとつノリきれなかった。
それに劇中“また中国か?”の大人の事情があるのも興醒めだ。
さすがに『トランスフォーマー/ロストエイジ』のように露骨ではなく、ちゃんとストーリーに自然な感じで組み込まれてはいたが、やはり気になる。
そんなわけで、自分には今ひとつ合わないというだけで、作品自体は悪くはないと思うし、合う人には合うのだろう。
ただ間違いないのは、テレビではダメだということ。
大スクリーンで観てディスコミュージックにノッてナンボの作品だと思います。
可もなく不可もなく
心に響くようなストーリーでもないし、
劇的なドラマがあったわけでもないし、
SF的なサスペンス要素があったわけでもない。
感想を聞かれれば、
「まぁフツーやった」
としか言えないし、
ストーリーの内容を聞かれれば、
「火星に置き去りにされた人が地球に帰ってくる話」
としか答えれない。
それ以上でもそれ以下でもないところがとてつもなくもったいない作品。
結局この作品は映画として一番抜いてはいけないものが抜け落ちていた。
主人公やその他主要人物のキャラクター造形。
設定はあったんだろうけど、その描写がほとんどなかった。だからマークが火星で取り残されて次の探索隊が来るまでどうやって生き延びようか奮闘している姿を見せられても、
「大変そうやなぁ」
と、他人事のようにしか思えない。
ストーリーは良いのにホントにもったいないですよね。
これでアカデミー賞にノミネートされてるんですからアカデミーもいよいよかな、とさえ思えてくる。
しかしリドリー・スコット、
最近全然ですね。
本来0点ですけど、
暇つぶしができたのとマット・デイモンはまー良かったんで、2点ってことで。
リドスコには宇宙が似合う
楽しい!予告編からは想像できない陽性サバイバル!マット・デイモンが科学とユーモアとディスコナンバーを武器に「火星を植民地化」していく!やっぱりリドリー・スコットには宇宙が似合う(エイリアンは出ないけど…)。デヴィッド・ボウイの「スターマン」が流れるシーンが最高!
『ゼロ・グラビティ』『インターステラー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』あたりからいい影響を受けとると思う。いやあ宇宙って本当にいいもんですね〜
人間の凄さを描いてるから偉い。いわゆる"Man against nature(本作はMarsやけど)"系の作品が陥りがちな「自然に対して人間は無力」的な描写はしなかった。むしろ人間だからどんな状況であろうと対抗し得るんだ!万物の長人間舐めんな!
アガるわー
緊張感ありつつ楽しんで観られる、いい映画
すげー面白かった
最後の最後以外、すんごく面白かった。
涙あり笑いありっていうのにふさわしい映画です。
リドリー・スコットの映画って、まぁ網羅しているわけじゃないんだけど、ホント面白い面白くないの差が激しいような気がします。
プロメテウスとこの差って何なんだろ。映像そのものも、とても同じ監督の作業だとはとても思えません。
参考になるビジョンがないとだめなのか、それとも良い脚本とか原作なのか…んん、分からん。
でも最後はああいうエピローグを入れるよう要請されたのかそれとも自ら入れたがったのか─。勝手な想像では後者だと思う。だからつまらん映画もたくさん生まれてくるんだと思う。宇宙で終わっておけば文句のつけようがなかったんだけどなー
火星アイアンマン、鉄人マットデイモン
1970年代のヒット曲多数!中国人の自尊心をくすぐる描写!
TOHOシネマズ伊丹で映画「オデッセイ」(The Martian)を見た。
出かける前にwebで空席情報を見たがけっこう売れていた。
上映開始30分前に到着。
前から6列目が4席空いていた。
座ってみるとまあまあ見易い席だった。
原題の「The Martian」は「火星の人」という意味らしい。
監督はリドリー・スコット。
巨匠と称されるリドリー・スコットだが「悪の法則」、「プロメテウス」は好きじゃない。
主演はマット・デイモン。
火星有人探査船の船長は「ゼロ・ダーク・サーティ」(Zero Dark Thirty)
のジェシカ・チャステイン。
他に「ファンタスティック・フォー」(Fantastic Four)のケイト・マーラ(Kate Mara)が出演。
妹のルーニー・マーラ(Rooney Mara)は「PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜」(Pan)のタイガー・リリーである。
火星に独りで取り残されたたマット・デイモンが、
通信手段がない、
少ない酸素、
水も少ない、
食料は31日分という絶望的環境で、4年後に次の探査船が火星にやってくるまで生き延びようと、あらゆる手段を尽くしていく物語である。
時代を感じさせる描写として、米国NASAの宇宙飛行士の救出に手を差し伸べるのは日本でもロシアでもフランスでもなく、中国の中国国家航天局なのである。
時間的に長くは無いのだが中国人の自尊心をくすぐる描写がある。
ハリウッドも人口14億の中国マーケットを無視できないのだろうという観測がある。
In the movie, China offers to help NASA bring the astronaut stranded on Mars back to Earth.
劇中ではデビッド・ボウイの「スターマン」やABBAの「恋のウォータールー」などの1970年代のヒット曲が多くかかる。
船長のジェシカ・チャステインの音楽の趣味はディスコ音楽ばかりで、マット・デイモンには趣味が悪いとこきおろされる。
マット・デイモンが帰還する瞬間はちょっと泣けた。
映画を観る時はちょっと涙もろくなる。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
宇宙飛行士 ってスッスッゴイです
良いです
流石、リドリースコット
お得意の地球外生命体は出てこないが、宇宙物を撮らせたら流石です。特に船内の移動シーンや、開閉の度にドキドキする扉とアナウンス、音響効果もなかなか。
お得意の陰影を使ったシーンが少なく、あれっ?撮り方変わったの?って度々。
あと、SFXという意味では特に目新しさは無いね。似た映画や宇宙映画が多過ぎる昨今だからしゃーない。
ドラマ部分はなかなか良い。まあストーリーは見慣れた感あるが。一人くらい敵というか邪魔するような人物いると、また盛り上がるんだけどね。ま、そういうのも見慣れてるな(笑)
いきなり火星から始めるのは良いね。メインの火星一人ぼっちに時間割くのも良い。後日談少ないのも良いね。これぞSFって感じ。
マットデイモンはナイスなキャスト選択でした。ああいう状況下で、あの強いんだか弱いんだか判らない顔立ちは良いね。ボーンシリーズも、驚異の強さとあの顔立ちとのギャップが受けてんでしょう。
ま、見て損の無い映画ですね、はい。
全760件中、681~700件目を表示