オデッセイのレビュー・感想・評価
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spaceだとアルマゲドン
アルマゲドンのイメージが強すぎて、なんか道徳の世界観というのがなかった。結果としてスッキリするので酷評する人は少ないと思いますがふつーの映画だった気がします。
手に汗握る
火星のことも何もわからないし、
登場人物は全員エリートで、
よく知らない単語が飛び交う。
火星に取り残されたマーク・ワトナーは
植物学者の知識と持ち前のポジティブ思考で
仲間が迎えに来るのを待つ。
生か死か、そんなレベルの話ではなく、
「どうやってこの過酷な環境の中生き延びるか」
常にその一点を見つめて
計算し、行動し、失敗し、の繰り返し。
NASAという大きすぎる機関であるが故、
上の人間も感情論だけで動けない。
火星日500以上を、一人で生きる…。
最後の救出シーンは、気づいたら
手汗がビッチョリになっていた。
宇宙の果てに放り出される可能性の方が高いのに、
小さな船(もはや船とも呼べない代物)から飛び出したマーク。
火星で一人で生き延びた男にとって、
それより怖いことなんてなかったのかも。
常に「火星vs自分」「火星vs化学」。
地球ってすごい。人間ってすごい。
あっつーまの142分間
ストーリーの始まりからラストまで、気を抜く場所が無いくらいのめり込める作品でした。奇抜なアイデアがふんだんに有り
クスクス感も有り、ドキドキもする
めちゃいい映画でした。
ジャガイモにケチャップは間違いないっす(笑)
火星版キャストアウェイ的なね
「オデッセイ」見ました。とても面白かったです。リドリースコットの過去作では、マッチスティックメンとかブラックホークダウンなんかは好きだけど、傑作と思うのはブラックレインくらいだと個人的には思う。宇宙や近未来ベースだとエイリアン、ブレードランナー、プロメテウスなんかは、全体の雰囲気が葬式みたいに暗くて好きになれない。ヒットメーカーではあるけど、好き嫌いが分かれると思う。ストーリーも意味不明な物が多いですし。
しかし、今作「オデッセイ」で見せた語り口は、リドリースコットらしからぬものだと感じた。全体的にはプロメテウスほどではないけど暗い。似た雰囲気なのは、リドリースコットじゃないけどインターステラー辺りを連想させる。その暗い雰囲気に、明るい音楽と小さく笑えるギャグを挟んできた。リドリースコット作品で笑ったのは初めてかもしれない。
そしてシンプルなストーリーが、音楽や笑いの良さを引き立てていると感じた。ビックリしましたね。
話は意外とシンプル。マットデイモンがやってる事は高度ですけど、そこはしっかりと説明してくれるし、問題なかったです。マットデイモンが最後に車みたいなのを恩人認定するのを見て、トムハンクスのキャストアウェイっぽいと感じた。トムハンクスはボールを親友にしてましたからね。
あとは配役も抜群。全然爽やかじゃないしイケメンじゃないマットデイモンはハマりすぎです。珍しくいいヤツ全開のショーンビーン、全然船長には見えないジェシカチャスティン、全くふざけないマイケルペーニャ、暑苦しいキウェテルイジョフォー。誰を見ても新鮮に感じたし、何と言っても賞を取りまくってるような名優揃いの超豪華な布陣。特にショーンビーンはね、先週の土曜洋画劇場のナショナルトレジャーではクズ野郎だったから余計に素敵。
総じて、快作です。とにかく丁寧ですよ、全てが。火星、地球、その他クルーという3つの視点による物語を、テンポ良く切り替える作りも、見てて全く飽きることはない。僕みたいなアホにでも丁寧に説明してくれるし、誰が見ても楽しめると思います。
達成感
常に備えていてもままならないことがあって、現場の人間にしか対応できないけど、バックアップの人たちもみんなプロフェッショナルで、現場もプロフェッショナルで、全力で問題に取り組む姿勢がとても前向きなエネルギーをくれます。
この映画で驚いたところは、主人公にクルーの絆以外の人間関係が描かれないこと。インターステラーのような父親でもないし、家族が出てこないので誰かの息子でもない。恋人を恋しく思ったりもしないし、帰って何やるかみたいなビジョンもあまりない。まあ描かれてないだけで思ってたかもしれないけどね。ただそれをしなくても起伏のある構成というのが濃い。たった1人の宇宙飛行士としての生きる強い意志を感じました。
というのは真面目な感想ですが兎に角火星dash村が面白いし、DRYが始まるとわくわくするのでご覧ください。
宇宙飛行士は賢くないと
そんな方法で生き延びるのか!と解決方法と諦めず立ち向かうマークワトニーが印象的な映画。宇宙ものはやっぱり映画館でみるに限る。冒頭の負傷シーンや絶望するシーンなど、マッドデイモンの演技が光りまくりでした。
ラストの回収劇は、ゼログラビティを彷彿とさせ、手に汗握ります。
脇役にカーターベイゼンがいてハッとなったり、面白い布陣。見事でした。
フィクション
救援が届かないところでの遭難。精神的にやられると思います。
フィクションとわかっていてもハラハラします。
問題をクリアしながらのサバイバルですが、所々で笑えるところもあります。
暗くならない程度の内容ですので、安心して見られました。
昔観たアポロ13は実話ということもあり結末はわかる状態でも楽しめました。
エンターテイメントとしての星3つです。
面白い!
率直に人間って頭がいいんだなって思いました笑
身の周りが機械でありふれて何にもしなくても暮らしていける今だからこそ見ると感動します。小学校とか中学校で何の役に立つんだよ、みたいな勉強ももしかしたら役に立つ時ってあるのかもなって思いました。知識は必要だなと、、、。
最後も感動しました。見ごたえのある映画でした。また、マッドデイモンの演技が素晴らしかったです。
宇宙には植物の種子を持って行こう!?
しょせんは作り話で、途中でトラブルがあるものの、何から何まで好都合に物事が進んでいくわけだが、あの真空パックがなければ、全ては話が進まなかった訳で…。
よくも、あれが「生」だったな…というのが、一番の感想だったりもする。
将来的に、有人火星探索を行う時は、この映画で起こったことぐらいは、準備していくべきなんだろうな…と思った。もっとも、もっと厳しい状況で生き残れる様に、訓練しているのかも知れないが、知るよしもない。
ただ、「世界が待っている」というのは、大げさでもなかったし、こういう目標に向かっては、世界は一つになれるかも?と、少し感動した。
とてもよかった。 見ててハラハラドキドキが止まらなかった。 ジョー...
とてもよかった。
見ててハラハラドキドキが止まらなかった。
ジョークも織り交ぜられたストーリーは面白かった。
おすすめしたい作品です。
面白かった。
火星ファンとしては火星が舞台というだけで最高です。
フィクションの中のリアリティがうまく表現されていて良かった。
星3個なのは、ザ ウォークを見た後なので「手に汗握る感」が目減りしてしまったんだと自覚してます。
ごめんなさい。
Not really bad
I think that the story could have been much shorter but well really good cast and the story ! Wish I could have watched it in 3D though
面白い作品は(良い意味の)突っ込み所も多いのかも
字幕版にて観賞。アカデミー賞授賞式までの予習と小島監督がオススメしていたので興味を持ち観賞。
極限状態でハラハラドキドキするだけじゃなく、所々突っ込みたくなる場面も多く楽しかったw
確かに某金熊賞でコメディ部門で受賞したのも解らなくもないけどコメディメインでは無いでしょw
順調に見えても少しの事で無茶苦茶になったり現場をサポートするメンバーの苦労、アメリカ資本から中国資本へ移り変わっていくスポンサーなど明らかに今の映画界のメタファーだし、アカデミー賞にノミネートされたのも納得。
事前にTwitterで主人公がDASH村での城嶋茂で吹き替えされて見えるって言うネタ画像を見ていたので結構引っ張られるかと思ったけど、そのイメージに引き摺られず観れたのも良かった。
デヴィット・ボウイの楽曲が使われるとは聞いてたけど、邦題のせいで「Space Oddity」が使われるんだと思ってたw
実務の人
主役の人が、ずっと作業してるなあと思った。
土作ったり、芋植えたり、ソーラーパネルの砂を取り除いたり。
たった一人で「寂しいなあ」「恐いなあ」と怯えるんじゃなくて、ひたすら芋の数かぞえている。
今後、生き延びるために必要な作業だから。
今、出来る事を粛々と。
主役の人だけでなく、地球の人たちも、徹夜で機材作ったり軌道を計算したりモニター観察したり、ずっと作業してる。そういう作業する人の表情がすごくイイ。みんなオタクだけど実務家の顔をしてる。
火星からの生還は奇跡的なことかもしれないが、奇跡はただ祈るだけじゃ起きない。
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映画後半、重さのジャマになる機材をどんどん捨てていくシーンも良かった。
生き抜くために、計画して準備して作業する。それも大事だけれども、時には捨てなきゃいけないこともあるんだなあと。
ちょっと意味合いが違うかもしれんが「起きて半畳寝て一畳」という言葉が浮かんだ。生きるために必要なものって、実はそんなに多くないのかもしれない。
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原作もすこぶる面白かった。SFでありながらお茶目なユーモアもあって(原作の「おっぱい」のあたりは最高だなあ)。
映画を観る前は、リドリー監督との相性ってどうなのかあと思ってた。お茶目なユーモアとはちょっと違う監督さんのような気もしてたんで(いや『ハンニバル』とかはユーモアのりのりで撮ってるかもしれんが、あれはまた別のブラック・ユーモアだからなあ)。他のレビュアーさんもお書きになっているが、軽妙な語り口はもしかしたら別の監督さんの方が良かったのかもしれない。
でも、映画を観て、ああ、これはリドリー・スコットにピッタリの話だったんだなあと。
宇宙を大仰で雲を掴むような曖昧さにくるむのではなく。
火星で芋を作れるか、生きていけるか…理論を組み立て実証していく。
こんな話は不可知論者でリアリストのリドリーならではだろう。例えば前作『エクソダス』で十の災いを単なる自然現象として描き、科学的にみれば奇跡でもなんでもないでしょと笑ったユーモアと同一線上にあるなあと。
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追記:船外でハーネスがぐるぐる絡まるシーンがホント美しかったなあ。あそこは美しさよりも臨場感を優先した方が良かったのかもしれないが。どうしても美しくなってしまうのが、ビジュアリストのリドリーならではだなあと思った。
人一人の命の重さは地球より重たいを実感する展開
映画『オデッセイ』を見てきました。もともと宇宙飛行士の選考過程を見ても、宇宙飛行士と言う人種はとても人間的にもできている人たちのような気がするのですが、特にこの作品に出てくるマット・デイモン演じるマーク・ワトニーはとてもできた人物だ。一人火星に残されても、自分を残していった他の乗組員に対する愚痴も言わずに、自ら負傷の手当てをし、そして食糧を生産する。次は地球との通信だ。まるでスーパーマンですね。
ただ映画としては少し盛り上がりに欠けるので、星は⭐︎⭐︎⭐︎と半分だと思いながら見ていたのですが、最後の最後でワトニーを助けられるかどうかというスリリングな展開をして、盛り上がります。ということで、評価は⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎です。
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