オデッセイのレビュー・感想・評価
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人間讃歌
SFはなかなかノれない私でも手に汗握って最後まで観た。そして極限状態にありながら知恵を振り絞りとユーモアでサバイブしようとする人とそれを助けようとする人たちのの感情に触れその美しさに涙がでた。小説にはない後日譚も泣ける。音楽の趣味が悪いと冗談をいいながらあの過酷な環境においてほんとに馬鹿っぽく聞こえる音楽の使い方もよかった。あの環境にそぐわない天真爛漫な音楽は彼のサバイバルにかなり貢献してるとおもう。
デイモン君、また他所の惑星で独りぼっち。ジャガイモLOVEな作品で...
デイモン君、また他所の惑星で独りぼっち。ジャガイモLOVEな作品でした(笑)サントラが70年代してて良かったけど、Dボウイのスターマンで泣きました(T_T)
映画界への中国進出か…
映画自体はお気楽スペースサバイバル映画です。
緊張感はほぼなく、お気楽に観られます(笑)
リドリースコット映画は、本来、ブレードランナーやエイリアンのようにセリフ少な目で雰囲気を出していて好みなのですが、本作はセリフ多めでリドリースコットっぽくなく、残念でした。
1番気になったのが、唐突に現れて、危機的状況を助ける中国!!ねじ込み感がハンパないです!資本、政治的な臭いがプンプンします!キャストにも中華系の方が多数出演しています。アメリカを助けてやってる中国!みたいな雰囲気を前面に出してます。
冷戦直後には映画の中でアメリカとロシアが友好的にストーリーが進むと言うのは、よくあり、これは好意的に観られました。ですが昨今の映画に無理くり中国美化がねじ込まれているのは、嫌悪感しかありません。
実際の宇宙開発の同じようなシチュエーションで危機を救ったのは、コウノトリを打ち上げた日本なんだけどね。中国ってやっぱり、あざとい国だな。
ハリウッド映画への中国進出が、これからも加速すると思うと萎えますね〜。
悲しむ前に行動することが命をつなぐ
前評判から逆に陽気で楽しい話かと思っていたが、かなり危機的状況を心が壊れる寸前でなんとか押し止まって、苦難のすえなんとか助かるという、壮絶な話でした。劇中のディスコソングで陽気な気分になるけど、緊張感が失われてない。素晴らしい映画だと思う。
食料がない、通信手段がない、救出に来るのは早くて4年後、こんな絶望的な状況にもかかわらず、生き抜くための努力ができるのが、宇宙飛行士というものなんだろう。それが凄く体感できる映画。何度も絶望するんだけど、その度にどうにかする!というのが、たまらなか面白く、長い時間でも飽きさせない。
通信手段をどうにかするために、パスファインダーを見つけるクダリは、鳥肌が立った。現実世界と繋がった!って思えて、そのあとは凄く映画にのめりこめた。
ジャガイモ畑を失ってからの絶望感は凄いけど、最後まで諦めず、難題を一つ一つ解決していけば必ずやり遂げられるのだ、というメッセージが勇気を与える。
とてもいい映画でした。
映画館で観たかった…!!
日本語吹き替えで視聴。
映画館で観に行くか迷っていた作品です。
正直、これ映画館で見たかったです…!!!!!
絶対に迫力がある映像だっただろうし、ドキドキハラハラも増していたんだろうなと思いました。
こういったサバイバル映画は少し強引なところが多い気がしますが、この作品はあんまりそのような点は感じませんでした。
また火星に取り残された主人公だけでなく、地球にいるメンバー、同じチームにいたメンバー、それぞれの苦悩とかが描かれていてよかったなと思います!
そしてやっぱりマットデイモンかっこいいですね〜
それだけでも見る価値ありました(笑)
ん〜。。。みんなよくがんばったね!笑
なんか〜いろいろ気になるところが〜
でも、いろいろ気にしなくても、観れます!
アメリカひゃっふぉー!的な映画。
マッドデイモンドが火星で限られた機材の補修をなんでもガムテープで対処しちゃうところが笑えました。
しかし、お話の盛り上がりが前半で盛り込まれ、尻窄みで後半だれちゃうんだよな〜
長い。。。長いよ。。。って感じてします。
なのに、途中で1.5倍速再生のところがあって、「え!?笑。。。」てなる。
いやいや、他に切れるところありましたよね!?笑
ま、いいけどお気楽映画だし。
宇宙生の操縦士がマイケルペーニャだったこと!
船長がインターステラーのマーフィーだったこと!!こんどは宇宙に行く側なんだね!
そして、マン博士(マットデイモンド)お前またひとりぼっちかよ!笑
今度は無事に地球に帰還出来て、しかも英雄になれてよかったね!笑
あと、ゼログラビティを思わせる、あのシーンはやっぱりドキドキした〜
なんかもったいない
日本人向けの映画だな、と思ったのは「太平洋ひとりぼっち」と「南極物語」を思い出したからで、途中ちょっと「南極料理人」のことも考えたりしながら、孤独と寂寥感が足りないよな、と思った。もっと盛り上げることも、もっと感動させることもできたのに
気軽に見れるSF
想像以上に明るくエンターテイメント重視の内容だった。ピンチをチャンスに変える主人公の姿は見ていて清々しいし、火星の映像も美しい。ただ、火星でのサバイバル生活部分はとても面白いのだが、地球でのやり取りがイマイチだった。出てくるキャラクターもベタだし、途中の助っ人キャラの説明が少なくて、若干置いてけぼり。
はじめての火星サバイバルガイド
巨匠リドリー・スコットの最新作は、
火星に取り残された男のサバイバル劇!
あれ、けど監督、超大作『エクソダス:神と王』も
昨年公開されたばっかじゃありませんでしたっけ……。
おまけに本作、スコット監督78歳にして
監督最大のオープニング成績を記録したとか。
巨匠、元気っすねえ……。
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それにしてもこの映画の軽快さときたら!
前述通り監督は御年78歳のお爺ちゃんだが、
この映画は、何と言うか……こう……若ェ!(爆)
展開はスピーディだし主人公も脇役もユーモアたっぷり。
とはいえ、物語の贅肉をズバズバ切除した思い切りの良い編集
(ロロ・トマシさんのレビューを参照されたし)は、
やはりベテランでこそ為せる事なのかしら。
食料・水・会話などを確保するアイデアに「ほえ~」と唸るし、
難解な科学用語を長々と説明してから冗談混じりに
ズバッと核心を述べるスマートなユーモアも良い良い。
硬派な役からナイーヴな役までなんでもこなす
主演マット・デイモンも相変わらずの芸達者ぶり。
ジョーク連発しながらもふとした瞬間には不安を抱えている
事がしっかり垣間見えるし、終盤での激ヤセにもビックリ。
脇のキャラもナイスな連中ばかりなのだが、
多過ぎるのでほぼ割愛。お気に入りは、
愛情たっぷりに主人公をけなしまくるマルティネスと、
挙動不審のアイデアマン・バーネル(笑)。
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しかしながら……
キャラもユーモアも現実味あるSF描写も面白い
とは感じつつ、どうにも釈然としないままの鑑賞に
終始してしまった気がするんすよ、自分は。
一番の理由はたぶん、ディティール。
科学考証がしっかり為されていると思える描写が多いだけに、
現実的とはあまり思えない描写や都合の良い部分が登場すると、
それが喉に突っ掛かった小骨のように気になってしまった。
そこは少し長くなるので余談としてまとめる。
まあ実は、この映画で僕が抱いた疑問を驚くほど詳細かつ
分かり易くまとめておられるブログを見つけたので
(URLが貼れないのだが、yokiさんという方が書いて
おられる『自分に負けないラボラトリー』を参照)、
疑問の大半も氷解してはいる。だけど、釈然としないまま
の鑑賞に終始してしまうと、疑問が解けてもやっぱり
釈然としない気持ちが残っちゃうもので。
あとは、リドリー・スコット監督作品にしては、
映像的にハッとする瞬間が少なかったのも不満点。
軽快ゆえに観賞後の後味もライトなので、思い返した時に
頭に残るようなインパクトある画ももう少し欲しかった。
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けれど、
この作品で頭に残るのは映像ではなく、
この作品の放つ快活さそのものだ。主人公マーク・
ワトニーのポジティヴシンキングは観客にまで伝染する。
「人生から『ここで終わりだ』と言われる瞬間が何度もある。
その時、ここで終わりだと受け入れるか、それとも闘うか。」
正確に覚えてはいないけど、マークは最後に
そんな言葉を語っていたと思う。
んなことできる訳ねえじゃんバカバカしい!と憤って
匙を投げたくなる事って日常でもしょっちゅう起こる。
ここのところは個人的にもそういう出来事が続いてる
のだけど、そんな時にふっとこの映画の主人公の事が
頭をよぎって落ち着きを取り戻す事が何度かあった。
怒りや苛立ちを抑えて、一呼吸置いて、
いやいや落ち着け何か方法が――と考えてみると、
状況を乗り切る方法って案外出てくるものなんだよね。
諦めずにいれば、手助けしてくれる人だっている。
困難を乗り越える為に必要なのは、豊富な知識もだが、
何よりも少しずつでも前進し続ける気持ちを捨てない事なのかも。
という訳で、観て損ナシの3.5判定。良い映画でした。
<2016.02.16.鑑賞>
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余談:
以下、疑問に感じた点を列挙。
・そもそも論だが、主人公が植物学以外についても
知識が豊富過ぎてちょっと都合が良過ぎる気が。
(向こうの学者さんて専門分野外の造詣も深いとは聞くが)
・おおまかな位置が分かっても、広大な砂漠に
埋もれた通信機器をたった独りで掘り出せる?
・石粒も多量に含んだ猛烈な砂嵐を、ビニールと
ガムテだけで乗り切るのはさすがに厳しいんじゃ。
・放置されてた脱出船が使用可能で、しかもそれが野晒し
の状態でずっと倒れずにいたってのは運が良すぎる。
などなど。
やだねえ、小姑みたいなツッコミばっかで。
ジャガイモ育てるまでがピーク…
状況は絶望的なのに、ポジティブに陽気に主人公が
農作業やサバイバルしてるくらいまでが一番楽しかった
ちょっと後半は飽きてしまいました…
チャイナが唐突に出てきて違和感
宇宙にいるのにビニールシート1枚で過ごしていたり、宇宙服に穴を開けて移動したり、
え?なシーンが多くて素直に感動できなかった
NASAの面々は、劇中でワーッ‼︎て喜びすぎ
ああいうシーンは見せ場に1回くらいが感動するのに、
ロケット打ち上げで大歓声、主人公が生きてて大歓声、、、感動の安売り
1回目の補給のためのロケットでさえ打ち上げただけで喜んでたし。結局失敗するのに
人の命に関わるプロジェクトってあんな軽さで行われているのだろうか
主人公のギャグ?コメディ要素はよかった
海外の映画館だとみんな爆笑してただろうな〜
たった1人
実際可能なのかはさておき泣けた。
何を見せたいかは明確で、開始5分で主人公は独りぼっちになる。
以降、未開の地でたった一人の時間が始まるわけだ。
学のない俺には、主人公が話す方程式のようなものは分からないが、彼はたった一人科学を駆使して500日以上を火星で過ごす。
言わずもがな、科学とは人類の叡智の結晶でもある。
なぜ泣けたのか?
戦争などなくなればいいと思えたから。
世界は一つになれるとも思えたから。
一瞬でも。
劇中、主人公と元のクルーが通信で話すシーンがある。
彼らは、あろう事か悪態をつき合うのだ。
でも、当人同士は満面の笑みである。
映像はお互いに届かない。
だけど、誰かの存在がこんなにも温かなものだというのがヒシヒシと伝わってきた。
主人公の彼はきっとチームのムードメーカーでもあったんだろうなと想像した。
そして物語は、帰還後のシーンになる。
最後の台詞は
「問題を一つ解決したら、次の問題を解決していけ、その先がに地球がある」
とてもシンプルだ。
でも、それを見失いがちでもあると思ったし、彼以上にこの言葉に説得力をもたせられる人物はいないと思った。
前述した台詞は、火星の歩き方というか人生の歩き方のようにも思えた。
悲観して嘆いたところで始まらない。
常に二択だ。
やるか、やらないか。
そんな事も思えた、良い映画だった。
とても気楽に楽しめた
マットデイモン素晴らしい。
火星には行きたくない。地球にいたい。ってまず思いました。笑
宇宙の映画はどうも見ていて息を止めてしまいますね。手に汗握るシーン多かったですが、主人公がやたらポジティブなので
観ていて、「今回もきっと大丈夫乗り越えられる!」感が半端ない。
今までの宇宙に行く映画って、主人公はだいたいが地球に愛する人が待っている設定が多くてお涙頂戴が目立ってましたよね。
これは決してそうじゃなくて、ただただ「生きたい」「火星に勝ってやる」って言う強い気持ちで乗り越えてる。
とてもそこが良かったです。
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