オデッセイのレビュー・感想・評価
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悲しむ前に行動することが命をつなぐ
前評判から逆に陽気で楽しい話かと思っていたが、かなり危機的状況を心が壊れる寸前でなんとか押し止まって、苦難のすえなんとか助かるという、壮絶な話でした。劇中のディスコソングで陽気な気分になるけど、緊張感が失われてない。素晴らしい映画だと思う。
食料がない、通信手段がない、救出に来るのは早くて4年後、こんな絶望的な状況にもかかわらず、生き抜くための努力ができるのが、宇宙飛行士というものなんだろう。それが凄く体感できる映画。何度も絶望するんだけど、その度にどうにかする!というのが、たまらなか面白く、長い時間でも飽きさせない。
通信手段をどうにかするために、パスファインダーを見つけるクダリは、鳥肌が立った。現実世界と繋がった!って思えて、そのあとは凄く映画にのめりこめた。
ジャガイモ畑を失ってからの絶望感は凄いけど、最後まで諦めず、難題を一つ一つ解決していけば必ずやり遂げられるのだ、というメッセージが勇気を与える。
とてもいい映画でした。
映画館で観たかった…!!
日本語吹き替えで視聴。
映画館で観に行くか迷っていた作品です。
正直、これ映画館で見たかったです…!!!!!
絶対に迫力がある映像だっただろうし、ドキドキハラハラも増していたんだろうなと思いました。
こういったサバイバル映画は少し強引なところが多い気がしますが、この作品はあんまりそのような点は感じませんでした。
また火星に取り残された主人公だけでなく、地球にいるメンバー、同じチームにいたメンバー、それぞれの苦悩とかが描かれていてよかったなと思います!
そしてやっぱりマットデイモンかっこいいですね〜
それだけでも見る価値ありました(笑)
ん〜。。。みんなよくがんばったね!笑
なんか〜いろいろ気になるところが〜
でも、いろいろ気にしなくても、観れます!
アメリカひゃっふぉー!的な映画。
マッドデイモンドが火星で限られた機材の補修をなんでもガムテープで対処しちゃうところが笑えました。
しかし、お話の盛り上がりが前半で盛り込まれ、尻窄みで後半だれちゃうんだよな〜
長い。。。長いよ。。。って感じてします。
なのに、途中で1.5倍速再生のところがあって、「え!?笑。。。」てなる。
いやいや、他に切れるところありましたよね!?笑
ま、いいけどお気楽映画だし。
宇宙生の操縦士がマイケルペーニャだったこと!
船長がインターステラーのマーフィーだったこと!!こんどは宇宙に行く側なんだね!
そして、マン博士(マットデイモンド)お前またひとりぼっちかよ!笑
今度は無事に地球に帰還出来て、しかも英雄になれてよかったね!笑
あと、ゼログラビティを思わせる、あのシーンはやっぱりドキドキした〜
なんかもったいない
日本人向けの映画だな、と思ったのは「太平洋ひとりぼっち」と「南極物語」を思い出したからで、途中ちょっと「南極料理人」のことも考えたりしながら、孤独と寂寥感が足りないよな、と思った。もっと盛り上げることも、もっと感動させることもできたのに
気軽に見れるSF
想像以上に明るくエンターテイメント重視の内容だった。ピンチをチャンスに変える主人公の姿は見ていて清々しいし、火星の映像も美しい。ただ、火星でのサバイバル生活部分はとても面白いのだが、地球でのやり取りがイマイチだった。出てくるキャラクターもベタだし、途中の助っ人キャラの説明が少なくて、若干置いてけぼり。
はじめての火星サバイバルガイド
巨匠リドリー・スコットの最新作は、
火星に取り残された男のサバイバル劇!
あれ、けど監督、超大作『エクソダス:神と王』も
昨年公開されたばっかじゃありませんでしたっけ……。
おまけに本作、スコット監督78歳にして
監督最大のオープニング成績を記録したとか。
巨匠、元気っすねえ……。
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それにしてもこの映画の軽快さときたら!
前述通り監督は御年78歳のお爺ちゃんだが、
この映画は、何と言うか……こう……若ェ!(爆)
展開はスピーディだし主人公も脇役もユーモアたっぷり。
とはいえ、物語の贅肉をズバズバ切除した思い切りの良い編集
(ロロ・トマシさんのレビューを参照されたし)は、
やはりベテランでこそ為せる事なのかしら。
食料・水・会話などを確保するアイデアに「ほえ~」と唸るし、
難解な科学用語を長々と説明してから冗談混じりに
ズバッと核心を述べるスマートなユーモアも良い良い。
硬派な役からナイーヴな役までなんでもこなす
主演マット・デイモンも相変わらずの芸達者ぶり。
ジョーク連発しながらもふとした瞬間には不安を抱えている
事がしっかり垣間見えるし、終盤での激ヤセにもビックリ。
脇のキャラもナイスな連中ばかりなのだが、
多過ぎるのでほぼ割愛。お気に入りは、
愛情たっぷりに主人公をけなしまくるマルティネスと、
挙動不審のアイデアマン・バーネル(笑)。
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しかしながら……
キャラもユーモアも現実味あるSF描写も面白い
とは感じつつ、どうにも釈然としないままの鑑賞に
終始してしまった気がするんすよ、自分は。
一番の理由はたぶん、ディティール。
科学考証がしっかり為されていると思える描写が多いだけに、
現実的とはあまり思えない描写や都合の良い部分が登場すると、
それが喉に突っ掛かった小骨のように気になってしまった。
そこは少し長くなるので余談としてまとめる。
まあ実は、この映画で僕が抱いた疑問を驚くほど詳細かつ
分かり易くまとめておられるブログを見つけたので
(URLが貼れないのだが、yokiさんという方が書いて
おられる『自分に負けないラボラトリー』を参照)、
疑問の大半も氷解してはいる。だけど、釈然としないまま
の鑑賞に終始してしまうと、疑問が解けてもやっぱり
釈然としない気持ちが残っちゃうもので。
あとは、リドリー・スコット監督作品にしては、
映像的にハッとする瞬間が少なかったのも不満点。
軽快ゆえに観賞後の後味もライトなので、思い返した時に
頭に残るようなインパクトある画ももう少し欲しかった。
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けれど、
この作品で頭に残るのは映像ではなく、
この作品の放つ快活さそのものだ。主人公マーク・
ワトニーのポジティヴシンキングは観客にまで伝染する。
「人生から『ここで終わりだ』と言われる瞬間が何度もある。
その時、ここで終わりだと受け入れるか、それとも闘うか。」
正確に覚えてはいないけど、マークは最後に
そんな言葉を語っていたと思う。
んなことできる訳ねえじゃんバカバカしい!と憤って
匙を投げたくなる事って日常でもしょっちゅう起こる。
ここのところは個人的にもそういう出来事が続いてる
のだけど、そんな時にふっとこの映画の主人公の事が
頭をよぎって落ち着きを取り戻す事が何度かあった。
怒りや苛立ちを抑えて、一呼吸置いて、
いやいや落ち着け何か方法が――と考えてみると、
状況を乗り切る方法って案外出てくるものなんだよね。
諦めずにいれば、手助けしてくれる人だっている。
困難を乗り越える為に必要なのは、豊富な知識もだが、
何よりも少しずつでも前進し続ける気持ちを捨てない事なのかも。
という訳で、観て損ナシの3.5判定。良い映画でした。
<2016.02.16.鑑賞>
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余談:
以下、疑問に感じた点を列挙。
・そもそも論だが、主人公が植物学以外についても
知識が豊富過ぎてちょっと都合が良過ぎる気が。
(向こうの学者さんて専門分野外の造詣も深いとは聞くが)
・おおまかな位置が分かっても、広大な砂漠に
埋もれた通信機器をたった独りで掘り出せる?
・石粒も多量に含んだ猛烈な砂嵐を、ビニールと
ガムテだけで乗り切るのはさすがに厳しいんじゃ。
・放置されてた脱出船が使用可能で、しかもそれが野晒し
の状態でずっと倒れずにいたってのは運が良すぎる。
などなど。
やだねえ、小姑みたいなツッコミばっかで。
ジャガイモ育てるまでがピーク…
状況は絶望的なのに、ポジティブに陽気に主人公が
農作業やサバイバルしてるくらいまでが一番楽しかった
ちょっと後半は飽きてしまいました…
チャイナが唐突に出てきて違和感
宇宙にいるのにビニールシート1枚で過ごしていたり、宇宙服に穴を開けて移動したり、
え?なシーンが多くて素直に感動できなかった
NASAの面々は、劇中でワーッ‼︎て喜びすぎ
ああいうシーンは見せ場に1回くらいが感動するのに、
ロケット打ち上げで大歓声、主人公が生きてて大歓声、、、感動の安売り
1回目の補給のためのロケットでさえ打ち上げただけで喜んでたし。結局失敗するのに
人の命に関わるプロジェクトってあんな軽さで行われているのだろうか
主人公のギャグ?コメディ要素はよかった
海外の映画館だとみんな爆笑してただろうな〜
たった1人
実際可能なのかはさておき泣けた。
何を見せたいかは明確で、開始5分で主人公は独りぼっちになる。
以降、未開の地でたった一人の時間が始まるわけだ。
学のない俺には、主人公が話す方程式のようなものは分からないが、彼はたった一人科学を駆使して500日以上を火星で過ごす。
言わずもがな、科学とは人類の叡智の結晶でもある。
なぜ泣けたのか?
戦争などなくなればいいと思えたから。
世界は一つになれるとも思えたから。
一瞬でも。
劇中、主人公と元のクルーが通信で話すシーンがある。
彼らは、あろう事か悪態をつき合うのだ。
でも、当人同士は満面の笑みである。
映像はお互いに届かない。
だけど、誰かの存在がこんなにも温かなものだというのがヒシヒシと伝わってきた。
主人公の彼はきっとチームのムードメーカーでもあったんだろうなと想像した。
そして物語は、帰還後のシーンになる。
最後の台詞は
「問題を一つ解決したら、次の問題を解決していけ、その先がに地球がある」
とてもシンプルだ。
でも、それを見失いがちでもあると思ったし、彼以上にこの言葉に説得力をもたせられる人物はいないと思った。
前述した台詞は、火星の歩き方というか人生の歩き方のようにも思えた。
悲観して嘆いたところで始まらない。
常に二択だ。
やるか、やらないか。
そんな事も思えた、良い映画だった。
とても気楽に楽しめた
マットデイモン素晴らしい。
火星には行きたくない。地球にいたい。ってまず思いました。笑
宇宙の映画はどうも見ていて息を止めてしまいますね。手に汗握るシーン多かったですが、主人公がやたらポジティブなので
観ていて、「今回もきっと大丈夫乗り越えられる!」感が半端ない。
今までの宇宙に行く映画って、主人公はだいたいが地球に愛する人が待っている設定が多くてお涙頂戴が目立ってましたよね。
これは決してそうじゃなくて、ただただ「生きたい」「火星に勝ってやる」って言う強い気持ちで乗り越えてる。
とてもそこが良かったです。
知恵をしぼれば、なんとかなる!
マット・デイモンが火星でひとりぼっちになっちゃうリアルドラマ系SF映画を、TOHOシネマズ渋谷で鑑賞。
平日16:15からの回だったけど、8割くらい席が埋まってて、注目度の高さを実感。
観客は、カップル・老夫婦・男友達・JKと多種多様でした。
「オデッセイ」っゆう邦題が宇宙モノとして在り来たりなのに違和感があったのですが、原題は「MARTIAN(火星人)」らしく、作品の内容にぴったり。
ただ、原題のまま「マーティアン」だと理解しにくいし、「火星人」って和訳しちゃうとB級SFっぽくなっちゃうから、
宇宙っぽいタイトルにしようってことで、「オデッセイ」に落ち着いたんでしょう。
鑑賞前、世間の高評価とは裏腹に、ちょっと危険な匂いがしていました。
「キャスト・アウェイ」みたいにこじんまりした話しになりそうだな、とか、
「アイ・アム・レジェンド」みたいに、トンデモ系になりそうだな、とか。
ひとりぼっちモノにあまり良い印象を持っていませんでした。
…が、鑑賞後は一変!
こんなポジティブな娯楽映画だったとは!!
主人公は、火星に取り残されてしまい、もうこのまま死ぬしかないような、どうにもならない状況。
そんな状況でも脳みそをフル活用させて、なんとか生き延びていく。
生き延びるどころか、どうやったら地球に帰れるかを模索し、地球にコンタクトを取ろうと奮闘する。
いろんな試練が待ち受けつつ、持っている知識で打開策を見いだし、
いつだってポジティブに、常に前向きに、ひとつひとつ問題を解決していく。
そんな彼を映しながら流れるBGMは、ダンスミュージックだったり、ABBAだったり、とにかくイケイケな曲ばかりで、観客までワクワクノリノリになってきます。
過酷な状況では、諦めたらそこで終わり。
常にポジティブに前向きに行動することで、前進する!
これって火星じゃなくても、一般生活でも言えることだと気づかされます。
例えば、学校のイジメだったり、会社のパワハラだったり、
周りの誰も助けてくれないような孤立した状況下でも、
ポジティブに考えて、作戦を練り行動すれば、もしかしたら、状況が変わるかもしれない。
世間は過酷だ。だからこそ、知恵を振り絞って自分の身を守り、前進しなくてはいけない。
そんなメッセージを感じ取り、何事も前向きに考えていかなきゃいけないと、再認識しました。
ただ、劇場が明るくなってから、
方々で「寝ちゃった」「難しかったね」「よくわかんなかった」って会話が聞こえてきて、「あーあ」って感じ。
観る人を選ぶ映画なのかもしれません。
あり得ない…けど手に汗握る!面白い!
火星で一人で生き抜いたマーク・ワトニーすごい!
何でも自分でやっちゃう!
自分しかやる人いないからね。
助かる見込みがどんどんなくなる中で、諦めず身体を動かし続けることが本当に人間に可能なのかわからないが、もしそのような最悪の状況になっても、自分の身体と脳が動く限りは諦めない自分でいようと思った。
物語の作り方が巧み
話題作という事で、一見の価値ありと久々に映画館で視聴。
一言で言うなら良作。
火星に一人取り残されるという絶望的な状況を、マットデイモン演じる陽気な主人公が、持ち前の明るさと知識とポジティブシンキングで生き抜いていく。
どの様にして火星で暮らして行くのかは、是非とも映画館で、あなたのその目で確かめていただきたい。
一つこの映画を見ていて特異だと感じたのは、主人公が独り身であるという点。
「宇宙に取り残される」というテーマから連想されるのは、地球で暮らす愛する家族が心配する描写、或いは家族との感動の再会。
僕も見る前は、其処こそが泣くポイントだと頭の隅に置いて視聴していた。
しかし、この映画にはその様な描写は一切と言っていいほどない。
この映画にあるのは、宇宙に情熱を傾ける世界中の人々が彼を助けようと必死に試行錯誤する描写と、懸命に生き抜こうとする主人公の雄々く逞しい姿だ。
ありきたりな物語ではなく、作り手がこうあるべきだと思ったものを作る姿勢は見ていてとても気持ちが良いものだ。
この映画が評価されている点は、とどのつまりこのたった一つの意外性なのではないかと思う。
ただ一つ困った事があるとすれば、この映画を見始めてしまえば、二時間半はトイレに行けないって事ぐらいだろう。
USA! USA! USA!
リドリースコットいうことで観ました
面白いですね、エンターテイメントとして値段分キッチリ楽しめました
ただ科学考証がしっかりしすぎて、宇宙や天体に興味ない人は「??」となるようなシーンも結構ありました、逆にそういうの好きな人はすごく楽しめるでしょう
米国人が理想とするアメリカ宇宙開拓史~というような作品です
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