オデッセイのレビュー・感想・評価
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中国を意識していることに違和感
火星からの生還の話なのに日本語タイトルが『オデッセイ』(笑)
3D ドルビーアトモスで鑑賞。
「アポロ13号」のような感動を期待していたが、主人公のキャラクター設定がユーモアがあり軽いタッチだった。
また、中国が協力するシーンが少し違和感…
米国に続いて大きなマーケットとなった中国にウケるようなシーンを盛り込んでいるのが、作品の格を下げているように感じられた。
中国では海外作品の上映本数を制限しているので仕方がない面もあるが、これでは主要なオスカーは取れない。
思ったより楽しめた訳は・・・
マットデイモンの「インターステラー」での
ダークな印象がやっと無くなりましたね(笑)。
劇中の要所要所で
70年代ディスコミュージックが
挿入されていたので、
「ゼログラビティー」に比べて
重い感じがしませんでした。
ドナサマーのホットスタッフ、
アバのウォータールー、
グロリアゲイナーの恋のサバイバルに
デビッドボウイのスターマン!
細かい点で分かりづらいところはありましたが
手に汗握りながら息をのむ展開でした。
アメリカと中国が手を結ぶあたり、
現在の国際情勢を反映しているなあとも思いました。
期待通り
期待を裏切られることない、映画。
予想通りの展開で、安心して見られました。
マットデイモン様、ちとファットになられた?…と思っていたら、ストーリー展開に合わせて見慣れたボディに戻られ、安心しました。
しっかし、傷が似合う男だわぁ。
ナットクの完成度!
原作の邦訳出版後すぐに読んでて、えっ、アレを映画化するの?あの大作をどーやって?と思っていたので、評判には半信半疑、恐る恐る観に行きました。
で、面白かった!
モノローグパートの長い話をうまく整理し、すごい映像でさりげなく魅せ、ちゃんと娯楽作になっている。
そして、マット・ディモンがカッコイイ!
もっとコミカルなのかと想像してましたが、ほど良くシリアスでした。
本作では、わかりやすく奇想天外な事件や謎の宇宙人や人類が滅亡しそうな災厄やディストピアがなくても、そこにある宇宙が十分に「強大な敵」で、どこに居るのだとしても人か生き続けるということはサバイバルなんだという当たり前のことをきちんと見せてくれた、新しいSF映画だと感じました。
早くも今年の最高傑作です!
この手の「宇宙探検物(表現古いか)」は、大抵、科学考証的リアリティーを優先する余り、テーマが妙に深刻過ぎて、重苦しくって、宇宙船内同様、何とも言えない息苦しさで観てる内に鬱陶しくなって辛くなっちゃうもんだけど、これは違います!扱ってるテーマはサヴァイヴァル物の典型なんだけど、その閉塞感を無くす為に、音楽に場違いなディスコサウンドを挟んだり、主人公のちょっとしたユーモアを入れたり。そして何より主人公を始め、登場人物一人一人の、性格設定や人物描写をかなり丁寧に細かくしっかり演出されているので思わず、それぞれの立場に感情移入して、応援したくなっちゃうんです。だからクライマックスの救出成功の瞬間が、物凄く心を揺さぶられるんです!
そして、もう一点。この手の大味な大作映画に必ず出てくる、自己中心的ステロタイプの悪役がこの映画には、一人も出てこない!みんな味のある、良い人ばっかり!「そんな訳無いじゃん!」って言いたい人もいるだろうけど、映画はそれで良いと思う・・・。脚本のおかげかも知れないけど、この映画で、リドリー・スコット監督を見直しました!この間の「プロメテウス」と同じ人の演出とは思えない!
何にしても、絶対に映画館で見るべき映画です!
マット・デイモンが格好いい
宇宙に食べ物も殆どない状態でいるため、時間の経過とともに体重がみるみる減少。
鍛え上げられた肉体が徐々に骨ばっていくマット・デイモンの役作りに脱帽。
内容は宇宙ならではの、ありきたりなもの。
単純に面白かった
細かいところを考えたらキリがないですが…
フィクションだし、そういったシンプルな観点から見れば面白い作品だし、何よりマット・デイモンが良かったと個人的に思いました。体作りがすごい。
本当に奇跡としか言いようがない結末ですが、お涙頂戴で誰かが犠牲になって亡くなるストーリーよりは頑張って生き延びようとする姿や方法に見応えがありましたね。
私はまた見たくなる映画でした^ ^
トニーへの捧げ物
やはり今作はリドリーからトニーへの捧げ物なのだろうと思う。
ドラマは深めることなく小気味よく流れるストーリー展開はトニーの作品におよそ通じるものだ。そして絶望的な状況から主人公が極めて明るくサバイヴしていく姿勢を見せることで弟の悲劇に対する答えとしたリドリー。
彼の作品群の中でも異色なのだが、そこはリドリー作品なのでやはりビジュアルが素晴らしい。船外ヘルメットのライトやビークルなどの造形だったり無重力での船内の小慣れた感じの動きとかのアイデア群はSF作品として歴代でもトップクラスじゃないだろうか。
軽いノリの作品だけどその背景を考えると悲しくもある。そしてスターマンの選曲はダブルミーニングだったと思うが、ボウイの死去によってトリプルにもなってしまった。合掌。
火星の人
この10年間に観た映画の中で、一番良かった。ただ、人によって受け取り方は違うだろうな。と思います。デビットボウイの「スターマン」が流れた時、ジーンときた。死んじゃったタイミングなのもあるのかな。ヒーローものにありがちなバカっぽいものではなく、ちょっと元気になる映画ですね(^_^)
火星版ダッシュ村
見終わるとスカッとした気分に。
宇宙ものにありがちな息苦しさや孤独との戦いはほとんどなく、主人公が目の前の苦境のひとつひとつに、ひたすら立ち向かっていく描写がほとんど。それが良い。
決して絶望しない主人公。それが浅いと言えば浅いけど、こういう宇宙ものがあってもいい。私はこっちが好き。
マットディモンのフツーさと等身大の主人公像が良い。
前半サバイバルのために、主人公が持てる知識を総動員して水を作ったり作物を育てていく描写が一番ワクワクした。
その分後半はけっこう雑。
NASAの内部の政治的な拮抗がむしろスリリング。原発の事故を思い出した。先日NHK特集で見た原発事故当時の現場と東電と官邸の生々しいやりとりを思い出した。隠蔽工作はやはりロクな結果にならない
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