「全編を貫くポジティブさ」オデッセイ 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
全編を貫くポジティブさ
SFマインドを持つ映画監督としてリドリー・スコットには全幅の信頼を置いていて、期待して鑑賞。
うおおおおお!大傑作!!
全編をポジティブさで貫き、そして厭味クドさがない。
原作は未読だが、物語の着想が良い。いくらでもシリアスにできそうな展開をユーモアで繋ぐ。そう困難に打ち勝ち、諦めない精神にはユーモアが一番大事なのだ、という精神を感じた。70年代の音楽が鳴り響くのもそのスピリッツトかと。
ある曲が流れ出し、全ての人たちが目標に向かう姿に自然に涙が溢れてきた。
リドリー・スコットがこんな映画を撮った!ということ自体が自分にとっては感動的なことでありました。
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