劇場公開日 2016年2月5日

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「中国が出てくるのは理不屈」オデッセイ 元無音声8mmマニアさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0中国が出てくるのは理不屈

2016年2月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

多くの方が書かれているが、支援に中国が出てくるのは理不屈である。
何故って中国のロケット技術はロシアの技術供与が殆どだから。
また、過去に打ち上げ失敗で地上の住民に多数の犠牲を出す大惨事を起こしている。
ISSすらNASAのSTSの無い現在での人員輸送はロシアのソユーズ宇宙船が担っているし。
中国は高速鉄道すら日本も含む欧州からの技術供与であるが、大惨事も起こしている。

さて、登場する宇宙船なのだけど2001年宇宙の旅にでてくるディスカバリー号より巨大で、現代というか近未来の宇宙船の現実的なスタイルに思った。
ディスカバリー号と共通なのは、劇中で『原子炉』と出てたので原子力宇宙船なのだろうが、エンジンは電気エンジンのイオンエンジンでは無いか? と。
こんな巨大な航行技術を持つ宇宙船は、すぐには出来ず数十年後の物では無いんですかね?
NASAではオリオン・ロケットを開発しているし、火星への有人飛行はこんな巨大な宇宙船を想定していないし。
それにしても、『インターステラー』に出てくる宇宙船よりもかなり巨大な宇宙船だな、、と。
マーズ・パス・ファインダーが出てくるのは御愛敬というか…。

元無音声8mmマニア