スパイダーマン ホームカミングのレビュー・感想・評価
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新説スパイダーマン
すでにおじさん関連のエピソードはシビル・ウォーで済ませた時間軸です。それで、あれ?ってなったのが「大いなる力には大いなる責任が伴う」って、そのまま言ってないんですよね。改めて回想シーン入れるのかな〜?と思ってたんですが、どうも違うらしい。
今回トニーが兎に角ピーターの世話を焼いてくれるんだけど、まだ15だしアメリカの大人って子供に対する庇護欲凄いよねってくらい過保護。ウルトロンで学生さんを亡くしたのとスカーレットウィッチの件が相当きてるのもあるだろって思ってたらトニーが「お前が何かやったら私の責任だ」って言う。そう、トニーが大いなる責任を負っていて、まだピーターは責任を負っていないんだな。今回最後まで、あの台詞を聞けなかったのは、疑似親子として成熟して、改めてピーターがフルスロットルにスーツを使うようになったら聞けるのだろうか。蜘蛛の子はまだ責任を負う立場ではないらしい。じっくり描いてほしい!
愛すべき隣人はチェリー
「アメイジング」シリーズと比較すると格段に面白く仕上がっている。
ただ残念な点がスパイダーマン本来のスペックで勝負して欲しかった。
スパイダーマンらしい感じはほとんど無く、アイアンマンのシャービスと同等の機能を与えられるのだが、
トニーから与えられたスーツを着た彼は機能が搭載しすぎて「廉価版アイアンマン」になってしまっている。
後、スパイダーマンといえば「チェリー」!!
今回も安定してチェリーぶりを披露しているのだけど、今までと違うのは「メリー・ジェーンを追い回す男」では無く「メリー・ジェーンに狙われてる男」になっている。
これは早ければ次回作orインフィニティ・ウォーの時点で「チェリー卒業」をしたスパイダーマンになるかも知れない。
糸出す以外につぶされても大丈夫‼
蜘蛛なのにスーパーヒーローだとコンクリートにつぶされても大丈夫なのです(笑)
マイケルキートン出たぁ‼
驚いた✨懐かしい~
ストーリーはいつも通り(笑)
アベンジャーズ系は変わらないのか…
でも最後グゥィネス出たからまぁいいか
蜘蛛男 鉄男 元蝙蝠男の鳥男 ヒーロー頂上決戦
前に『シビル・ウォー』のレビューでもチラッと書いたが、スパイダーマンがまたリブートされると聞いた時、うんざりした。
やはりサム・ライミ版は最高だった。『3』はまあまあだったけど、ライミのコミック・センス抜群の演出が素晴らしく、今に至るアメコミ・ヒーロー映画ブームの立役者であった。
ライミと会社の間でゴタゴタがあり、会社の都合でスタッフ・キャスト総取っ替えで最初のリブート。
ライミ版に愛着ありつつ、『アメイジング』版も悪くなかった。
『2』のラストなんてこれからまだまだシリーズに期待出来る!…って感じだったのに…、シリーズは4作目まで予定されていたのに…、また会社の都合でまたスタッフ・キャスト総取っ替えで2度目のリブート。
しかも今回、スパイディがアベンジャーズに参入。
確かに胸躍る展開で、『シビル・ウォー』での自己紹介変わりのユニークなお目見えに期待持てたが…、
何だか会社の都合で何度も何度も仕切り直しになるスパイディが不憫で仕方なかった。
結局会社にとってスパイディは、大金を稼ぐ道具でしかないのだ。
…と書くとボロクソ酷評のようだが、悔しいかな、面白かったんよ!(>_<)
ちょっと思った事を言わせて貰っただけで。
今回の最大の話題は先にも述べた通りスパイディのアベンジャーズ参入で、それは多くの方がすでに触れてるので、別の視点で気に入った点を。
まず、今回の切り口。
『スパイダーマン』の話の始まりってライミ版も『アメイジング』も、平凡な少年が居て、おじさんおばさんと住んでて、片想いの女の子が居て、ある日特殊なクモに噛まれてスーパーパワーを身に付けて、そのパワーで調子に乗っていたらおじさんが殺される悲劇があって、力の責任を感じて、突如現れた敵と戦う…というもの。
『スパイダーマン』を語る上で絶対外せない要素である事は勿論分かるが、『アメイジング』でも同じ事を繰り返してちょっとかったるかった。
しかし今回は、それら『スパイダーマン』の基本設定を全カット。もういきなりピーターはスパイダーマン。
『スパイダーマン』の基本設定を知ってる限定、本作で“初めましてスパイダーマン”の方には把握するのは大変だろうが(ついでにMCU見てないといけない)、何度も何度も『スパイダーマン』を見てる側からすれば話がサクサク進んで有り難い。
敵バルチャーに、マイケル・キートン。
主役のスパイディより先に敵役に触れるのは恐縮だが、だってこのキャスティングが面白い!
言うまでもなく、キートンは元バットマン。
バルチャーはチタウリやウルトロンのガレキを改造した武器で、鳥のような巨大な翼で襲いかかる。
“バードマン”がホントに鳥男になった!
言うなれば本作は、スパイダーマンvsアイアンマンvs元バットマンのバードマン、ヒーロー頂上決戦だ!(…なんてね)
バルチャーことトゥームスは非道な面もあるが、彼もまた社会の理不尽さに怒る一般市民なのだ。
彼がまさかの…!
トム・ホランド演じる3代目スパイダーマンは、確かにこれまでで最も親しみ易い。
一番やんちゃで、元々“隣人ヒーロー”だからって訳じゃなく、今回のスパイディは“見習い“”新米”。
誰だって経験あるスタート地点。
ヒーローだって同じ。失敗して、経験積んで、成長して。
ヒーローが最初からスーパーヒーローなのはウルトラマンくらい。
アイアンマンもいい感じで“後見人”してる。
この二人の関係が上司と部下と言うより、ちょいと父子を感じさせる関係性にほっこり。
アイアンマンとスパイディの“窓口”ハッピー、もうちょっと話聞いてやれよ…。
ピーターの親友のオタクなおデブ、ネッドのキャラがナイス。日本だったら前野朋哉だね。
女の子もフレッシュでキュートな面々が揃ったが、『ナイスガイズ!』の女の子も端役だったし、前のMJやグウェンよりちょっと地味だった。…と思ったら、MJが思わぬ所に。
それにしても、マリサ・トメイ演じるメイおばさんの美魔女っぷり!『シビル・ウォー』の時も思ったが、あの、ホントにメイおばさんですよね…?
アクションの躍動感は是非ご自身の目で体験を。
スターク製の今回のスパイダースーツの機能がスゲェ…!
明朗コメディ、学園青春モノとしても楽しく、少年が一歩大人になる奮闘劇としてもツボを抑えた作り。
また、大人と子供の関係にもチクリ。子供は大人の言う事聞かないけど、大人も子供の話を聞いてくれない。
アベンジャーズのメンバーが一人ユニークな登場したり、MCU入りしたからにはリンクネタやお馴染みのじいさんも勿論。
2度目のリブートや軽いノリではてさてどうなるかと思ったが、見てみれば、歴代のスパイディにも匹敵。
マーベルの手中にまんまとハマるのも癪だけど、切り口さえ変えればまだまだ面白く作れる。
吹替で鑑賞。
お帰り、藤原啓治!
フレッシュだね、スパイディー!
MCUの中でも、スパイダーマン映画の中でも、特に見やすく、満足できる作品でした!
2016年のシビル・ウォーでトム・ホランドのスパイダーマンを見た時点でソロ映画には期待が高まっていましたが、それ以上のものをやってくれました。従来と同じく切ない要素もあるのですが、それでもめげずに冗談を飛ばすヒロイズムは、今作が1番強く、そして明るい作品に感じました。スーツのデザインもピーター・パーカーのキャラも1番原作に沿ってて、そんでもって無理のない映画化だったのではないでしょうか?今作でピーターがそこそこオタクだったことを思い出しました。チクショウ、でもイケメンだから勝ち組じゃんか!泣
予告でもちょいちょい出てたアイアンマンの出番は本編でも必要なとこだけ(今回はコーチ?先生的な?)で、トニーのポジションは本当にちょうど良かったです。個人的にはトニーの秘書(ジョン・ファブロー)と、心配してたあの人の再登場がめちゃくちゃ嬉しかった!、と同時に安心したw まあここで前作のことをひきづっててもスパイダーマン映画である意味がないのですもんね。
本編での出来事も整理して見やすく、見ていてすごく気持ちが良かったです。楽しく、バランスよく(?)ヒーローと青春やってましたよwまたピーターを取り巻くキャラクター勢も最高ですね!ピーターの相棒との掛け合いも笑えたし、リジーも可愛かったですな〜。あとメイおばさん、若いのもアリですね!wそしてマイケル・キートン演じるバルチャー!彼の立ち位置も、性格も、悪へ転がるきっかけもばっちしでここでMCU要素と昼ドラ要素をうまく使っているなと。(見てる人にはわかる!)
MCU作品を見ていなくても、あるいはスパイダーマンをまったく見たことがない人でも楽しめる映画だと思います!
最終評価は94点
今後のアベンジャーズ、ピーターはどう関わるのかね〜、来年の4月までの辛抱
パーカー少年の葛藤に涙。
「スパイダーマン:ホームカミング」、初日に観て参りました。さすがのマーベル最新作で、劇場は老若男女で満席でした。今作に関して結論から申しますと、楽しすぎました。
トゥームスの背景を一気に語りあげる冒頭からのマーベルロゴ。このマーベルロゴはDr.ストレンジから新調されたものだけど、今回はスパイダーマンのテーマ曲とのコラボ!これは泣くほど上がったし、なにより本当に嬉しかった。やっぱりマーベルは気が利いてる。
ストーリーも新鮮でした。アベンジャーズに憧れるピーターだが、シビルウォー以降は空回りの連続。そこから人としてもヒーローとしても成長する姿が微笑ましい。ティーンエイジャーあるある的なネタとして、ネクタイの締め方をYOUTUBEで見るのも分かるなぁ。
中盤くらいに、ホームカミングの前にリズの家の玄関が開くと、そこにはトゥームスが…この展開にはビックリしたけど、そこから映画の雰囲気がシリアス路線にガラッと変わる。そこで素晴らしいのがトムホランドの演技。家に上がってから出るまでの息を呑む緊張感がこの映画の最大のハイライト。ピーターの葛藤を思うと涙出てくる場面です。
トゥームスとリズが親子という展開含め、トゥームスは嫌いになれない。彼は仲間思いだし、家族思い。いいやつだね。
あとはですね、MCU全体のファンへの目配せです。ハッピーが飛行機に荷物を積むときに出てくる3つのワード、「ハルクバスター」「キャプテンの盾の試作品」「ソーのベルト」。今後の展開を暗示しているのか?嬉しかったなー。そして、ペッパー!もうお腹いっぱいなのにペッパーポッツまで最後にブチ込まれたら笑うしかないですね。ありがとうございます。ジェニファーコネリーもありがとうございました、ホントに。ただ、時系列の矛盾があったと思うのですが…。ニューヨーク決戦の8年後は2020年では…?あとは本作の終盤で、あたかも北部のアベンジャーズ施設が完成したばかりのような流れだった。アベンジャーズ施設が完成したのはエイジウルトロンの後では…?私の知識不足?見逃し?裏があることを期待します!
笑える点も多いです。劇場で1番笑いが起こっていた場面は、尋問モードの場面です。僕も、ここのコミカルさは思わず声をあげて笑ってしまった。尋問モード含め、スパイダースーツの機能は今後に期待ですね。おそらく全く使いこなせていないでしょうから。
問題をあげるなら、ピーターが”親愛なる隣人”でいることを選択するラストです。この理由が掴みきれなかった。あれだけアベンジャーズやスーパーヒーローに憧れていたのに、とくに明確な理由が提示されません。どうでしたか?
あとは僕が見逃したのかもしれませんが、CMであったスパイダーマンとアイアンマンが一緒に飛ぶシーンがなかった事。あれは、あのシーンを楽しみにしている人からしたら詐欺だと思います。最近よくある事ですけど。
あとはアクションシーンも真新しさがないので、ヴァルチャーがかっこいいだけで特に上がらなかったです。
総じて、面白すぎます。ストーリーはもちろん素晴らしいけど、何と言ってもファンを喜ばせようとする姿勢が嬉しいです。これだからMCUはやめられません!個人的ベストスパイダーマンだった「スパイダーマン2」を超えました。
あと、ファルコンはヴァルチャーの翼を譲り受けるべきだと思いました。笑
マジ、ヤバ!超オモロ!!
IMAX3Dで見たけれど、そんなビジュアル的なこだわりが吹っ飛んでしまうくらい、内容的に面白い作品だと思った。
大画面の迫力とか装飾的なところを全く意識しなかったのは、久々だった。
マーベル作品をずっと見ている人、あるいはシビル・ウォーをだけでも見ている人であれば、自然と作品を楽しむことができるだろう。
個人的には、主演のトム・ホランドとマイケル・キートンにやられたという思い。この二人が作り出すドラマに、泣いて笑って恐怖した。
今年見た中で最高の映画かもしれない。とはいえ、そう思えるのもかなりの予習というか下地があったからで、そういうものが全くない人にとって、この作品はどう映るのか多少の不安はある。
ストーリー、構成ともによく考えられいるなと思ったけれど、そう思えるのも、前の作品を知っているからなのだろう。
すでにスパイダーマンになっているピーターを受け入れられるかどうか、それが鍵なような気がする。
新たな魅力満載の新スパイダーマン
アベンジャーズシリーズとしてリブートされたスパイダーマン第1作。
あまり期待していなかったが、結構楽しく鑑賞できた。悪役のマイケル・キートンがいい。悪いことをする理由があり(それでいけないが…)、家族を守ろうとする。悪役の苦悩が描かれる珍しいアベンジャーズだった。なるほど!だからヒロインが黒人なのかと納得する。
散々観てきたはずのスパイダーマンだが、新たな魅力を発掘してもらった感じ。少年の成長物語として楽しめた。キチンと続編への期待感を煽るところもうまい。
スリリング
面白かった!
何度も声をだして笑った。
歴代のスパイダーマンからは、相当思い切った感じだ。
でも、これが正解だと思いたい。
主人公が子供である事。
これが、かなり強烈なスパイスになってた。
子供だから思いっきりがいい。
後先考えない。
クールになりきれない。
その決断が正解とは限らない。
かなり、危なっかしいヒーロー像であった。
まさに、子供を見守る父親としての視点が、この作品を観るためのエッセンスかのようだ。
ただ、まあ…
超越した力の結果なので、危ない時は数万人単位で命の危険に晒される。
ラストの墜落シーンの後ろでは、巨大なタワーがへし折れてた。
あの中に何百人の人がいたのだろうか?
その下に何人の人が生活していたのだろうか?
彼がやらかした事の代償は、やはり大きい。
中盤のスタークの台詞そのままだ。
ともあれ、終わり方は悪くなく映画館を笑って後にはできる。
そして、名優が悪役を担う事でアベンジャーシリーズで初めて“戦慄“を感じた。
素晴らしかった。
トムホかわゆい
IMAXカウントダウンがスパイディ仕様~
マーベルロゴではスパイダーマンのテーマアレンジ~
いきなりのテンションMAX٩(๑´0`๑)۶
そしてトム・ホランドかわいい!
いままででいちばん若い15歳のピーター・パーカー、ハマってましたね~。
原作にも近いんじゃないですかね。あの無邪気さ、かわいいなぁ
アクションシーンもスターク製スーツらしさや、お調子者のピーターっぽさを感じられる楽しさに溢れてますね~(*´◒`*)
ヴィランの闘う理由についてはちょっとムムムと思わなくもないですが、ピーターとの関係性に(あッ!?あぁ~ッ!)と思わされましたね。
対面シーンは思わず声が漏れました
ディズニーじゃなくてSONYなのにちゃんとアベンジャーズからの繋がりを維持していてうれしいかぎり。
『シビル・ウォー』後の世界なのでキャップの扱いが…(*´艸`*)
そしておいしい扱いのトニー・スターク…ずるいでしょ
そんなスーパーヒーローのいる世界のティーンエイジャーって感じがスクールのみんなに表れてる。
スクールライフもしっかりと描かれている点がいいね。ホームカミング~
リブートされまくりなだけにいろいろと言われることの多いシリーズかと思いますが、もうスパイダーマンユニバースとして原作やアニメのようにパラレルワールドを良しとしたらサイコーなんですよ
トビースパイディとアンドリュースパイディがトムホのもとに現れて「えっ?君は別次元のぼく?!」って共闘ですよ
このシリーズが売れに売れて実現しないかなあ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
良き隣人としてのスーパーヒーロー
瓦礫に埋もれて泣いちゃうのが、情けなくも子供っぽくていたいけ。これで誰かの助けを待っていたら正義感の強いヒーローだけど、自分で脱出しちゃうのがスーパーヒーローらしい。映画ではあまり強調されなかったから忘れてたけど、スパイダーマンは蜘蛛に噛まれて超能力者を手に入れたんでした。すっかり、アイアムマンみたいなスーツのチカラで戦うヒーローかと思ってた。少年の成長ものとして面白いし、アメコミらしい華やかさもあって、楽しかった。親友ネッドとのオタクコンビは笑えて最高だった。ヒロインのリズは色々すっぽかされても簡単に許しちゃうのが心広過ぎだなと思う。MJが意外な人だったけど、次の映画ではこっちがヒロインになるのかな?
スパイディ少年がスパイダーマンになるまで
楽しかった〜
アベンジャーズに仲間入りして、浮き足立ったスパイディが一人前に成長するまで
今までで、一番楽しくて、かわいらしいスパイダーマンだった
ヴィランのバルチャーも、100%悪というより、理解できるところもあって
全体的に親しみやすいスパイダーマンになってたと思う。
個人的には、サム・ライミ版のピーターの方が好きだけど、アベンジャーズとの絡みは面白いから、これはこれで良いんじゃないかな
かなりポップなスパイダーマン
サム・ライミ版、アメージングときてやっとマーベル・ユニバースに合流したスパイダーマン。キャラクターとしてはライミ版よりもアメージングよりもポップでひょうきん。また、ソーやアイアンマンのような純粋なヒーローものというよりは青春もの。パワーレンジャーに引き続きスパイダーマンまでも高校生青春か~。いいねえ。
しかしポップでひょうきん、かつ高校生であるがゆえに幼さが目立つ。それを自覚して成長していくのが、このスパイダーマン ホームカミング。まあ、最初から最後までずっと焦りながら戦っていたけれど。それでも精神的な成長を経てヒーローとなった彼は格好良かった。
事件の規模やアクションのキレはそこそこ。アベンジャーズ慣れしてしまったせいだろうか。でもアクションはアメージングの方がしなやかで力強かったし、ビルの間を飛び回る爽快感はライミ版が最高だった。なんというか、「ご近所の」ヒーロー感満載だった。
糸を使った超人的アクションを期待していたのだけど、そこはあまりなし。代わりにドラマパートがいい。かなりいい。高校生ピーターと悪友のネッドのやりとりがいい。若さと幼さが前面に出されて青春している。ヴィランのハゲタカ男がいい。悪いことをしているときのすごく悪い顔がたまらない。他、セクシーなメイおばさんやカースト低そうなMJとか個性豊かなサークルメンバーとか、最高!アメリカの高校生活に詳しかったらもっと楽しめただろうに。
不満点。キャプテン・アメリカ シビルウォーで初登場したので最初からスパイダーマンとして活躍しまくっている。オズボーン社で蜘蛛に噛まれるシーンはなし。自分の行いのせいでおじさんが殺されてしまうシーンもなし。これはちょっと残念ポイントだったなあ。
今までの少しダークなスパイダーマンを刷新する意図があったのだろうけど、子供のころに見たサム・ライミ版が強く心に残っているのでどうしても比べてしまう。オズボーン社が存在しているか怪しい。ゆえにハリーとの確執はない。続編で大学に上がればハリーくらいは出てくるかな。
でもアメージングの続きも見たいんだよね…。ライノさん、帰ってきておくれよ。
全519件中、321~340件目を表示