「おもしろくないわけじゃないけど。。」ちはやふる 下の句 かつさんの映画レビュー(感想・評価)
おもしろくないわけじゃないけど。。
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上の句に比べると、ちょっとトーンダウンしてしまったかな。上の句のよかった印象が引っ張られてるから、作品の総合的な印象は悪くないんですが、下の句単体で見ると意外と平凡な作品だったかなと思います。
まずは、上の句で最大の魅力だった競技カルタのシーンがずいぶんと少なくなってしまいましたね。全国大会に向けて、紆余曲折しながらも、最後は一丸となっていよいよ全国大会!否が応でも、ボルテージが上がった中で、肝心の全国大会のシーンはほとんどなし。ちょっと拍子抜けでした。個人戦ものめり込めるほどじゃなかったです。クイーンのカルタが初めて本格的に見れたのはよかったですね。今までにないない音のないカルタは見応えありましたね。結局、部長vs須藤先輩の対決はどっちが勝ったも分からずじまいでしたね・・。
千早のまわり見ずな自分の信じた道を脇目も振らず突っ走る性格は上の句でもあったから、新がカルタやめるとなったときに、千早ならそうなっちゃうよねと理解できるけど、やっぱり「もうちょっと周り見ろ!千早!」と突っ込みたくなる迷走っぷりは、見ていて痛々しく作品の雰囲気を重たくしてしまってましたね。
登場キャラは上の句とほぼ同じなので、よく言えば安定してるけど、悪く言えば目新しさがなかったですね。肉まん君の矢本悠真さんは全体通して、いいキャラ、いい演技でした!
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