ワンダーウーマンのレビュー・感想・評価
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なぜ死ぬ必要があったのか
最大の疑問は、大尉がどうして飛行機を爆破せずに乗り込んだのか。
最初は毒ガスの被害を抑えるためかと思ったが、仲間が倉庫に残った毒ガス爆弾を爆破してたのでわからなくなった。
その前のシーンではドイツ兵はまったく無警戒で飛行機の下にまで行けてたのに、そのときはなぜ何もしなかったの?
あと、彼女がぶっ飛ばしてるドイツ兵って徴兵されて国の命令で戦っていたただけで、悪者じゃないですよね。
ベルギーの町にいたドイツ兵たちは休戦になれば生き残って家族の元へ帰れたはずなのに・・・
そもそもベルギー人がドイツ人に迫害されてる描写は皆無で、無垢なダイアナが避難民の言うことを信じてしまっただけ。
そんなわけで、あの中盤の戦闘シーンも素直に楽しめませんでした。
島に上陸してきたドイツ兵は知らなかったとはいえ領地に無断侵入してきたのでいきなり殺されても文句は言えないのかもしれませんが。
アマゾネスさん、まず警告ぐらいは出しましょうよ、という気分にはなった。
☆☆☆★ 映画が始まり、最初の内は『アマゾネス』なんぞを思い出して...
☆☆☆★
映画が始まり、最初の内は『アマゾネス』なんぞを思い出してはニヤニヤしていたのだが。
何だか段々と様相がおかしくなって来た…。
中盤から終盤に近づくにつれ、「これ!やっぱり俺のアカンやつだ!」と完全に理解した。
まあ、ある程度は覚悟していたからやっぱりなんだけどね。
幾らオイラがCG嫌いとは言え。昨今のハリウッド映画にCGが必要なのは理解している。
作品の質を上げる為、より良い物を製作する為には必要不可欠だと思っている。
でもその為に【何でもあり】になってしまうのは嫌だ!
最初は生身の人間だったのに。終盤は完全に、何やってもいいだろう!状態になってしまっている。
観客がアクション場面等の際に、1番ハラハラドキドキする状態を思い出せば分かる。
例えとして1番分かり易い『ダイハード』を引き合いに出して考える。
『ダイハード』では、主人公のマクレーンは訳有って裸足で悪と対峙する。その際に敵が仲間に言う。
「ガラスを狙え!奴は裸足だ!」
かくしてマクレーンは、ガラスの破片が散らばっている中を、裸足で駆け抜ける事となる。
次のカットでマクレーンは、足に刺さったガラスの破片を、呻き声をあげながら抜き取る。
この時観客は、彼と一体になり。ガラスが刺さった時の痛みを感じながら、思わず画面を観てしまうのだ。
話を『ワンダーウーマン』に戻す。
始めは生身の女性だったのに、最後は覚醒して ハルク…って言うよりも完全に神の領域だわなぁ〜。もうハラハラなんてしないのよそうなっちゃうと(-.-;)
大体そんな事言う奴はこの手の作品を観に行くなよ!…って話ですね。ハイご名答。
まあ完全に個人的に好きか嫌いかの領域なので、気にしないで下さいね。
主演の女の子は凄く綺麗だったわ〜。
そう言えば『ローマの休日』と対比させたレビュー等が有ると聞いた。
確かにお姫様だし、真実の縄を扱ったり…と。
でも1番その雰囲気を感じたのはダンスを踊る場面だったかな。
ん?アイスクリーム?………ん?ん?
あ?そこ多分寝てたわ_| ̄|○
(2017年9月4日 イオンシネマみなとみらい/スクリーン8)
アメコミ好きとか関係なくオススメ
DC映画が遂に挽回しました!あまり期待せず見に行ったら、予想を良い意味で裏切ってくれました。これまでのDC映画の中で1番骨格がしっかりしつつ、シンプルな、満足できるヒロイン映画を見ることができました。
これまでのDCエクステンデッド・ユニバースの作品は詰め込め過ぎても、シンプルにしても、どこかからぶってる感があって良いとこもあるんだけどコレはな〜...と感じる作品ばかりでした。が、今作は色んな所に転がりつつも、主人公の心情変化に焦点を置いてたので見やすいし、ヒーロー映画にあるスカッとする感じがクライマックスにかけて味わえました。
そして意外にも他のメッセージ性もなかなか。当時の女性の立ち位置や戦争のことについても、日本との見方は違うとはいえ、ないがしろには描いてなかったのもgood job。過去作と比べたくはないのですが、「マン・オブ・スティール(2013)」でのスーパーマンとゾッドの人間に対する価値観の争いが物凄く薄っぺらい内容だったのに対して、今作はクリス・パイン扮するスティーブの言葉や戦争の悲惨さをダイアナが経験したことによって、彼女の成長や後々の答えに説得力がありました。それにしてもラスボスはありきたりな気もしなくはないですが汗。いや〜、本当に昨年のバットマンとスーパーマンの喧嘩はなんだったんだ⁉︎w
スローを活用したアクションシーンはただただカッコいい!あのテーマも相変わらずで。ただ映像はちょっと暗かったな〜。近年のDC映画のほとんどに言えることだけど。
まあ、課題もちょいちょいあるものの、アメコミを知らない女性陣も見終わっていい気分で映画館を出れるかと、思います!
最終評価は90点! さあ、次は「ジャスティス・リーグ」!
素晴らしい、の一言に尽きる
世界的な大成功にも懐疑的だったが、見応え充分でじつに面白かった。
この映画が大成功したのは、
1.アクションシーンが素晴らしく、これまでに見たSFアクション映画の
どれよりも臨場感があること。
2.ガル・ガドットという埋もれていた女優を大抜擢したこと。
3.パティ監督のワンダーウーマンに対する情熱と、蓄積してきたアイデア
4.クリス・パインが脇役に出演して、いい味を出している事。
5.静と動のバランスがよく、141分が長く感じないこと。
6.音楽が印象的で、かつ映像とのコラボが抜群に優れている事。
なかでも、ガル・ガドットの存在は重要で、これまでのクールだけのイメージから、力強い眼光の女戦士と、ある時は優しく、或いはユーモアと、バランスがとれているのがじつに良かった。
最後に、ワンダーウーマンの格闘シーンの爽快さは格別でした。
じつに素晴らしい作品です。
バトルシーンが良かった!!
主人公の見た目は最高に良いですが、中身は10歳くらいの少女という感じで面倒です。WWI参戦まで65分かかり、その後もバトルはまだかという感じで長く感じました。機関銃の弾幕を盾で防ぐシーンは痺れました。ワイスピのジゼルと言えば夜の滑走路ですが、本作でも夜の滑走路が舞台となりニヤリとしました。ラスボスは「スカイリム」のデイドラやミラークぐらい威厳があったら良かったです。一応お前だったのかよ!というオチにして映画らしくなっていますが元々印象が弱い人物でしたし、ドイツ軍の中に宿敵がいるのは主人公の妄想なのではという印象で進行していたと思うので、ご都合主義な展開でした。ドイツの科学は世界一ィィ要素も物足りません。怪力を活かしたバトル自体は良いですが、ラストはただのスーパーサイヤ人でした。故郷のサブキャラに思い入れができる前にスロー演出で死んだりするのはそんなシリアスに感じず微妙でした。年初に女性参政権をテーマにした「未来を花束にして」を観ましたが、「モンスター」の女性監督なのに女性が虐げられている時代だという描写も弱いです。バトルまでのテンポが悪く中途半端なロマンスもあり、ストーリーも全然熱くなれなくて残念でした。
ワンパターンになりつつあるコミック原作映画
ワンダーウーマン
2017年82本目の劇場鑑賞。
IMAX3Dで鑑賞。
第一次世界大戦下を舞台に、
世界から隔絶した女性だけの島に生まれ育ったワンダーウーマンことプリンセス・ダイアナが、
ある事件をきっかけに島を飛び出し、
世界を救うために獅子奮迅の活躍をするさまを、
初めて接する男社会での摩擦が生み出すユーモアを織り交ぜつつ、
美しく凛々しい華麗なアクションとともに描き出す。
2016年に公開された「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で、
あの病み付きになる音楽と共に鮮烈デビューを飾った最強の美女戦士の映画がやっと公開。
141分と言う長尺にも関わらず、
最後まで楽しむことができました。
ワンダーウーマンことプリンセス・ダイアナがとにかく美しい。
でも、
ワンダーウーマンが元は粘土の人形だったのにはビックリ。
本作はダイアナがどこからやってきたのか、
いかにしてワンダーウーマンになったのか、
彼女の知られざるストーリーが描かれていました。
ワンダーウーマン役ガル・ガドットがハマり役過ぎなのも良かった。
次回のジャスティス・リーグでの活躍も楽しみ。
予想以上によかった
娯楽映画としては充分
説得力がない
総督を殺っても事態は変わらないというのを強調してたけど、実際ストーリーの中では総督が独断で他の幹部の意思から背いて爆弾を揃えてたし、総督を殺るのはマストだろ、この小規模なストーリーでは。って感じで最もらしい台詞を並べているが中身が伴っていない、どこかで聞いた綺麗事を聞かされているだけな気分になって説得せいを感じなかった。
最後人間に希望を見出だすのも言葉で丸め込んでるだけで展開に中身がない。
毒ガス弾頭も倉庫で爆発しまくってるのに仲間が結構倉庫近くにいるしご都合に甘えすぎて、ちょっとはご都合からだっきゃくする努力しろよ、と感じた。
あと気になったのは島の女はどうやって交配してるのか、その辺のディテールも弱い。そういう部分からワンダーウーマンの現実感がさっぱり湧いてこない。所詮は漫画だからっていう逃げ口を作って製作するなら漫画でいい
期待してたものの…
愛と勇気の美女戦士
ワンダーウーマンの存在を初めて知ったのは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を観た時でした。
初めて観た時は「なんなんだこの強いキャラクター!」ってバットマンもスーパーマンも霞んでみえた記憶があります。
予告を三石琴乃さんが担当されてましたが美少女戦士が美女戦士を紹介するのはやっぱり狙ってたのかな?
幼いダイアナは子供ながらに大人たちと同じように訓練したくてうずうずしている様子が可愛らしかったですね。
アマゾン族があの島で訓練している光景は、女版スパルタ人って感じで『300 スリーハンドレット』を思い出してました。
外の世界と隔離されているという島の設定も面白かったです。
島に攻め込んできたドイツ軍を撃退するアマゾン戦士達はかっこよかった。
銃に対して弓や剣では無謀とも思える戦いだけど、その鍛え抜かれた肉体をつかい果敢に挑む姿は素敵だった。
中でも女王姉妹の連携プレイは痺れましたね。
女性が力強く戦ってる姿は妙に惹かれるものがあります。
ダイアナは美貌と強さを兼ね備え、更に隔離された島の中でしっかりと教育も受けていて博識で多数の言語を使いこなすなんて、完全無欠でとても魅力的なキャラクターでした。
隔離された世界で色んな言語を話せるというのは最近観た『はじまりへの旅』の子供たちの様だなと思いました。
ワンダーウーマンで象徴的なアクションが銃弾を籠手ではじく姿だと思うのですが、囲まれて至近距離で銃弾をさばいていく姿はまるで『リベリオン』のガン=カタの様でアクションが最高でした。
前線でも圧倒的な強さは勇ましくカッコよく、このまま肉弾戦メインなのかなと思ってましたが後半はアレスとの更に壮絶なバトルが待っていてこちらも楽しめました。
基本はアクションメインでしたが要所要所でジーンと来るシーンもありましたね。
スティーブが爆弾をのせた飛行機に乗り込んでいった時は、この後どうするのかと思ったけど、、、
どんどん上空に上がって行って銃を構えた時に、ちょっと鳥肌が立ってしまいました。
あそこは少しうるうる来てしまいましたね。。。
ストーリーとしては回想という形で幼い時からのダイアナの生い立ちが描かれていて強さだけでなく純粋な面もわかりやすく描かれていたと思います。
現代のワンダーウーマンの活躍もみてみたいですね。
今あの島はどうなってるんだろう?お母さんはまだ生きてるのかな?
前評判に偽り無し。
初日にMX4D吹き替え版で、昨日2D字幕版を見てきました。海外でも大絶賛ということで、ちょっと疑っていましたが、本編を見て嘘じゃなかったと確信しました。
本作の見所はなんといってもワンダーウーマンの魅力に尽きるでしょう。華麗でダイナミックなアクションを見ただけで、本作を見て良かったと心から思えました。
アクションシーン以外では、嬉しそうにアイスクリームを食べる時のお茶目な仕草や人類に絶望した時の切ない顔など、様々な表情を見せてくれるのも大きなポイントですね。
そんなワンダーウーマンを演じるガル・ガドットはとにかくハマリ役の一言で、アメコミキャラとしてはアイアンマンことトニー・スタークを演じたロバート・ダウニー・Jr以来のハマっりぷりじゃないでしょうか。
サブキャラも全員いい味出していましたし(特にドクター・ポイズンことマル博士)、メインヴィランであるアレスもコミックに忠実なデザインでバトルもしっかりあって、特にワンダーウーマンがトドメの一撃を放つ際には心の中で「いけ~!」って叫んでしまいました。
そんな本作の欠点は中盤がやや長いこと、できればちょっと削ってもう少し早くワンダーウーマンのアクションを見せて欲しかったですね。
11月公開の『ジャスティス・リーグ』、そして絶対にリリースされるであろう「エクテンデッド・エディション」など、これからもワンダーウーマンの活躍から目が離せません。
ちょっと長い部分もありますが、見た後は満足感を得られること間違いなしの作品なので、興味のある方は是非劇場でご覧になってください。
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