ワンダーウーマンのレビュー・感想・評価
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素晴らしい、の一言に尽きる
世界的な大成功にも懐疑的だったが、見応え充分でじつに面白かった。
この映画が大成功したのは、
1.アクションシーンが素晴らしく、これまでに見たSFアクション映画の
どれよりも臨場感があること。
2.ガル・ガドットという埋もれていた女優を大抜擢したこと。
3.パティ監督のワンダーウーマンに対する情熱と、蓄積してきたアイデア
4.クリス・パインが脇役に出演して、いい味を出している事。
5.静と動のバランスがよく、141分が長く感じないこと。
6.音楽が印象的で、かつ映像とのコラボが抜群に優れている事。
なかでも、ガル・ガドットの存在は重要で、これまでのクールだけのイメージから、力強い眼光の女戦士と、ある時は優しく、或いはユーモアと、バランスがとれているのがじつに良かった。
最後に、ワンダーウーマンの格闘シーンの爽快さは格別でした。
じつに素晴らしい作品です。
バトルシーンが良かった!!
主人公の見た目は最高に良いですが、中身は10歳くらいの少女という感じで面倒です。WWI参戦まで65分かかり、その後もバトルはまだかという感じで長く感じました。機関銃の弾幕を盾で防ぐシーンは痺れました。ワイスピのジゼルと言えば夜の滑走路ですが、本作でも夜の滑走路が舞台となりニヤリとしました。ラスボスは「スカイリム」のデイドラやミラークぐらい威厳があったら良かったです。一応お前だったのかよ!というオチにして映画らしくなっていますが元々印象が弱い人物でしたし、ドイツ軍の中に宿敵がいるのは主人公の妄想なのではという印象で進行していたと思うので、ご都合主義な展開でした。ドイツの科学は世界一ィィ要素も物足りません。怪力を活かしたバトル自体は良いですが、ラストはただのスーパーサイヤ人でした。故郷のサブキャラに思い入れができる前にスロー演出で死んだりするのはそんなシリアスに感じず微妙でした。年初に女性参政権をテーマにした「未来を花束にして」を観ましたが、「モンスター」の女性監督なのに女性が虐げられている時代だという描写も弱いです。バトルまでのテンポが悪く中途半端なロマンスもあり、ストーリーも全然熱くなれなくて残念でした。
ワンパターンになりつつあるコミック原作映画
ワンダーウーマン
2017年82本目の劇場鑑賞。
IMAX3Dで鑑賞。
第一次世界大戦下を舞台に、
世界から隔絶した女性だけの島に生まれ育ったワンダーウーマンことプリンセス・ダイアナが、
ある事件をきっかけに島を飛び出し、
世界を救うために獅子奮迅の活躍をするさまを、
初めて接する男社会での摩擦が生み出すユーモアを織り交ぜつつ、
美しく凛々しい華麗なアクションとともに描き出す。
2016年に公開された「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で、
あの病み付きになる音楽と共に鮮烈デビューを飾った最強の美女戦士の映画がやっと公開。
141分と言う長尺にも関わらず、
最後まで楽しむことができました。
ワンダーウーマンことプリンセス・ダイアナがとにかく美しい。
でも、
ワンダーウーマンが元は粘土の人形だったのにはビックリ。
本作はダイアナがどこからやってきたのか、
いかにしてワンダーウーマンになったのか、
彼女の知られざるストーリーが描かれていました。
ワンダーウーマン役ガル・ガドットがハマり役過ぎなのも良かった。
次回のジャスティス・リーグでの活躍も楽しみ。
予想以上によかった
娯楽映画としては充分
説得力がない
総督を殺っても事態は変わらないというのを強調してたけど、実際ストーリーの中では総督が独断で他の幹部の意思から背いて爆弾を揃えてたし、総督を殺るのはマストだろ、この小規模なストーリーでは。って感じで最もらしい台詞を並べているが中身が伴っていない、どこかで聞いた綺麗事を聞かされているだけな気分になって説得せいを感じなかった。
最後人間に希望を見出だすのも言葉で丸め込んでるだけで展開に中身がない。
毒ガス弾頭も倉庫で爆発しまくってるのに仲間が結構倉庫近くにいるしご都合に甘えすぎて、ちょっとはご都合からだっきゃくする努力しろよ、と感じた。
あと気になったのは島の女はどうやって交配してるのか、その辺のディテールも弱い。そういう部分からワンダーウーマンの現実感がさっぱり湧いてこない。所詮は漫画だからっていう逃げ口を作って製作するなら漫画でいい
期待してたものの…
愛と勇気の美女戦士
ワンダーウーマンの存在を初めて知ったのは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を観た時でした。
初めて観た時は「なんなんだこの強いキャラクター!」ってバットマンもスーパーマンも霞んでみえた記憶があります。
予告を三石琴乃さんが担当されてましたが美少女戦士が美女戦士を紹介するのはやっぱり狙ってたのかな?
幼いダイアナは子供ながらに大人たちと同じように訓練したくてうずうずしている様子が可愛らしかったですね。
アマゾン族があの島で訓練している光景は、女版スパルタ人って感じで『300 スリーハンドレット』を思い出してました。
外の世界と隔離されているという島の設定も面白かったです。
島に攻め込んできたドイツ軍を撃退するアマゾン戦士達はかっこよかった。
銃に対して弓や剣では無謀とも思える戦いだけど、その鍛え抜かれた肉体をつかい果敢に挑む姿は素敵だった。
中でも女王姉妹の連携プレイは痺れましたね。
女性が力強く戦ってる姿は妙に惹かれるものがあります。
ダイアナは美貌と強さを兼ね備え、更に隔離された島の中でしっかりと教育も受けていて博識で多数の言語を使いこなすなんて、完全無欠でとても魅力的なキャラクターでした。
隔離された世界で色んな言語を話せるというのは最近観た『はじまりへの旅』の子供たちの様だなと思いました。
ワンダーウーマンで象徴的なアクションが銃弾を籠手ではじく姿だと思うのですが、囲まれて至近距離で銃弾をさばいていく姿はまるで『リベリオン』のガン=カタの様でアクションが最高でした。
前線でも圧倒的な強さは勇ましくカッコよく、このまま肉弾戦メインなのかなと思ってましたが後半はアレスとの更に壮絶なバトルが待っていてこちらも楽しめました。
基本はアクションメインでしたが要所要所でジーンと来るシーンもありましたね。
スティーブが爆弾をのせた飛行機に乗り込んでいった時は、この後どうするのかと思ったけど、、、
どんどん上空に上がって行って銃を構えた時に、ちょっと鳥肌が立ってしまいました。
あそこは少しうるうる来てしまいましたね。。。
ストーリーとしては回想という形で幼い時からのダイアナの生い立ちが描かれていて強さだけでなく純粋な面もわかりやすく描かれていたと思います。
現代のワンダーウーマンの活躍もみてみたいですね。
今あの島はどうなってるんだろう?お母さんはまだ生きてるのかな?
前評判に偽り無し。
初日にMX4D吹き替え版で、昨日2D字幕版を見てきました。海外でも大絶賛ということで、ちょっと疑っていましたが、本編を見て嘘じゃなかったと確信しました。
本作の見所はなんといってもワンダーウーマンの魅力に尽きるでしょう。華麗でダイナミックなアクションを見ただけで、本作を見て良かったと心から思えました。
アクションシーン以外では、嬉しそうにアイスクリームを食べる時のお茶目な仕草や人類に絶望した時の切ない顔など、様々な表情を見せてくれるのも大きなポイントですね。
そんなワンダーウーマンを演じるガル・ガドットはとにかくハマリ役の一言で、アメコミキャラとしてはアイアンマンことトニー・スタークを演じたロバート・ダウニー・Jr以来のハマっりぷりじゃないでしょうか。
サブキャラも全員いい味出していましたし(特にドクター・ポイズンことマル博士)、メインヴィランであるアレスもコミックに忠実なデザインでバトルもしっかりあって、特にワンダーウーマンがトドメの一撃を放つ際には心の中で「いけ~!」って叫んでしまいました。
そんな本作の欠点は中盤がやや長いこと、できればちょっと削ってもう少し早くワンダーウーマンのアクションを見せて欲しかったですね。
11月公開の『ジャスティス・リーグ』、そして絶対にリリースされるであろう「エクテンデッド・エディション」など、これからもワンダーウーマンの活躍から目が離せません。
ちょっと長い部分もありますが、見た後は満足感を得られること間違いなしの作品なので、興味のある方は是非劇場でご覧になってください。
肉体美
戦争映画とSF映画
『バイオニック・ジェミー』と勘違い
小学生の頃テレビでやっていた金髪美女が活躍するヒーローモノだと思っていたが、どうも記憶が混濁していたようで・・・
そういえばよくアメリカ雑貨扱ってる店とかでやけにおばさんチックで星条旗がデザインされた野暮ったいパンツ履いてる勇ましいフィギュアやイラストを見かけたことがあって、あのキャラなんだと、日本では馴染みの薄いヒーロー(ヒロイン?)ではある。
バットマンシリーズ、それもクリストファーノーラン版を愛して止まない自分とすれば、この世界観を帯びているDCコミックや配給元のワーナーブラザーズに肩入れしたくなる。何せ、ライバルであるマーベルが大成功を収める『マーベルシネマティックユニバース』に対抗する形でDCも『DCエクステンデッドユニバース』なる企画で追随したい状況であるから、そういうことならば応援してやろうと。
とはいえ、元々そんなにアメコミは絵柄が得意ではない。勿論映画は実写なので、画とは関係無いのだがその世界観がどうなるのか、とハードル低めで鑑賞。勿論、『スーパーマンVSバットマン』を鑑賞済であり、その中でもう件のヒーローはクールに活躍していたからそんなに違和感はなく鑑賞できた。冒頭のルーブル美術館で学芸員として働いているという設定であるダイアナ宛にウェイン産業から届け物が贈られる。古い写真の原版には第一次世界大戦時でのダイアナが他の仲間と一緒に映っている。そしてそこから一気に物語へと突入。今までのバットマンやスーパーマンと違ってこちらはギリシャ神話に端を発する世界観だから、オリュンポス十二神やアマゾネスから繋がるファンタジーだ。日本の漫画でもこの手の題材は多いからそんなに違和感を感じない。
テーマは『信じる』。まぁ丁度24時間TVと同じ時期での上映だからか、タイミングも奇跡的である。
いろいろとストーリー展開もいかにもハリウッド的であるし、アクロバティックな話でもない。純粋にヒーロー戦記モノを踏襲しているのだから、穿った見方をしても仕方がない。それよりも今作品に於いての一番の注目はやはり主役を演じた『ガル・ガドット』の美しさに尽きるといってもよい。まぁ、自分とは同じ人間じゃないその容姿でのあのアクションは、映画だけにしか存在しえないものだな。
次から次へとほんと、美男美女ってのはいるもんだね。
快楽
強くて美しい天然美女戦士、“最強美女戦士”という言葉がこれほどまでに偽りなく当てはまるのも凄い。
ガル・ガドットは本当に女神のように美しくて惚れ惚れしました。
しかし中身はいつものDC映画で、後半の戦闘はドラゴンボール。
ネタバレになるからあまり言えないが、単純に「VS人間」で良かったんじゃないかな、後半あんなワケわからんやつ唐突に出さなくても。
その方が主題にも合ってた気がする。
そして超肝心の戦闘前のイチャラブシーンですよ。
快楽全書全12巻を読破した下りから「快楽は男なしでも得られる」「それは違う」という会話があったんだから、キスで終わったのか性的快楽を得られる行為まで行ったのか、そこはキッチリ情報を与えてくれないと、というよりジックリネットリ行為を描いてくれないと困るよ。
“男に初めて会ったドジッ子美人”という最強の設定があるんだから、もう少しお色気要素を全体的に増やしてほしかったですよほんとにもう。
でも、全てを黙らせるガル・ガドットの美しさに大満足でした。
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