「可愛らしく美しくカッコイイ」ワンダーウーマン テツさんの映画レビュー(感想・評価)
可愛らしく美しくカッコイイ
前半はどうなるかと思ったけど面白かった!
IMAXで見たので、前半の島の戦士たちの訓練してる姿がものすごく浮いて見えたので大丈夫かなぁと思っていたが、全然OK!
ダイアナもアレスのせいだ!と信じている痛い子(島から出ていないので仕方ない)で大丈夫かなと思っていたが、大丈夫だった(ラストはそういう展開になるし)
というわけで前半はそういった面が強いのでなかなか見ているのも忍耐がいるのかも(ここで折れたらいけない)
島から人間世界へと踏み出したダイアナのトンチンカンな感じを愛おしく見守る場面であり、ガルガドットの美しさを味わう場面(まあ美人だよねぇ、ファンになりました笑)
前半はかなり心配だったし、アクションシーンが来ないしとか思ってたけど、戦場に立ってからの怒濤のアクション!
兵士をバッタバッタとなぎ倒す姿がカッコイイ!(そしてあの音楽!)
剣、盾、縄のアクション全てが格好良くて最高!
そして最後のラスボス(怪しい感じはしてたけどああいう形で出るとは…)との超人決戦は大迫力で凄まじい(どっかの本で言ってたが暗いシーン多いよねDC)
ダイアナが人間世界で人間の愚かさや醜さを垣間見るのと同時に人間の愛おしさや優しさ、愛を知り成長していくストーリーとも言えるし、一種の戦争の愚かさを伝える映画でもあるのかな?
ラブストーリーもクドくない程度に入り王道コースだろう。
スティーブの最後の男気、素晴らしい!
まあ、過去話ということだがダイアナがこの後バットマンと絡むまでどう過ごしていたのかは謎(BvSでも語ってないよね?ウェインって出たのは良かったけど)
ちょいちょいツッコミ処はあっただろうけどそれを吹き飛ばすアクションとカッコ良さと美しさで大満足でした!
追記(他の人レビューを参考に)
争いが終わらない辺りのそれが人間なんだ!という台詞はメッセージ性もあったかもね
色々読んでると「世界はヒーロー一人では救えないし変わらない」とか「人間世界はそう簡単には変わらない」みたいなストーリーになるかと思いきやラスボスはしっかりいらっしゃる。この辺は難しいさじ加減になるだろうし、人によって評価は分かれる。そこで終わらすとどこか暗いイメージだし盛り上がりにも欠ける。しかし…みたいな
今回は最後も盛り上げ持ってきた(そこでも葛藤を誘惑する展開あったからまあ良かったけども)
とりあえず格好良かったので('-^*)okじゃね?