スーサイド・スクワッドのレビュー・感想・評価
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ハーレイ・クインのチャーミングさとエンチャントレスの神々しさが圧倒的
バットマン他DCコミックスのヒーロー達によって投獄された悪党達が減刑と引き換えに謎の敵に戦いを挑む”自殺部隊”に参加させられるという話。予告で投入されるビジュアルとサントラからかなりキッチュなアクション映画を想像していましたが、全然違いました。
元軍人であるデイヴィッド・エアー監督は『フューリー』と『サボタージュ』でアクションシークェンスをリアルな質感で描いていましたが、こちらは逆に徹頭徹尾荒唐無稽で正直物足りず。各キャラの立て方もバランスが悪く、ジョーカー役のジャレッド・レトの怪演も今一つ活かせてない感じ。クライマックスも正直『ゴーストバスターズ』とカブっているかのような既視感。それでもマーゴット・ロビー扮するハーレイ・クインの予想を軽く凌駕したキュートさで、ジョーカーを想う一途さと逆境においても天真爛漫を捨てない気丈さに完全に心を奪われました。そして意外だったのはカーラ・デルビーニュ扮するエンチャントレスの神々しさ。彼女をほとんど予告に出していない理由に思わず膝を打ちました。
ハーレイ可愛い
※英語での鑑賞のため、理解がそこそこです。言ってること間違ってるかも。ごめんなさーい。
楽しかった!最後のエンチャントレスとの戦いね。複数人VS瞬間移動能力あるやつっていうのを上手く魅せていました
及第点ながらDCの現状からすると・・・
昔からなんか個人的なイメージとして、DCは全日プロレス、Marvelは新日っていうのがあって、このBvSや今作にしても実力・ポテンシャルは拮抗しているはずがDCはなぜか地味という。
それはさておき、スーサイドスクワッドはBvSに反して期待はしていたのですが・・・。
なんというか、ビュッフェレストランに来て、最初はテンション高く美味しく料理を食べていたのに、欲張り過ぎて途中から何食べてるのかも分らなくなり、楽しくなくなっていくのに似た感覚。
確かにツッコミ所はそれなりにあるものの、部分部分を切り取って観れば娯楽作として十分に面白いのですが、詰め込み過ぎ。
中ダレしないテンポではあるけど、ペラペラで雑な印象でした。
ストーリーとしても、ヴィランが主役という構造上それを上回る敵が必要となるのに、ここが致命的に弱い。そのため、根本的な部分が描き切れず、主役ヴィランが全然悪そうでないし、本来未知の敵と政府との三すくみ的な構図となるべきが、この骨格がフニャフニャなのでいくら肉付けしてもプロットが成立しません。
ジャレッド・レトは頑張っていたけど、やはりもはや伝説と化したヒースレジャー=ジョーカーを意識している様な雰囲気もあり、ジョーカーの気味の悪い異常性がちょっとわざとらしく感じました。
絶対に関わりたくないと思わせる、レジャーの滲み出る狂気を超えるのは難しいですよね。レトジョーカーは決して悪かった訳ではないので、今後に期待。
ウィル・スミスは、最近の出演作からすれば良かった方ですが、そもそもベビーフェイスでヴィランキャラを演じるのはきつかったか。
マーゴット・ロビーのハーレイクインは可愛かったです。オリジナル衣装のシーンもあり。
他のキャラは・・・。
頭数要員となってしまっていたのが残念。一応見せ場が無い訳ではないのですが。
冒頭のキャラ紹介から捕まる経緯までは、個人的にすごく良かったと思います。
前述のビュッフェの例えで言えば、気に入ったものをしっかりチョイスして、ペースを考えながら食べれていれば、おいしい映画になったのに、もったいないなぁというのが感想です。
クレジットロール前におまけシーンあり。
彼はDCワールドのロバートダウニーJrになれるのか。
そして来年のジャスティスリーグは大丈夫なのか。
世界観が良く分からない
全体的に如何にも無理矢理作りました感が強く、
「これは幻だ!」なんて言われなくても、
なかなか没入出来ずに覚めたまま見ていた(苦笑)
キャラの描き方とか展開はまぁいいんだけど、
どのキャラも個性が中途半端な感じがする。
デッドプールもR18の割にイマイチだったが、
もうちょっと強烈で過激な個性を出して欲しかった。
とってもアメリカらしい脳みそが筋肉で出来てます映画。
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