劇場公開日 2016年9月10日

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「バットマンはどこに・・・」スーサイド・スクワッド colt45SAAさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0バットマンはどこに・・・

2020年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

DCコミックの悪役が、減刑を条件に命懸けのミッションに挑む話・・・
昔読んだ漫画「ワイルド7」みたいなお話。つまり悪が悪を葬るってシチュエーション。
確かにくだらないって言ったらその通りだけど、ジャレッド・レト演じるジョーカーは今迄のジョーカー像にちょっとヒネリがあり個人的には好印象。その愛人で元精神科医のハーレ・クイーン(演じるのは「アイ・トーニィア」のマーゴット・ロビー)が元気にブチ切れてて楽しい。
お話はそんなDCコミックではお馴染みの(自分はDCコミックの熱烈なファンではないのでよく知らないが・・・)スーパーマンが死んだ後(スーパーマンって死ぬんだ・・・)世の中の治安を守る為、ヴィランが集結して巨悪に立ち向かうというお話。
ただ、この悪役達はそう簡単に権力に伏さないのは当然。
そこで紆余曲折が生じながらラスボスの「魔女」と対決していく・・・・

てか、その「魔女」を召還したのは、「スーサイド・スクワッド」を結成した高官自身で、しかもこの「魔女」の弱点である「魔女の心臓」を握った為に自身が狙われる事に・・・・

間抜けだよね。フツーにそう思う。
この高官に対してはあまりいい印象を残さない。なんだか自分さえ良ければ的な感じ。
また、ウイル・スミス演じる狙撃の名手「デッドショット」は悪人でありながら、娘の事で頭が一杯な良い父親。なんとなく矛盾してるんだが・・・ウイル・スミスってそんな役が多いなぁ・・・

その魔女が巣食う「ミッドウェイシティ」の地下鉄での光景はなぜか「ゴーストバスターズ」を彷彿させる。そうシガニー・ウィーバー演じるパンクヘッドのゴーストを思い出す・・・・

んなわけで、スーパーマンが死んだ後の世界だけど、デッド・ショットを捕獲したバットマンは何したたの?
とツッコミどころ満載だけれども、ハーレ・クィーンの活躍が良かったので、そこそこ楽しめた。

colt45SAA