劇場公開日 2016年9月10日

  • 予告編を見る

「惜しい」スーサイド・スクワッド Malcoさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5惜しい

2018年9月4日
iPhoneアプリから投稿

全てが惜しいですね。配役ミスもストーリー性もミスですし、全てがなにか欠けてますね。

特にウィル・スミスの配役は完全にミスだと思います。
スーサイドスクワッドとは、ヴィラン(悪役)の寄せ集めで世界を救うというものなのですが、ウィル・スミスは完全にいい人にしか見えなくて、悪い人に見えないのがもったいなかったですね。
なんていうかな、、悪者の寄せ集めならもっとクズさを前面に押し出しながら戦ってもいいように思います。

なんか味方を助けたり、助けるために死んだり、そういうのは悪役なら必要ないかと。
自分さえ生き延びればいい、といったエゴのような悪を期待していたので、全員結局いい人で残念でした。

ジャレッド・レトのジョーカーに関しては、ヒース狂の私に言わせると、カッコ良く作りすぎた感じがして少し違和感でした。
ジョーカーというのは、カリスマ性のある格好良さはもちろん必要なのですが、それ以上に圧倒的な悪と、狂気性がないといけないと思います。
レトのジョーカーはかっこいいサイコ、なだけがして、本当の恐ろしさ、を出せていないと思います。
ただの頭のおかしな奴、というくらいです。そこが何というか、、物足りなかったです。
ベースは悪くないのに、、もったいない。

Malco