「このモヤモヤ、どうしたらいいんだろう?」スーサイド・スクワッド しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
このモヤモヤ、どうしたらいいんだろう?
クリックして本文を読む
DCエクステンデッド・ユニバース第3作。
"スーサイド・スクワッド" シリーズ第1作。
Blu-ray(エクステンデッド・エディション)で2回目の鑑賞(字幕)。
原作コミックは未読。
前2作品とは作風が打って変わってノリの良いポップな感じに変化していた。シリアスな雰囲気とダイナミックなアクションがマッチしていないと云う不評を受けての方針転換なのかもしれないが、実際功を奏しているように感じた。
超豪華な実力派キャストが集結しているのが素晴らしい限り。ユニバース始まって以来の豪華な布陣ではないかしら?
バットマンやフラッシュもカメオ出演しているから、オールスター映画と言っても過言では無いレベルだなと思った。
ハーレイ・クインの魅力にイチコロ。セクシーで、超かわいい。イカレ具合も絶妙で、ジョーカーへの一途さに泣けた。
褒められるのはこれくらい。アクションは確かに見応えがあり。バラバラだったチームが結束し敵と戦うと云う主題は白熱するものがあったが、かなりモヤモヤが残った。
敵が強過ぎたからかも。特殊能力を持つキャラは少数で、それ以外は戦闘能力が高いだけの普通の人間。だから全然敵わない。その割には勝ち方があまりにも呆気無い。
悪をもって悪を征す的考えでチームを結成すること自体、そうしないといけない理由が今ひとつ理解出来なかった。ポップに方針転換をしても、脚本が伴っていない印象である。
※修正(2024/07/10)
コメントする