「DCEUの黒歴史」スーサイド・スクワッド 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
DCEUの黒歴史
Lookの見栄えが先行して蓋を開けたら側だけに力を入れたような、何たら部隊的な戦争アクション映画的内容のジャンルに冷めてしまう。
やたらと無駄に使う音楽にBGMとしての役割以上に場面ごとの効力もなく、監督のデヴィッド・エアー自体に拘りやセンスがないように思われる。
ジャレッド・レトが演じたジョーカーは見た目と雰囲気のみが先行した存在感で、ジャック・ニコルソンにヒース・レジャーやホアキンの足元にも及ばない所詮はプリンちゃんでしかない為体。
キャラだけは逸品で人気にも火が付いたマーゴット・ロビーのハーレイ・クインは本作に於ける唯一の成功例、バットマンの役を引き受けたにしてもベン・アフレックの出演がシリーズとして強引にも取れる雑な扱われ方に彼自身が損をしているようにも。
ジョーカーとハーレイ・クインのカップルに絡む軍政府やヴィランたち、そしてバットマン、そんな逃避行モノ恋愛映画にでもした方がウケたかも!?
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