「世界救わなくていいって!」スーサイド・スクワッド Mt.ブルーさんの映画レビュー(感想・評価)
世界救わなくていいって!
期待していた映画でした。・・・
感想は・・・微妙!惜しい!
脚本が悪いのか、編集が悪いのか?
本当キャラクターは良いのです。が!
ストーリーがもう!
だらだら延々と戦ってるだけ。
撮りたい画をまず撮って、それにストーリーを付け足したという感じ。
だから、画は良いんです。
話としてスーパーマン級の敵が出てきた場合に備える為に極悪人を集めようとします。しかし集めたのが犯罪者だけ、特殊能力を持っているのが皆無。(いるにはいるんですが、ネタバレになるので触れません)
人類抹殺しようとする今回のラスボスがスーパーマン級の力を持っているメタヒューマン、これをスーサイドスクワッドが倒すのですが倒し方が(苦笑)
これは、「バットマンVSスーパーマン」でも思ったのですがパワーバランス悪すぎ!このメンツじゃスーパーマンに勝てませんよ(笑)政府高官の黒人女性も何故このメンバーにしたのか?
今回ポスターやグッズがPOPな感じのデザインが多いのですが、作風はやはり
「バットマンVSスーパーマン」に合わせるようにシリアス風(何とか軽い感じを出そうとしているのがジョーカーやハーレークイン)なので、ばか騒ぎのイメージで観ると違和感があるかと。
要は、バットマンの世界観がベースになっているとスーパーパワーが浮いてしまうですよね。今後どうやって整合性取ってくのか。
だから、今回も敵をテロ組織くらいにしておけば、まだバランスも良かったと思うのですが、やたら派手な画で世界救おうとするからおかしな事に。
見終わった後の感想が、悪役ジョーカー、ハーレークイン、デッドショットの「バットマン」で良くね?(笑)