「何のために」スーサイド・スクワッド こうさんの映画レビュー(感想・評価)
何のために
何のために戦っているのか、途中でわからなくなってくる。
DCコミックの悪役が登場する本作。序盤の各キャラクターの紹介シークエンスはテンポもあって楽しめる。ある仕掛けで、戦わざるを得ない設定も納得できる。
しかし終盤、その仕掛けが無くなった後、彼らが戦う動機を改めて考え出すと、「この人たち何やってんだろ?」状態に陥る。裏側も知ってる観客の目線だから分かることだが、彼らが戦う本当の目的は結局上のケツをふかされるパターンだから、何というか、「戦ってる世界が閉じてる」感じがする。
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