「怖いのはアメリカ軍」エクストラ テレストリアル odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
怖いのはアメリカ軍
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タイトルのExtraterrestrialは地球外生命体、かのスピルバーグの名作E.T.と同じだが出てくる宇宙人は典型的な細身のグレイタイプだから怖さもない。予算絡みもあるのだろうが怖がらせるのはCGではなく赤色の閃光ばかり、尺稼ぎは若者たちのバカ騒ぎ、多少のホラーっぽいエイリアンの襲撃シーンはあるけれど、人間側も銃を撃つのだからやられても仕方ないが愛犬の惨殺死体迄見せなくてもよいでしょうに・・。
元ベトナム帰還兵のトラヴィスが言うことにはエイリアンと米国政府はロズウェル事件以来、密約を結んでおり、拉致程度には目をつぶるかわりに戦争はしないということらしい、UFOに拉致されたカイルとエイプリルの恋人カップルはエイリアンの情けなのか地球に戻され、助かったと喜んだのも束の間、アメリカ軍に殺される、どうやら証拠隠滅らしい。なんと怖いのはエイリアンでなくアメリカ軍という飛んでもないカナダのエイリアンアブダクションを題材にしたB級SFでした。
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